2月15日(土) 雪
10㎝ぐらいの雪ではあるが、湿気を含んだ重い雪。
この写真では解らないかもしれないのだが、色が微妙に赤茶けたような感じの雪。
春先に、いわゆる黄砂が混じって降ってきたような、そんな雪。
東北の太平洋側や関東地方をはじめ、全国的に大雪。
とりわけ首都圏や北関東などは記録的な大雪で、災害のような状況になっている。
道路除雪の体制などとられてないだろうから、道路の回復まで、動けずに道路に閉じ込められた車の中で過ごさなければならなくなっている。
また、建物や構造物もも雪の重に耐えられずに倒壊したり潰れたり、ということも起きている。
交通網や流通も分断されてしまったり、雪国では考えられないような災害と言ってよいだろう。
少しでも早い復旧を祈るばかり。
冬季オリンピックからは、男子フィギアスケートで羽生選手が金メダルのビッグニュース!
ニュースで何度も流される映像に感動した。
こちらは午後から葬儀の伴僧のお勤めをさせていただいた。
難病に罹り、16歳という若さで亡くなられた方・・・。
親御さんは気丈に振る舞っておられたものの、子に先立たれるほど辛く切ないことはない。
せめて、病の苦しみから解放され、安らかに彼の岸に旅立たれることを祈る。
夕刻、5時過ぎに帰宅すると、道路から家への入り口が、腰より高い高さの壁になっており、クルマで入れない。
市道の除雪で、湿った雪が塊になって高くなって寄せられているのだ。
市街地も道路沿線が除雪後の雪の片づけを多くの人がしていたため、ある程度覚悟はしていたものの、予想以上の雪の量に笑ってしまった。
路上にクルマを停めたまま、お寺への入り口3ケ所の除雪を機械で30分ほど行って、やっとクルマを入れた。さらに境内を除雪し終えるまで1時間ほど。
雪に慣れている私でもぼやきたくなってしまった。
いわんや、めったに降らない地方では、改めてたいへんなこと。
2月16日(日) 初め雪から晴れたり曇ったり
朝から除雪、積雪は20㎝程度か。
雪が重いことと、境内や駐車場の雪のやり場がだんだん狭くなってきたため、全部終えるのに2時間を要した。
冬季オリンピック ジャンプラージヒルで葛西選手が銀メダルのニュース、というより朝方起きて実況を観てしまった。
41歳での個人での初メダル、素晴らしい。
諦めることなく身体を鍛え上げて、競技に精進してきた成果が結果としてメダルとなった。
お昼前に、東北芸工大のキャンパスへ卒展を見に行く。
山形市内はだいぶ大雪とのことで、なるほど、珍しいほど雪が積もっていた。
それに、何しろ除雪しやすい町になっていないため、国道などの主要道路はともかく、一旦脇道に入ると路面もわるく、大渋滞になってしまっていた。
少ないとはいえ雪国なのだから、もう少し雪対策ができてもよさそうなものだが・・・。
ちびちゃん達連れで、学食でランチして、プロダクトデザインだけを見て帰ってきた。
最終日でもあり、駐車場も満杯 大盛況。
来年はもっと余裕を持って見に来よう。