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桃の節句

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3月3日(月) 曇り時々晴れ 昼頃から雪がちらつく

風が寒い。

桃の節句なのに、寒気が入り込んできたのだろう。

昨日の疲れ、と言ってはいけないかもしれないけれど、珍しく寝坊をしてしまった。

普通は5時半頃には目を覚まして、起き出すのだけれど・・・。

起きたら、NHKの朝ドラが始まるところだった(^^;

 

 

元は田沢に居住しておられ、現在米沢市街地に住んでらっしゃる大工さんが、「阿弥陀如来さんを彫ったから奉納させてもらえるか」ということで連絡いただき、早速来て下さった。

想像以上に大きな自然木から掘り出した仏像である。

どこに安置するかは何も考えていないのだが、これから考えることにしよう。

田沢の地元の木で「セヌキ」という木らしいのだが、よく解らない。

 

日中、じいさんばあさんがお雛様の前で何かしていると思ったら、お菓子やご飯などお膳にのせて飾り付けをしていた。

実家から帰ってきた孫に、まず見せようということでがんばっているようだった。

 

帰ってきた娘はお雛様の前でしばらく写真を見たり、何か食べたりしている。

娘よ、健やかに成長して、できれば、たおやかな女性になってくれよ。

 

 

 

3月4日(火)  晴れ たいへん寒い

雪融けした地面に霜柱が建っていた。

青空、そして境内の雪はまだ高い山になっているものの、昨年に比べたら、三分の二程度だろうか。

昨年は、2月下旬から3月初めの大雪で、もう心身ともに疲れて、心が折れ掛けていた。

そこへ、追い打ちをかけるように、大荒沢のお堂の軒などが大きく破損したのも、おそらくこのあたりであったろうと思う。

 

まだ、寒くなたりするのだろうけれど、陽が長くなり、急速に雪が消えていく様子を見ると、春はそんなに遠くないと感じる。

 

2014.03.06:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

(261)『図解・仏像の見分け方』

  • (261)『図解・仏像の見分け方』

大法輪編集部:編 (大法輪閣  1992年8月10日発行)

 

なんともうしましょうか、「僧侶なんだから仏像には詳しいでしょ?」そう聞かれるとちょいと辛いものがありまして、申し訳ないけど「解らない仏像はいっぱいあるよ」、と答えています。

あまり納得されないかもしれませんが、しかたがありません。

 

むしろ、仏像に関する専門家は、仏教美術を専門とする学芸員や仏師の方がはるかに広く深い知識を持ってらっしゃいます。

ですから、私は、彼らによく教えてもらっています。

 

私のお寺のご本尊は不動明王。

お寺と奥の院のお不動様の両方とも立ち姿です。

ただ、私が見た限りでもその作風は異なっており、時代も違うようです。

お不動様でも、坐像もありますし、その他独特なお姿をしているのもあります。

比較的、姿よ持っている紋などが特徴的なもので、解りやすい仏像の一つの言っていいでしょう。

 

数年前、初めて依頼を受けて、ある集落へお地蔵さん(地蔵菩薩)の御堂改修工事のためご供養に行きました。

仏像は石造で立派なお姿でしたが、豪雪地ゆえ、お堂の傷みが激しく、しばらくの間御祭りをお休みしていたとのことでした。

 

ただ、ご供養ししばらく眺めていたら、どうもその顔や姿、手にもっている蓮の花など、観音様にしか見えなくなってしまいました。

お地蔵さまの特徴である、人間らしいお姿とか寶珠や錫杖というものも持っていないし・・・。

意を決して、代表の方に「この仏さまは、観音さんではありませんか」と尋ねてみました。

「いやぁ、おらだは昔からお地蔵さまってお参りしったぜ」とのことでした。

「そうですか・・・」ということになりましたが、どうも納得できない想いです。

その後、改修工事を終えて、開眼供養を修めさせていただきました。

 

地蔵経という本には、お地蔵さまは人を教化し導くために、様々な形に姿を変えると書いてあります。

そうだとしたら、お地蔵さんが観音様に姿を変えたとしても不思議ではないことになりますね。

それ以降、その集落からはお祭りに呼ばれなくなりましたので、お参りに行く機会も得られないでおりますが。

 

様々な仏さまの姿を知って、その願いをお経などから学ぶ姿勢は必要でありますね。

2014.03.06:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

弥生 3月スタート

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3月1日(土) 晴れたり曇ったり

 

もう、市内の高等学校では卒業式が始まったのですね。

車のラジオから卒業や旅立ちをテーマにした曲が多く流れているではないか。

倉田まり子の「グラデュエーション」が流れ、あまりの懐かしさに涙が流れそうになった(^^;

どうしているのだろうか、あの歌手・・・。

 

さて、明日に執り行われる葬儀の準備を行う。

午前中で一段落ついて、午後は文章を書くための資料を探して図書館へ行く。

土曜日ということもあり、米沢の図書館の利用者は多い。

しつこいようだけども、やっぱり、新しい図書館工事再開しましょう!

 

 

さらに、万世地区の堂森にある善光寺さんの阿弥陀堂にお参りをさせていただいた。

見返り阿弥陀如来立像など、信仰の対象だけでなく重要な文化財として多くの人が訪れるのだけれども、それに加えて前田慶次が晩年を過ごした縁の場所ということで、近年さらに多くの人が全国から訪れるようになっている。

お堂につるしてある銅鑼を見たら、大荒沢に奉納されている物と同じところで製作されているものだった。

大きさはもちろん阿弥陀堂の方が大きい。

米沢の銅屋町の鈴木清兵衛という銘が入っているようでしたが、後で調べてみようと思う。

 

 

3月2日(日) 朝方は雪がうっすらと積もっていた。

日中は晴れたり曇ったり、時々小雪というお天気。

 

午前中は、米沢の斎場で火葬のご供養。

25日にお亡くなりになり、6日目の火葬・葬儀である。

今、日本の葬儀の手順は、葬儀・告別式を終えてから火葬という流れの方が多くなっていると思われます。

置賜近辺や山形県では、火葬・葬儀という順番の方が多いでしょう。

どちらが良くてどちらが・・・ということはないと思います。

ただ、どうしても葬儀から火葬ということになると、忙しい日程になるようです。

その点、火葬が先ですと時間的な余裕があるように思えます。

葬儀を行って火葬という方が意義づけから言えば理にかなっているのかもしれませんけれども、地域性とかそういうったことが影響しているのでしょう。

 

午後から、簗沢の瑞林寺本堂にて葬儀・告別式が営まれ、檀払いまで、夕刻5時過ぎまでに終えることができた。

その席で、6日まで伸びた経緯と、おつけした戒名(法名)の説明と、中陰中のお参りなどについてお話をさせていただいた。

話しは上手ではなくて申し訳ないのだけれど、可能な限り、お話しをさせていただくことにしている。

そうして、献杯をした後「この戒名の意味を聞くと思ったら、先に話しておごやったな(くださいましたね)」と、近親者に言われた。

なんとなくわかって頂いたようである。

「今日は解りやすかったよ」と言ってくださる方もありました。

下手は下手なりに、誉められるとなんだか、やっぱりお話ししてよかったと安堵した。

隣組の皆さま方、遺族・親族の皆さま方、お疲れさまでした。

2014.03.05:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

いやだぁ

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2月27日(木) 曇り 時々晴れ間

今週は毎日娘の登園の送り方当番。

このところ上着を着せるところから、長靴を履かせて、玄関を出て車に乗せるまでが、なかなかたいへんである。

「どれどれ、そろそろ出かけっから、上着着っぺなぁ」「いやだ!」(^^;

「さぁさぁ、長靴 履けるな」「いやだ!」(^^;

「手をつないでいぐぞぉ(だいぶ気が急いてる)」「いやだ!」(^^;

玄関を出て「さぁ、ぶっぷさ乗っぺな」「いやだ!」(と言ってそのへんを歩きまわる)

「チャイルドシートに乗んなんねぞ」「いやだぁ~」((-_-;

というところで、強制執行でシートに付かせます・・・・

この間、バターロールで釣ってます。

で、ようやく登園と相成ります(☆_☆)

 

お昼に相方が作ってくれたお弁当を食べ、お葬式の準備と月末ゆえの雑用を済ませて、あっと言う間に一日を終えてしまう。

 

それでも、陽が長くなりましたね。

午後5時を過ぎてもまだ明るく、6時前でも薄明かりが残っている感じ。

空気もやわらかくなり、お寺の駐車場の地面が出てきてます。

春はそこまで、でしょうか。

 

 

2月28日(金) 曇り 時々晴れ間

 

2月はあっと言う間に月末。

朝、祥月命日のご供養で、町内の檀家さん宅に伺う。

祥月命日とは、お亡くなりになった日のことで、この日は11年前に亡くなられたおばあちゃんの命日。

生きている私たちの誕生日のような感覚に近い。

この世から、仏さまの世界に生まれ変わった日という考え方で、お経をあげ、お供物を上げ、手を合わせてその人のことを偲ぶ日です。

 

お寺さんによっては、和尚さんが檀家さんの祥月命日に必ず供養に出向くというところもあるようです。

私どもはなかなかそうできないものですから、、檀家さんから依頼があった場合に「出向くようにしております。

 

夕刻から芸術文化団体の理事会があり主席。

今年は会の50周年となり、記念行事が展開されるためその中身についての協議。

私はまだ関わって5年ほどにしかなっていない。

この会を創設し、これまで続けてこられた諸先輩の努力の成果を、この機に多くの人に知って頂くこと、それにこれからも続くように、微力ながらお手伝いをしたいと思っている。

 

そして、図書館を含む新たな複合文化施設建設工事が現在ストップしてしまっている。

早期に再開され、完成されるように要望書を提出した報告と、さらに署名活動を行うということになった。

政治的なことや、いろんな駆け引きやらあって、ほんとに嫌なことが聴こえて来たり、ネットで情報が流されていたりして気分がわるい。

「いやだ」「いやだぁ」と言っている子どもより性質がわるい。

米沢には図書館は必要な施設。

一日でも早く工事を再開してほしいものだ。

 

お寺の築山の雪、これでもこの頃減ってきました。

雪崩が心配で、ここにはクルマを停めないようにきをつけなくちゃ。

 

2014.03.03:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

季節の変わり目?!

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2月25日(火) 曇ったり晴れたり

お雛様が飾られ、我が家の姫も喜んでいるようで。

時々始まる「いやだ、いやだ」も、自我の芽生えと思えばなんとか気長に付き合って、気持ちが通じ合うようになるような気がしますね。

ただ、忙しい時、やむを得ず問答無用で強制執行ということもあるわけで、そんなときはちゃんとフォローをしてあげなくちゃいけないですよね。

 

晩白柚に貼ってあったシールを、頭に貼って喜んでおります。

先行きはどうなるか解りませんが、私たちにとっては間違いなく「特撰」でありますね。

 

午後に、福祉に関わる役目柄で、学校との情報交換会に出席。

会議中が終わる頃連絡があり、簗沢のお寺の檀家の方がお亡くなりになったとの知らせ。

お宅に伺いご供養をさせていただき、葬儀社の方を交えて打ち合わせをしたところ、翌翌日の斎場が全部日程埋まってしまっているところとのこと。

季節の変わり目のせいか、お亡くなりになる方が多いのでしょうか・・・。

友引きやその地域にある風習などもあり、結局、6日目に葬儀を行うことになりました。

 

 

2月26日(水) 晴れ

朝は気温が下がるものの、日中は天気が上がり、玄関のプランターに積もっていた雪はすっかり消えて、ビオラが元気に茎を立てています。

 

さて、書かなければならない原稿に取り組むも、なかなか書きたい内容が定まらなくて困っている。

できれば月末まで、伸ばして3月10日ぐらいまでとのことなので、時間が・・・。

 

ということで、資料を漁りに、市立図書館、古書店、歴史に詳しい方のお店、川西町立図書館などをまわった。

いろいろと書くヒントが得られた。

郷土資料を開架で検索しやすい川西の町立図書館は、たいへんありがたい。

図書館は史料や蔵書の質や量も大事だけれど、スペースがあるということもとても大切。

米沢の新図書館、期待してます・・・けど、現在工事ストップ中(-_-;

どうか、せっかく着手した事業、再開し完成されることを願います。

 

2014.03.01:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]