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春の陽気で

  • 春の陽気で
朝の冷え込みから、陽が昇ると気温はぐんぐんと急上昇。
春到来を思わせる陽気になった15日。

鼻と喉の風邪なのか、あるいは花粉症のようなものなのか、よくわからないのだがここ数日続いている。
それほど重症でもないのだけれど、なかなかスカッと治りきらない。


南の廊下側の、サッシと雪囲いの間に入り込んで猫が日向ぼっこ。
今年は初めて見る姿である。
風が当たらないこの場所は、猫たちにとってとても気持ちの良い場所らしい。



気分をリフレッシュしたところで、月末に控えるお寺の行事「大般若法会」にモードを変えてゆく。

国道121号から天元台方面も、もちろんスカッと晴れ上がっている。
これから天元台はいいだろうなぁ。



お猿さんたちも陽気に誘われたのか、群れで国道を横断してゆく。
退避所に車を停めて見ていると、次々と車が来るにもかかわらず20~30頭ほどが、沢側から山側の墓地の方へ渡った。
通行する車の方がスピードを緩めたり避けたりしている。
あれだと、車にはねられかねないような無茶な横断をする猿もいるようである。



日没は18時過ぎぐらいまで伸びた感じ。
ただし、山地の方に来ると早目に日が沈んでしまうところもある。
お寺から1kmほど米沢側の潜清水(くぐりしみず)地域もそう。
西側がに山を背負って家が建っているため、早々に陽が沈む。
そこから市街地を眺めるとまだまだ陽が当たっており、なかなか陰影の面白い風景になる。

一日家々を訪ねて歩いていると、いつもコミセン等でお世話になっているM姉さんに「あれ、コミセンでアラサワくんが会議さ来ないなぁ」って言ってだっけよ!と言われる。

#$%&~*?<¥…☆!
忘れてた。。。
(>_<;
パンフ編集の会議、業者さんとする予定だった…。

リフレッシュ、効きすぎたのか、効かなかったのか(^^;
慌てて行くものの、会議はほぼ終盤・・・。
いやはや、ゴメンナサイなのでした。

春のようであります、やっぱり。
2013.03.16:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

リフレッシュ

  • リフレッシュ
3月の月半ば、また週半ばの水・木曜日に、休みをいただいて庄内の古湯「湯田川」へ行ってきました。

新年度になる前に、家族でちょっと遠出して休暇を過ごしてみようということになったのです。
思えば、小さな子を連れて泊まりで(実家以外に)お出かけするのは初めて。
それも温泉。

湯田川は、孟宗汁で有名です。
けれどもこれは四月下旬にならないと無理ですけどね。
今は閑散期ということで、小さい子を連れてゆくには、あまりこむ時期よりも良いと思いました。

県内で3番目に古い温泉で、開湯1300年になるそうです。
臭いや色に癖のない、さっぱりしたお湯ですが、湯量も豊富ですし、ゆっくりとお湯に浸かってきました。



娘にとっては、自動車で長い時間のドライブ、家と実家以外に泊まるのも、温泉宿も、海を見るのも全部初めての体験。
できるだけのんびりと、ゆっくりまわるようにしてきました。
二日目は途中で家から連絡が入り、少しスピードアップせざるを得なくなりましたので、きっと疲れたことでしょう。

今はふとんでぐっすり眠り込んでいます。

けれど、いいお湯と、お宿の皆さんのおもてなしで、リフレッシュできました。
また明日から、忙しい毎日、元気で過ごせそうです。

2013.03.15:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

春よ来い♪

  • 春よ来い♪
お天気が安定してきた。
けれども、朝はグッと冷え込んで、日中融けた雪が氷り、歩く時も車でも意外に滑って危ないアブナイ。

我が家の裏手に、池があって、ここは一年中山の湧水が少しづつ流れ込んでいる。
この池はお隣の土地に掘られている池で、除雪機で飛ばした雪も相当行っているのだけれども、じわじわと融けている。
その池の表面に氷が張っている。

池の向こう側の雪の山を見ると、水が雪を融かす力ってすごいものだと思う。
これからしだいに雪解けのペースも上がることだろう。



2階の洗濯物干し場は、陽当たりがよくて、晴れさえすれば暖かくて気持ちがよい。
床なんて、樹脂製のスカスカしたものでできていて、冷たいのだけれども、お天気が良いと子供もそこへ行きたくなるのだね。

♪春よ来い
 早く来い
 歩きはじめた・・・ ♪

この歌と同じように、間もなく歩きはじめそうな娘は、 ♪おんもへ出たいと待っている
2013.03.15:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

(215)『森を継ぐもの』

  • (215)『森を継ぐもの』
FOREST HANDBOOK

C・W・ニコル 他 (KDDクリエイティブ 1994年11月20日発行)
2013.03.13:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

あれから2年

  • あれから2年
3月11日。
大震災からまる2年経った。

あの年は雪は多かったんだったけか?
思い出そうとしても、今年ほどではなかったような気がするが、はっきり思い出せない。
その夜は雪がちらつき、寒かった。

食事しながら、あの時何してた?
そう尋ねられると「○○に居て、何をしていた」とはっきり答えることができる。
私もそうだ。

米沢ですら震度5という、今まで経験したことがないような大地震で、それほど大きな被害はなかったのに、個々にそのシーンは鮮明に残っている。ショックがいかに大きいかというのは、自分の記憶の残り方にあるような気がする。

まして、震源地に近い場所、直接地震の被害や大津波、原子力発電所の事故などを目の当たりにした方々には、記憶と言うよりももっと身体や心の奥の方まで残っておられることだろう。
恐怖や辛い悲しい記憶は、何かを契機に甦って苦しませられることもあるのではないかと思うのだ。



この日、各地で追悼や慰霊の式典が行われている。
また、復興を願って開催されたイベントもあった。

用があって学校や道の駅などに立ち寄ったら、半旗が掲げられていたり、黙とうを捧げている方々もあった。
それぞれが、様々な形で、この日に思いを寄せている。

また、現実には、住居や仕事の問題など、まだまだ片づかないでいる問題がたくさんある。
それに、故郷に帰りたくても帰れない何十万人の人達がいる。

その一方で、同じ東北といえども、米沢あたりでは風評被害は観光地などにはあるものの、おおよそ普通の生活を送ることができている。
ともすれば、二年前のこともすっかり忘れてしまうことが、無いと言ったらウソになる。

毎日の勤行の中で、亡くなられた方々の多くの霊や、動物や植物の命に対して供養の言葉を添える。
これが、私が常に継続的にできること。
あとは、何らかのカタチで役に立つことがあったら、という気持ちでいることぐらいである。

例えば、福島県内の温泉地を訪れたり、友人に連絡をとって何かできることを聴いたり、被災地から米沢に移り住んでいる人のイベントに参加したり、といったことなのですが。



道の駅田沢 なごみの郷に立ち寄ったら、座敷に年代物と思われるお雛さまやその他諸々の人形が飾られていた。
中には、我が家にもあるような懐かしいものもあり、思わず見入ってしまった。





2013.03.12:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]