思わぬこともあり

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8月15日(土)  晴れ  気温上昇

 

5時半に起床し、今日は頑張ってまわらなければ! と、気合を入れて準備。

なのですが、7時半頃、檀家さまより電話で訃報。

まだ五十代の方が、急病で突然お亡くなりになったとのこと・・・。

私も五十代、お気の毒に思うとともに、我が身も何時そのようなことになることもあり得るのだと、心配も湧きおこって来る。

 

まずは、病院から戻られるまでの時間、棚経のお勤めをさせていただくことにしする。

下の町 → 上の町 とまわってからお寺に戻り、支度をして連絡いただいた葬祭センターの通夜室に伺い、枕経を上げさせていただいてから打ち合わせを行った。

 

昨日の朝食を食べるまでは何ともなく、その後 急におかしくなって救急搬送され、それから一日経たずにお亡くなりになられたとのこと。

お元気な時と全く変わらない姿に、家族の皆様と共に私も呆然としてしまった。

合掌

 

 

お昼前に、下の町 → お昼をはさんで 市内 矢来 → 東側 → 上の町 → 下中原。

19時15分、ここまでなんとか12軒の勤めさせていただきました。

まだ、全体の半分までまわれていません。

20時に帰宅、親族や姉も来宅し、23時半、力尽きて、お休みなさい、でした。

 

 

 

 

 

8月16日(日)  晴れ

 

5時起床。

本日の午後、お盆供養に続いて開催の檀家総会の資料準備をする。

さて、今日の棚経は8時30分からお勤めです。

下の町 → 上の町 → 下中原 までで、午前中に6軒お勤めをして終了。

 

13時30分から、檀家の皆様25名ほどの出席をいただいてお盆供養。

田沢寺でご供養させていただいている先祖代々、そして、縁なく ご子孫に供養される機会のない諸霊のためにお供えを上げてお経をお唱えし、お参りをしていただきます。

終了後、直ちに総会を開催。

年度初めに、総代会に於いて決算・予算を審議していただき、郵送で檀家さんに資料をお送りさせていただいています。

このかたちで、私がお寺に戻って来る前から進めさせていただいているようです。

私はこれがベストではないと考えているのですが、これから皆様とより納得できるカタチになるように話しあってゆきたいと思います。

 

総会後に、役員の皆様とお墓に塔婆とお供え物をお上げしてから、お寺に戻って懇親会。

出席者は13名ほどで、ちょっと寂しいのですが、昨年よりも少し多く参加いただいたようです。

 

18時より万世町桑山の普門寺さまへ!

観音堂にて大般若法要です。

真夏のしかも夜の大般若は珍しいです。

毎年お呼び頂いて、大汗かいてお勤めさせていただくのですが、今年は涼風が吹いて、涼しいというところを通りこしているみたい。

猛暑からの落差が大きくて、身体には良くないですね。

 

20時30分に帰宅。

総代・役員の皆様も帰られ、一息ついてテーブルなどを片付けをし、本日終了。

お疲れ様。

 

 

 

 

 

8月17日(月)  晴れ

 

さすがに寝坊しました。

それでも6時起床。

 

棚経に出かけます。

下の町 → 上の町 → 東側 → 市内 城西町 → 市内 御廟 で終了。

6軒をお勤めさせていただき、戻ってから明日のご葬儀にの準備です。

 

 

 

 

 

8月18日(火)  晴れ

 

4時半に起きて、ご葬儀の準備を完了。

 

11時からの火葬の前に、棚経のお勤めを1軒だけさせていただいて、斎場へ。

 

いったん帰宅し、14時から葬祭ホールにてご葬儀。

ご家族の希望で、近親者の方で葬儀をなされた。

 

数日前まで、普通に暮らしていた人が、急にお亡くなりになること。

特に、高齢者ではない場合、死ということ、そこにいなくなってしまったということ、受け入れることが難しいことだと感じます。

様々な思いを抱きながら、火葬 葬儀 忌中法要 檀払いと進みます。

その都度、お経と私なりの言葉で皆様にお話しをいたします。

その人はお亡くなりになって、ここにいなくなったけれど、その人の気配を感じてみてくださいと、私は申し上げる。

心の中にきっと私たちは、その人の思いや感覚をそれぞれ持っていると思うからです。

そしてそれは簡単になくなるものではないはずだからです。

檀払いの席で、ようやく故人のこと思い出など、少しづつ話せるようになりました。

 

17時までに終えて、帰宅させていただいた。

 

夕食後、相方と娘を連れて、小野川へお風呂に入りに行った。

なにはともあれ、元気でいたいものだ、ということと、いつ私が不慮のことがあるかも分からぬと、複雑な思いも抱いてしまった。

今日もなんとか終えました。

合掌

2015.09.14:dentakuji:[なあまず日記]

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