1月13日(水) 雪のち晴れ
朝の積雪は10㎝弱というところか。
玄関先の雪を軽く掃う程度、融けてしまうだろう。
9時30分から芸文団体の会報と会誌の編集会議。
30分遅刻してしまった。
会議は約2時間余り。
2月末に発行となるので、原稿集めも最終段階となる。
伝国の杜へ行き、かねてから見たいと思っていた「浜田浜雄」展を見る。
大正4年生まれで、生誕100年となる。
10年ぐらい前の展覧会だっただろうか、初めて知った人だった。
まずその名前と、容姿というかイケメンぶりと、この時代に米沢からモダンアート作家が出ていたことに驚いたものだった。
今回は、生誕以来のあゆみと、アトリエの再現したところなど、見どころがくさんあったように感じた。
約1時間以上かけてゆっくり観覧。
それから、お堀端をぐるっと一周歩いてみた。
雪が少ない・・・といううより、ほとんどない。
今年の冬は、ほんとうにどうしてしまったのだろう。
1月14日(木) 朝方は雪 のち曇り時々雪
うっすらと雪が積もっていた。
除雪するほどでもないが、ちょと微妙な量。
クルマに乗ってふんずけることにした。
今日、私の車の引き取りに来ることになっており、境内と駐車場だけ乗ってほんとにラストラン。
11年余りの相棒、ありがとう。
引き取りには立ち合わないことにした。
ただ、そのせいでタイヤとホイールの引き取り依頼をするのを忘れており、二度手間を掛けさせてしまった。
午前中は本のイベントに関わる打ち合わせを行った。
開会に合わせて、小冊子を作ろうと目論んでいる。
内容は後のお楽しみに。。。
午後は、縁戚関係の方のお葬式に参列のため、葬祭ホールへ。
忌中まで参列し、納骨の後、檀払いということだったのでここで失礼させていただいた。
今日は相方の仕事の都合で遅くなるため、娘を園に迎えに行き、お風呂まで入れて任務終了。
1月15日(金) 晴れ
午前中に、裏山へダンゴの木を採取に行く。
ダンゴの木とはミズキのこと。
ちょうどよい大きさと枝ぶり、できるだけ赤っぽいところを探す。
積雪は30㎝もないだろう。
長靴で楽々行ける。
毎年、カンジキを付けてやっと行くのだけれども・・・。
そのかわり枝の上の方は届かなくて、背の低いミズキを選んで伐るほかない。
午後から廃車手続きに必要な書類があったため、置賜総合支庁とクルマのディーラーへ行く。
なんと、印鑑を忘れてしまって二度手間になってしまったが、なんとか完了。
この頃、ちょこっとした忘れ物が多いなぁ、気をつけなくちゃ。
午後三時過ぎから、サイド焼きの準備で田んぼへ。
毎年、雪の山に登って、という感じなのだが、積雪がなくて田んぼに降りて行く感じ。
雪ふみもほとんどなくて楽、だけどなんだか物足りない。
私の町内は、昔から二つぐらいの隣組が合同で行っており、私の家が参加している組は、15日と決まっており、そのまま続いている。
特に連絡し合っているわけでもなく、そういうことになっているのだ。
田んぼを作っている家で藁を出してくださり、それぞれ豆柄や松の木、古いお札などを持ってくる。
一時間足らずで準備完了。
19時に点火する。
この間、家でついた餅をのして切ったものをだんごの木に刺し、飾って準備をしてと、なかなか慌ただしい。
以前は15日が成人の日で休日だったのだが、今はそうでなく、サイド焼き自体も日曜日とか祝日に行うところが増えている。
私としては釈然としないのだが、なんともいたしかたがない。
来客があり用事で遅れてしまったが、なんとか娘を連れて向かった。
すでに火が上がっており「ヤハハエロー!」という大きな声が聴こえる。
餅を棒に刺して持ってゆき炙る。
これを食べると風邪をひかないとした言い伝えがある。
30分ほどで終了。
三々五々に集まって「ヤハハエロー」と声出して、餅を焼いて、火が消えれば終わり。
特別なことはしない、おおかた片付けて引き上げる。
これが長く続けていられる理由かもしれない。
戻ってご本尊様とご先祖様にお参りをしてから夕食。
小正月、田んぼに雪が20㎝しかないことなんて記憶にない。
なんとか、豊年万作でありますように。
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