9月16日(水) 晴れ 朝方は気温低く 肌寒い
今日は7時から、田沢地内の増子他屋集落にある、山の神様例祭。
5月と9月に行われている。
このお堂は、ここ数年クマに何度も壊されており、修理に苦労なさっている。
ミツバチが巣をかけるため、それを狙って味をしめた同じクマが来るようなのだ。
巣は除去されて、はたして今度こそ大丈夫ではないだろうか。
10時からは、米沢市内のお宅に伺って、庭木を伐るということでご祈祷をさせていただいた。
庭木は、その家の方が好きで植えて育てらている場合いや、先代から受け継いだり、という思い入れがあり、バッサリとしてしまうには心穏やかではないということがある。
ただし、雪国ゆえ、雪囲いの大変さや、雪を片付ける際の場所の問題、着雪した雪による家屋への影響を考慮して伐らざるを得なくなることがある。
数十年、或いはそれ以上の長い間、そこで育ってきた思いと、自然に感謝するという供養の意味合いをこめてご祈祷をするのです。
午後、夕刻近くに、草木塔祭の現地を確認する理由もあり、伝国の杜周辺を散歩。
今年で3回目になるのだけれど、現場を見て、昨年の反省や、新たなイメージづくりをしてみる。
西の空が、すごい茜色というか夕焼け空。
お祭りまであと10日をきった。
9月17日(木) 曇りのち小雨 夕刻以降、夜中まで強い雨が降った
今日は早起きして準備。
まずは、6時30分から町内の潜清水にあるお不動さまのお祭り。
ここには、潜清水(くぐりしみず)という、良い清水が湧きだしている。
弘法大師さんが、この地を訪れて、水が不便でたいへん苦労していることを聞き、杖をついて出してくださった、という伝説の清水です。
1200年前以上昔の伝説なので真偽は判りませんが、そこには、水神さまとお行屋を兼ねたお堂にお不動さまが祀られており、代々そこに住んでいる2軒のお宅でお祭りをなさってきた。
10時過ぎに両家を辞して、簗沢のお宅へ。
この度、リフォームをなさるということで、仏壇と神棚の設置場所についてのご相談。
せっかく手直しをするのだから、良い場所に置きたいと思うのは自然なこと。
家の使い勝手と、気持ち良く神棚を拝することができる場所を現場を見ながら、いろいろと考えてご相談。
やはり図面を見ただけでは分からないことがあるものだ。
午後からは、明日の準備と、それに現場確認。
安保関連法案が、衆議院の特別委員会で強行採決されたようだ。
う~む、なんだろうなぁ。
可決した与党側の議員さん達も、それほど嬉しそうな顔していないような気がするんだよな。
反対する側も、戦争法案っていうのも、ちょっと違うような気がするし、なんだろうなぁ、この虚しさ。
議員は私たちが選んだ人なのだけれども、どこか遠い人でしかないよな感がある。
9月18日(金) 小雨のち曇り 午前中から晴れ 気温上昇
さて4時起床!
準備して、高畠町へ向かって5時45分に出発。
檀家さまのご縁で、高畠町町内に建てられた新宅の安全祈願です。
住所をお聞きして、おおよその場所のイメージとスマホのナビを頼りに現場へ。
約束の6時30分の10分前に無事に到着。
ご家族の皆さんと共に、ご祈願を行う。
帰路は、直感で別ルートを戻ったら、行きよりも10分ほど早く着いた。
午前中は寺務と用務をし、明日・明後日の予定がいっぱいになているので、その準備。
20日はお彼岸の入りなんだけど・・・、世の中はシルバーウィークと言って、五月のゴールデンウィークに次ぐ大型連休になるとうことで、様々なイベントが予定されている。
わたしたちのような、土・日曜日が休みでないものや、自営業の方々などにとっては、このような祝日や休日の決まりって、どうなんだろうと思うことがある。
飲食業の知人などは、やはりお客さんが多くなり、売上もかなり多くなるという。
そういう意味では良いと思う。
けれども、子どもをどうするかとか、そういう業種の人は子どもとお出かけするといことも、難しくなるわけで、そこんとこあたりは後回しになっているんじゃないかな。
祝日はなぜこの日なのか、ということが良く判る日とし、会社などでも個人が自由に休みを取りやすい環境にした方が良いのではないかと思う。
まぁ、理想論だと言われればそれまでですけども。
ともあれ、明日からしばらく慌ただしくなりそうです。
この記事へのコメントはこちら