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ヤハハエロ~

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1月15日(水) 晴れ、

スカッと晴れ上がり、青空が広がった。

新年も、もう半月過ぎて、小正月。

気にかかっていた墓地にある納骨堂の雪下ろし作業を行う。

例年半日かかっているのだが、今年はあまりたまらないうちに実施で、2時間程度で作業を終えた。

 

作業を終えて、昼にお寺に戻り道具をしまう時に、スノーダンプがなんだか変。

良く見ると、鉄製のパイプでできている横枠が壊れてしまっていた。

先程屋根の上で無理な力がかかってしまったようだ。

あらあら残念。

大雪の2シーズン使用して、そうとう酷使されて(して)弱くなっていたのだろう。

 

これが無いと困るので、ホームセンターへ行くと、今年はたくさん売っていた。

一昨年は、ほとんどなくなって変えなかった。

それにしても概ね5,300円~5,500円と、けして安くはないお値段。

なかなか痛い出費でした。

 

小正月行事、今年は申し訳ないのだけれど小規模に、若干略させていただいた。

いつもならお餅をついているのだけれど、それもなし。

私の父親が入院して、いないだけなんだけれど、これでなかなか手が回らなくなる。

 

午後からのサイド焼きの準備にも出られず、夕刻、7時からの点火になんとか娘を連れて行き、間にあった。

 

「ヤ~ハ~ハエロ~・・・」 と声を張り上げる。

「貧乏神はあっちさいげ~、福の神はやってこい~」

心の中で「病気は吹っ飛んでげ~」と声を上げていた。

餅を持っていない娘に。近所の方二人から、お餅をいただいた。

せっかくなのに、なんとありがたいことよ。

娘は火の勢いに最初はビビって固まっていたが、しだいに慣れて歩きまわるようになった。

 

「ヤハハエロ~、ハエロハエロ~ 陶子はおっきぐな~れ~」

今年は家族みんな元気でいられますように!

 

 

 

 

 

 

2014.01.22:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

256 『花のパロディ大全集』

  • 256 『花のパロディ大全集』

丸谷才一・井上ひさし:選 (朝日文庫  1984年4月20日発行)

 

さてさてこれは、「週刊朝日」に1974年12月6日号~1978年10月27日号に連載された、一般読者からの投稿で構成されている。

 

選者が、丸谷才一と井上ひさしという、山形県が生んだ・・・というよりは、日本におけるでっかい才能なのであります。

厖大な投稿から秀作を選び、さらに若干手を加えるという、とてつもなく大変な作業を、このおふた方は実に楽しげになさっていたようであります。

 

さて、パロディとは何か。

言葉遊びの一種であり、原典の文章を使って面白おかしく換えて楽しむもの。そして、そこには社会風刺や権力に対する一撃的な、しかもユーモアがあって笑えるものというようなものでありましょう。

そう考えると、なかなか難しいものではありますね。

 

ちょうど、1970年代半ばから80年代半ばまで刊行されていた「ビックリハウス」という雑誌がありました。私が高校生から大学生ぐらいの時代で非常に勢いがありました。

パロディ雑誌ということで、当時のサブカルチャーのマニアックな部分では抜き出た存在だったと思います。

やはり、投稿で成り立ったおり、その中にパロディの部分があって、その後底から、投稿者がサブカルの世界だけでなく有名人が出たりしてます。

 

ただ、その当時も私は面白がりながらも、これはパロディという範疇ではないような感は持っていたのでした。

 

lっこちら『花のパロディ大全集』を読むと、その間が一層増してきます。

なにしろ、いきなり岩波文庫の「読書子に寄す」のパロデイですからね。

格調高い意識の表れであるこの文章を使って、さぁどんなパロディが生まれてくるのか。

 

その一席に選ばれたのは「国民賢者に寄す」  三福連合に際して     というもの。

当時の政治状況、田中角栄の金権政治に対して、福田が三木と政権奪取に手を組むということについていかがなるものか・・・というようなことなのであります。

まぁ、当時の私は全く関心監視ありませんでしたけども、どれもこれ、政治権力の争いなどというものは、皮をむけば皆同じというよな思いが込められているようでありますね。

 

なにしろ、この原典をしらなければ、優れた作品であっても「あぁそうなんだ」という感じしか持てないし、パロデイというものはなかなか深そうなのです。

 

その点、百人一首などのパロデイだと、文字数が少ない分、なんとなくわかったような気分にもなりますね。

 

例えば、大賞に選ばれたこの作品。

 

対 アントニオ猪木戦の感想を問われて詠める  モハメド・アリ

「顎の裏を打ちに出てみれば白けるなう不意のゴロ寝に俺は困りつ」

というの。

原典は万葉集の「田子の浦ゆ うち出でてみれば真白にそ 富士の高嶺に 雪は降りかる」 山部赤人

 

百人一首では「田子の浦に うち出でてみれば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ」となります。

 

田子の浦 →あごのうら 

うちいでてみれば → 打ちに出てみれば

白妙の → しらけるなぁ

富士の高嶺に → 不意のゴロ寝に

 

というように、韻を踏んで作られているところがまたすばらしい。

その当時、この異種格闘技は世紀の一戦というか、珍奇な一戦というかわからぬが、相当な興味を集めた一戦だった。

ところがふたを開けてみたら、ゴングが鳴るなり、猪木はリングに背をつけた恰好で、正対しているものの、ありはどう戦ったらよいかわからぬという感じで、ラウンドは進んで行った。

時々苛立ったアリが仕掛けるものの、寝技に持ち込まれては勝ち目がないから、散発の攻撃となる。猪木は猪木でまともに殴りあったら勝ち目がないので、そのスタイルに終始するしかない。

 

結局、10ラウンドだったか12ラウンドだったか忘れてしまったのだが、消化不良というか欲求不満というか、そんな状態のまま試合は終わってしまった。

 

アリは困ったであろうし、テレビ観戦の私たちは期待はずれでチカラ抜けちゃったし、一番損したのは会場で高いチケット買って見てた人かもね。

 

こうした短い分のパロディなら、もしかしたら自分も作れるかも、一瞬そんな気がするのだが、選者も選評をパロデイで書いており、やはり叶わぬなぁと感服。

 

最近ちょっと息苦しい感じの時代にこそ、パロデイはいいかもしれぬ。

 

 

 

 

2014.01.21:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

思うにまかせぬ

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1月13日(月) 雪のち時々晴れ 降ったりやんだり

成人の日で祝日。

 

年が明けていちばん雪が積った朝。それでも、30㎝ちょいというとこ。

けれども、湿気の多い雪で、除雪機のローター部分にくっつく、とても嫌な雪だ。

回転部に雪が固まってつくと、雪を押すだけで飛ばなくなってしまうのだ。

その挙句にピンが飛び、作業が進まず、イライラが募ってくるのだ。

 

とりあえず、境内の除雪を終えて一旦朝食に戻ると、父親の調子がよくないらしく起きてこない。

母親が心配して病院へ行くように勧めるのだが、本人は寝ていれば大丈夫という。

今までも何度かこういうことがあり、こんな時ほど良くないことは間違いないのだ。

しかも今日は休みでもあるから、行くとすれば救急受け入れの病院になるし・・・。

 

結局、私の姉が説き伏せて、強引に病院へ連れて行き、予想どおり入院となった。

姉に感謝である。

肺炎になっており、病院に行っていなければ重症化するばかりであったらしい。

夕刻に病院へ荷物などを持って行ったところ、夕食を食べることができたらしい。

前日の夕食まで食べていたので、比較的体力があり、点滴を受けたことである程度回復し、朝と昼を食べていないので、お腹が空いたらしい。

 

熱の出ない肺炎は、高齢者には怖い病気だ。

自分で自覚できれば、早めに治療できるのだが、そこが問題。

とりあえず、入院しいて治療・療養してもらった方が安心である。

 

 

1月14日(火) 晴れ  

雪は少々積もっており、市道除雪で玄関に置いて行った雪の除雪を行う。

前日の雪で、母屋の南側、3m50㎝ほどある軒に落下した雪が届いてしまった。

除雪機の小さいローターのピンが飛び、雪きりのボルトがなくなっているなどしているので、機会屋さんへ行き、購入して取り付けてからの作業になる。

 

午後は除雪。

まずは東側を掘り出し、それから軒が低い(2mちょっと)北側に廻る。

北側は構造上雪がたまりやすくなっており、しかも陽が当たらずに融けにくい。

ただし、暖気でも簡単に緩まないので、作業の危険度は低い。

 

なんとか北側も作業を終え、南側は持ち越し。

 

 

 

 

 

2014.01.20:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

日々平穏であること

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1月11日(土) 雪のち晴れ また曇りから雪

朝の除雪は10~15㎝ほどの雪、約1時間半ほどかかって終える。

スノーダンプで半分、あとは除雪機。

微妙な積雪量なのだ。

 

朝、お隣のお宅で、お日待ちのお勤めをさせていただいた。

あとは明日の準備をし、今日は午前で保育が終わるのでお迎え&子守り。

 

冬季間の遊び場を見つけるのは、雪国で子育てしている家庭にとっては、大事なこと。

もう少し大きくなると雪遊びもあるけれど、お天気にも左右される。

というわけで、米沢市すこやかセンターの屋内で約2時間遊んだ。

ここは広い場所あまり遊具はないが、その分、子どもたちが走り回って遊べるという良さがある。

初めは3組ほどだったが、帰る頃にはかなりたくさんの子どもと親御さんなどが来て遊ばせていた。

いやぁ、走る走る。

走らされて、いい運動ではあるのだが、若いパパに負けじと走り回り、これは後から祟るに違いない(案の定、数日後から腰痛が・・・) (-_-;

たっぷり遊んでお腹を空かしたので、カエルパンを買ってあづけたら、耳だけ食べて残した。顔を食べるのが嫌だったのかもね。

 

帰宅して除雪をし、夕刻まで。

いよいよ本格的な雪になるのだろうか。

 

 

1月12日(日) 晴れ

さらっと積もった雪を除雪。

たいした雪ではなく、拍子抜け、だけど楽で良い。

 

この日は午後から消防団の防災祈願祭である。

12分団が主催で、四つの部がそれぞれ持ち廻りで、その地域のお寺などで祈願祭を行っている。

今年は、東簗沢地区の代行を務めてる瑞林寺本堂にて15時からということで出仕。

 

米沢市の消防の出初式に出てきた団員の方々の代表が集まってこられて、災害が起きないように、ケガや事故なく活動できるように祈願した。

 

消防団には以前十数年入っていた。

何もなければそれでよし。けれど、万一火事などの災害が起きた時に備えて、訓練やら防災資材や施設の管理を日々おこなっていなければならない、とても地味なことを続けているのだ。

理想は、できるだけ活躍する機会がないように、ということになる。

皆さん無事にこの一年も終えることができますよう祈念いたします。

 

 

 

2014.01.18:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

2014.01.18:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]