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36番目 川西町時田の「草木供養塔」

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同じ川西町の平野部に現れます。

時田の八幡寺(やはたじ)さまの境内の中に建立されている「草木供養塔」。

国道287号沿線にある、お寺の門を入って、本堂と庫裡が一体になっている建物の、庫裡の前にある築山の中に建っています。

庭はきれいに手入れをされておられ、その中に建っていました。

しかも、今回の目的の草木塔の手前に、もう一基「草木塔」が建っていました。

これについては、順を追って、次回以降にご紹介します。

 

さて、今回の草木供養塔は、凝灰岩で60センチほどの大きさの塔です。

特徴のある文字で、中央の「草木供養塔」と刻まれているのははっきり読みとることができます。

けれども、その両側の文字は摩耗が進んでおり読みにくくなっています。

西側を向いて建っているので、晴れた日の夕刻に訪れたのですが、ところどころはっきりしない箇所があります。

資料とあわせながら観ると「あぁなるほどぉ」という感じです。

「明治二年 三月十七日」 とあり 建立者は不明です。

 

玉庭御伊勢町の草木塔建立から半年足らず。

しかも、冬の三月ではまだ雪が残っていたことでしょう。

そして、「草木塔」からまた「草木供養塔」。

以前、町の民俗に詳しい方に聞いたところでは、建立の経緯ははっきりしないとのことで、もともとの建立地はこの近くの別の所だったのではないか、ということでした。

 

八幡寺さまは元禄2年(1689年)の創立で、寺号を受けている古刹ですが、それ以前から加持祈祷を行うお堂があり法印がいたとのこと。

明治の神仏分離令が出た折に修験宗から新義真言宗に移っておられます。

このあたりの経緯は、私どもの田沢寺も同じ経緯をたどっています。

本堂とは別に、八幡さまを祀るお堂が建っています。

そのお堂の裏側には、湯殿山をはじめとした石塔群が並んでいます。(草木塔がある所とは別です)

 

この度は、お寺のおばさまに挨拶をして、撮影の許可をいただきました。

手入れされた庭で大切に守られている草木供養塔でした。

2013.10.17:dentakuji:コメント(0):[草木塔を歩く]

連休明け

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12日(土)・13日(日)・14日(月)と、世の中は3連休ということらしい。

私は、土・日は法事のお勤めをさせていただき、その間、知人の祝賀会にお呼ばれして、慌ただしく過ごした。

そして、食欲の秋(というか、私の場合は一年中 よく食べる)で美味しい食事をいただいて、明らかにウェートオーバーである。

気をつければいいのに、せっかく美味しい食べ物を出してくださったのだから、美味しくいただきたい・・・。(もうこの時点で、体重のことを忘れている)

相方は月曜日も仕事で、実家に子供の面倒を見ていただき、なんとか連休を乗り切った。

それにしても、今年は特に3連休が多いようだなぁ。

また11月上旬に振替で連休があるものね。

ハッピーマンデーとか言って、成人の日・海の日・敬老の日・体育の日・・・などの祝日を月曜日に変更したのは2000年頃だったか?

連休を増やそうというものだったと思う。

これも、たぶん景気対策だったんじゃなかったっけ。

お出かけしてもらって、お金を回そうというような、ね。

違っていたらゴメンナサイ。

連休で出かけやすくなった、というのはあって、それはそれなりの効果もあるんだろうね。

自営業とか商売の方は、かえって大変というような面もあるんじゃないかという気もする。

子供と過ごす時間がずれるしね。

祝日は祝日として、その日である意義をきちっとして、休みたいときに休みがとれるようにする、といいう方向へ進んだ方が良いんじゃないだろうかと思うんだけどなぁ。

月曜日、重くなった体のために少々歩いて家に戻って、我が家の猫に「どうかね?」と呟いてみた。

 

高い山では紅葉が始まったらしい。

私の家の周囲はまだ、これから。

暑すぎる10月はようやく、本来の秋になったようである。

半袖・短パン しばしお別れ(^^; (まだ履いていた)。。。

本堂の障子戸をはめたし、ストーブを出さなくちゃ。

2013.10.16:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

ようやく長袖

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先週まで、10月としてはずいぶん暑い日が続いていました。

ようやく昨日あたりから日中の気温が下がってきたようです。

半袖ではうすら寒い感じがして、子供に長袖を着せ、自分もいよいよ長袖になりますね。

これはこれで残念な感じではあります。

 

ヘクサムシ(カメムシ)は昨年よりはるかに多くて、ベランダはもちろん、わが家の台所と言わずトイレと言わず、所かまわず出没というか、大集合しております。

そして、あまりの高温のため、ベランダの窓を閉めた中にいるヘクサムシは参ってしまったものもたくさんあり、ひっくり返って絶命しております。

そして、大荒沢のお堂。

レベルが違いました・・・。

堂内の畳に足の踏み場もない(というのはオーバーですが)ほど、いっぱいおり、それに次から次と飛んできます。

私の身体に堂々とぶつかってきます。

やれやれ、どこに行ってもヘクサムシ!

おまけに、大荒沢のヘクサムシガ衣服や車や、かばんにまでも紛れ込んでおり、帰って来てビックリ。

お勤めにうかがった際には、のそのそと這い出して来るかもしれませんので、ご勘弁くださいませ。

臭い以外には害はない(たぶん)と思われますので、そおっとそとにだしてやってくださいね。

 

 

2013.10.14:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

(245)『悶絶スパイラル』

  • (245)『悶絶スパイラル』

三浦しをん:著 (新潮文庫 平成24年9月1日発行)

2013.10.09:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

いよいよやって来た

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いよいよやつらがやってくる季節になった。

と思ったら、昨日わが家のベランダだけでなく、玄関はおろか台所まで侵入し、夕刻、蛍光灯には黒いドット模様になった。

画像は、午前中 陽当たりの良い玄関のサッシや網戸にくっついているところ。

きれいに並んでるなぁ!おい!!

毎年、10月10日頃、この一週間のヘクサムシの量を見ている。

この地方では、ヘクサムシ(カメムシ)が多い年は大雪としたもので、例年話題になるのである。

ただし、これはかなり大雑把な感覚的なものであるように思うのだけれども、経験的に当たってように感ずることもある。

 

昆虫に詳しい人に尋ねてみたことがあった。

実際は、発生時期や場所を細かく調査しなければいけないのだろうけれど、概ね関係ないとのこと。

これ、毎年の気象や降雪量等のデータと突き合わせて研究する人いないかな。

 

とりあえず、カメムシ駆除作戦。

空ペットボトルに中性洗剤を溶かした水を入れ、その中に飛びこませる。

やつらは飛び出しがあまりうまくないので、蛍光灯や壁にへばりついているところにPBの口を持って行くとボチョンと落ちてしまう確率が高い。

低い所や床にいるのは、布ガムテープでペタペタ作戦。

ちょっと可哀そうだが、あの匂いや潰してしまった時の黄色い液が沁み込むことを思うと、そんなことは言ってられない!

ナムナム、ゴメンゴメンと呟きながら駆除する。

ふ~む、やつらと共存する道はないものなのだろうか・・・。

窓を閉めても、サッシのわずかな隙間から入ってくるし、しかたがないな。。。

 

2013.10.08:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]