道徳や共同作業や子供のことなど

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11月28日(土)  雨のち晴れ  やがて曇り

 

娘を土曜保育にお願いをした。

相方は早く出かけてゆき、私は娘を送ってからお寺に戻り、午前中はたまっていた寺務を片付けることができた。

 

昼過ぎに、高畠町の時沢に向かう。

今日は、廃校を利用した大人の学校「熱中小学校」の授業があり、15時からの2時間目に道徳の授業が組まれているので、聴講させていただいた。
来月の12日に、私も道徳の授業をすることになっており、たいへん興味があった。

 

この日の先生は、私より一つ年上、同年代の方。

お仕事は一流企業で活躍なさっており、その他に、ボランティアで多くの地域や人々と関わっている事例を、映像を使いながら、駄洒落連発!&九州弁で愉快に話されて、授業は爆笑の連続。

すごいなぁ。

いやはや、私はどうなるんだろうなぁ、心配心配。

聴かない方が良かったかなぁ・・・、と悔みつつ、いやいや私なりのやり方でやるほかないという思いになる。

1時間の授業を終え、申し訳ないが速攻で帰路につき、17時前に娘を園に迎えに行く。

 

18時から、田沢地区の「花いっぱい」「協働事業」「史跡保存会」の三団体の会議と18時30分からの懇親会が田沢コミセンである。

これには、大荒沢不動尊の維持・保存に関わってもお世話になっているので出席しなければならない。

娘にお留守番をしているように言いふくめ、、私の両親に託して会議の途中から参加できた。

 

今年の活動を振り返り、また来年度への取り組みにつながることもあり、久しぶりに地元の方々と いろいろと話をすることができてよかった。

21時にお開きとなり、みんなで後片付けをしてから、同じ町内の方の迎えの車に便乗させていただいて21時30分に帰宅。

 

相方が先に帰ってきていた。

が、娘はパジャマを着てお風呂にはいらないと言う。

仕方がないのでカルタ取りをしてから絵本を読んで寝た。

 

みんなお疲れさん。

 

 

 

 

 

11月29日(日)  晴れ

 

6時30分から町内の共同作業その1。

水路や側溝の泥や落ち葉を上げて、冬季間の水路確保をする大事な作業。

まだ薄暗い時間なのだが、お天気が良いせいか間もなく明るくなった。

東沢に向かう市道沿いの、カニの家から約300メートルほどの区間が、我が隣組の担当。草を刈る人一人、ゴミを拾いながら泥や落ち葉をスコップでエイヤッと掬ってあげる作業は、一時間足らずで終了。

 

今日はお勤めがなく、子守。

天気が良いので、娘を連れて歩いてコミセンへ自分の車をとりに行く。

約2Km歩けるかな?!

保育園では、散歩などで最長で片道1.5kmほど歩いているから無理じゃないような気がする。

 

周囲を眺め、歌を歌いながら歩く。

残り300mほどで「おんぶして!」 「はいはい!」 そろそろ限界、頑張りました!

私がおんぶに疲れると、ちょっと歩かせ、またおんぶして・・・という調子でコミセン到着。

自販機でご褒美のジュースを買って飲んでから帰宅。

 

 

町内の共同作業 その2

13時から、町内にある二つの神社の注連縄綯いに行く。

今年は、農家をなさっている方の作業場を使わせてもらっての作業。

藁選り、藁打ち、藁をまとめて綯う、縄を綯うなど一連の作業がある。

今年度から町内会長さんが換わられたこともあり、方法を以前に近い作り方に戻したようだ。

昨年までは、それぞれの作業を軽減するようにという計らいだと思うのだが、藁で俵状のものを前もって準備してこられて、それをつないでいくだけだったもので、楽と言えば楽であった。

ただ、長年の注連縄の形式も替わってしまい、賛否両論というところだったと思う。

次の世代に注連縄内の技が伝わらないということにもなりかねなかった。

 

どちらがどうとは言い難いが、今年戻った方法の方が、町内がこうして50軒ぐらいの規模を維持しているだけに伝えていくべきものがあった方が良いように思った。

 

娘も連れて行ったので、ほとんど作業に加わらぬまま1時間余りで完成し、お寺の前の明神さまと東沢へ向かう方面にある山の神様に、新に掛け替えられた

14時半までに終了。

 

帰宅して遅い昼食を食べようとしたら、些細なことで娘大泣き!

で、たちまち寝てしまった。

歩いたし、お腹は空いたしで、泣くよりほかなかったのだろう。

 

1時間ちょっと寝て起きたので、夕刻、買い物に出て帰って来て、夕食食べて、風呂に入って、絵本を読んで、本日の任務終了。

 

 

 

 

 

11月30日(月)  曇りのち晴れ  午後遅く小雨が降り出した

 

今日は、のんびり。

 

父親のクルマのタイヤ交換を終えてなかったので天気の良いうちに終わらせた。

 

それが終ると、お寺の建物の雪囲いをする。

これはパネルを運んではめていく作業なので、手数はかかるものの面倒ない作業だ。

北側の元は池だった場所から始めて、建物の東側と往復しながら取り付けてゆく。

パネル自体がだんだん古くなってきて、手直しが必要な場所も出始めているが、今年はなんとかもたせたいなぁ。

しかし、今年は保管の方法が良くなかったこともあり、来年は間違いなく修繕しなければならない。

 

夕方、「豆いち」さんへ行き買い物。

そこで、現在小学生の息子さんと店主であるお父さん二人で作ったというカルタを見せてもらった。

すごい、感動!

絵は息子さん、言葉は主にお父さんが作ったらしい「豆いち」カルタ。

3ヶ月かかって作った力作で、夏休みの作品として出したとのこと。残念ながら評価は思ったほど高くなく「もしかしたら、お店のPR色が強かったかも・・・」と反省しているのが可笑しかった。

でも、素晴らしく良いと思う。

 

今日も何事もなく無事で一日終了。

 

米沢で生後2週間の赤ちゃんを、23歳の父親と17歳の母親が窒息死させたというニュースが出ていた。

悼ましい。

5月に起きた事件で、死因に不審をいだいて長期にわたり捜査を続けた上での立検・逮捕らしい。

泣き声がうるさいので、ポリ製のゴミ箱に入れて、さらにそれに被せたとのこと。

どうして、そんなことになってしまったのだろう。

未熟な親と言えばそれまでだが、親などと同居家庭でもあったようだし、なにか釈然としない思いがする。

たった2週間で、大切な命を奪ってしまったこと、その事実としっかり向き合わせてほしいと願う。

 

三日間、檀家さまなどへ出向いてのお勤めはなかったものの、子供と関わる時間、道徳ということ、共同作業や地域のことなど、いろいろあった。

考えてみると、なにか社会の中で、一つ繋がっているというか関連するもの、そして近年失われつつあるもの、すでに失われてしまったものなど大事なことがあるような気がしてきた。

それが何か、というのがうまく表現できないでいるのだが、鍵があるような気がする。

 

2015.12.27:dentakuji:[なあまず日記]

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