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キーンと

  • キーンと
24日(水)、早朝5時30分、神原集落のお地蔵さまのお祭り、本祭りのご祈祷です。
空気がキーンと冷たい。

隣組当番の方々が三々五々集まってきて、ご祈祷に参加。



昨夜、直会があって、皆さんけっこう召し上がっているので、朝はなかなか辛いとこなのだろうけど…皆さん元気だ。
田舎の方の皆さんは、概して朝は早い。
私の集落の共同作業(例えばゴミ拾い、川掃除・・・)の開始時間はたいてい5時半である。
それも、それよりもみんな早起きして来て、時間通りに出かけていくと、すでに始まっていて、もう終盤だったりすることもあるぐらい。


さてさて、キーンとする頭ながらなんとかお勤めをさせていただいた。

この場所は、旧国道121号と新しく造られた国道の分岐点。
旧国道からは小樽川と、その奥にまだ雪をかぶった大荒山が眺められ、田んぼの風景とマッチして、なかなかのよい眺めなのであります。

やはり今年は雪が多い。

身体も気分も引き締まり、今日一日始まるぞ!
気合が入った。



天気はやや下り坂。
フクジュソウは朝陽を浴びた後、やや曇ったので、花を閉じぎみである。

午前中は約5年ぶりに歯医者さんへ。
丁寧に診察を受けて、できるだけ今ある歯を活かしてゆくという方針で、治療をしていこうという解りやすい説明で、納得できるものだった。

午後は娘の子守り。
めんごい盛りの娘(親バカ)、今こそちゃんと接していたい、大切な時間である。
2013.04.25:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

微妙にずれる・・・

  • 微妙にずれる・・・
土・日曜と華展に出していた花を、我が家に活け直してある。

月曜日の朝、ふつうの勤め人家族には慌ただしい曜日になるのだろうが、我が家はほぼ休日と言ってよい月曜日、なのである。
これで、学校に通う子供がいたらまた別なのかもしれないが、ホッとする朝だ。



築山と駐車場の雪は、さらに痩せてゆき、もう消えてなくなる日までカウントダウンだ。
ほんとに、毎年連休中にはほぼ完全に消えてしまう。今までどんな大雪の年でも一週間と違わないものだ。



お天気が良くなれば、裏のフクジュソウが太陽を浴びて黄色に輝く。
今は、ちょうど隣の家の敷地の群生が一気に花開いており、晴れの日は見事である。
ちょうど朝から午前中いっぱい日が当たる傾斜地なので、とても良い眺めになる。
目をこらしてみると、林の縁のところまで層になってずうっと続いているのがわかる。



我が家の裏手にあるエドヒガンザクラは、色づきがまだそれほどではない。
昨年は、フクジュソウと咲く時期が重なって、いい風景になったっけ。
あの眺めは良かったなぁ。
今年は微妙にずれる感じかな。


さて、そうこうしているうちに、お昼に娘を迎えに行かなければならなくなった。
以前からアトピーで身体に発疹ができており、どうもなかなか治らなくて気にかけていたのだった。
園へ迎えに行きそのまま皮膚科に連れて行き、診察を受けた。



どうも・・・、意志がうまく伝わっていないような感がある。
こちらが聞きたいことと、相手から発せられる言葉が微妙に行き違っており、なんだかちょっと困ってしまった。

原因はいくつかあるのだろう。
私の思い込み、聞き方の拙さ、相手の説明の仕方、感情の行き違い・・・。
ちょっと困ってしまったのだが、とりあえず、次の段階に進めるようなかたちになったので、釈然としないながらも子供を連れて帰宅し、寝かしつけて遅い昼食(弁当)を食う。

こうした感所の行き違いは、人に伝わってしまうのかもしれぬ。
それぞれなんだか、微妙に意志が伝わらずずれてしまい、なんだかおかしなことになってしまいがちである。
この日は、まさにそんな日だったのかもしれぬ。



夕刻、毎年恒例、神原地区のお地蔵さまのお祭りに出かけ、ご祈祷をさせていただく。

お堂の中で、当番の隣組の方々が集まって来て、ご祈祷に参加し、終了後は地域の集会所で直会である。
毎年曜日に関わらず、前夜祭としてこの日に行われるので、桜の様子や周囲の雪、風の冷たさなどを「あぁ今年はちょっこら寒いなぁ…」とか、農作業の進み具合とかそんなことから話は始まる。
定点観測をしている、そんな感じだ。
日曜日に降った雪も、私の住む地域では15㎝ほどであったが、この集落あたりは「30㎝は降ったべな!」と言う話し。
若干誇張もあるかもしれないが、間違いなくこの地域の方がいっぱい降ったようだ。

おおよそ30戸の集落の方が、お参りをして集まってお神酒をいただき、お酒を飲んで歓談。
言ってしまえばこれだけのことなのだけれど、連綿と続けていられこと。これが大事なことなのだろうと思っている。

2013.04.25:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

誕生日に

  • 誕生日に
日曜日に降った雪は、約15㎝、というところか、もっと多かったかも。

前日一面に咲きだしたフクジュソウはすっかり雪の中に埋もれてしまった。

しかし、天気さえ良くなれば雪はどんどん消える。
駐車場の雪の山もかなり後退してゆき、築山の雪の日一日と薄くなってきているのが判る。

4月22日(月)。
私の誕生日なのであります。
さすがに嬉しいというより、また一つ歳をとったか、という感慨の方が大きいようである。
祝福をいただいて、嬉しくないわけではないのだけれど、まぁちょっと複雑なものだ。

むしろこの歳で、両親が揃っているということに感謝しなければいけないのだろうね。



そして、この子のためにも元気でいなければならぬ。
家庭が健康であることが第一なのだ。

親は年齢的に、いろいろと衰えもあり無理はできず、いかに現状を維持してゆくかということとあわせて、精神的にも風通しの良い状態でありたいと思う。





午後には、猫がサッシと雪囲いの間で日向ぼっこしたくなるような天気になった。
おかげで、裏山の雪もどんどん融けて、またフクジュソウたちが顔を出している。
この花は実にたくましい。
さすがに、秋から、冬も雪の下で芽を準備しているだけのことはあって、少々雪がかかっても、がってにしね。

他に花がほとんどないこの季節に、黄色い花にたっぷり太陽を浴びて、蜂などの虫を誘っている。



夕食は、相方が作ってくれたチキンのトマトソース煮&ご飯。
あと、パンケーキで、お誕生日のお祝い。
よく私が食べたいものが解ったものだと思う。

ただし、我が家風邪っぴき3人。

やはり、健康であることが一番のお祝なのだなぁ。


2013.04.24:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

(225)『東方見便録』

  • (225)『東方見便録』
「もの出す人々」から見たアジア考現学

文:斉藤政喜
イラスト:内澤旬子
(文春文庫  2001年4月10日発行)
2013.04.23:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

記憶に残る雪の一日

  • 記憶に残る雪の一日
早朝、外が明るくなり、布団から出て、いつものとおり障子を開けたら…。
「ん? ウソでしょ?! 雪だよ!」

窓から見える松の木に雪が積もっていた。
周囲を眺めてみる、やっぱり雪景色。

ありゃりゃりゃぁ。



夢じゃありませんよ(^^;
平成25年4月21日(日)は、記録とともに記憶される日になったんじゃないかな。

このぐらいで日中すぐに融けてしまうだろうと思ったのだけれど、さにあらず。
ますます勢いづいて降っている。
早朝からご祈祷に出かけ、戻ってから法事がある日曜日。

幸い自分はタイヤ交換をしていないので、車での移動は心配ない。
田沢に住んでいて、山にも行き、時には峠越えをすることも少なくないので、毎年、連休が始まってから交換しているのだ。

米沢でも雪が少ない、高畠町に近い窪田地区に行ったのだが、こちらも田んぼ一面白くなるほど積もっていた。
後でニュースで知ったのだが、山形市内も6cm積もったのだから、当然 米沢市内は積ったわけである。



9時過ぎに帰宅途中の国道121号はこんな風景。
昨日には想像もできなかったような、冬の姿である。

そして法事。
この日は檀家さんで納骨を予定されており心配。

当寺の墓地の積雪は約15㎝。
根雪がすでになくなっていたおかげで、なんとか無事に納骨をすまされた。



法事で親族の皆様と会食し歓談中、「きっと(亡くなられた)じっちゃ(その家のお祖父さん)が、俺のこと忘れんなよ!って言ってだんだべ」と笑って話されていた。
そうかもしれぬ。その日集まった家族や親族の方々、私にとっても忘れられない百ヶ日になるだろう。



本日の娘の夕食は、珍しくお父ちゃん(私)が担当。
かなり手抜きですまぬすまぬ、なのだが、相変わらずよく食べる娘である。



2013.04.23:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]