3月10日(火) 雪が降ったりやんだり だんだん天気が悪くなり、吹雪に
午前中は来客などあり、お寺にて過ごす。
雪の降り方がだんだんと強くなってきて、少し積もるような勢いである。
午後からは福祉関係の定例会議で三沢コミセンへ。
よねざわ昆虫館が併設されているこの施設は、新しいこともあり、とても魅力的。
昆虫館の入り口付近に、昆虫をモチーフにした作品も展示されていた。
写真の切り絵作品と、あとは羊毛フェルトの作品があって、なかなか良い。
夕刻前に、お寺の維持金について、役員さんと相談ともう一件打ち合わせ。
その最中に、電話が通じていないことに気がついた。
最初は、何度かけても相手が話し中で「なんだろな」なんて思っていたら、こっちが止められていたのでした(×_×;
支払ったものとばかり思い込んでいて、気がつかなかった。。。
とても残念なミス。
翌朝早々に支払いに行かねばならぬ。
3月11日(水) 雪 日中には晴れたり吹雪いたりという変わりやすいお天気
朝はうっすらと雪が積もった。
10㎝弱というところ、除雪はしないで間に合わせよう。
東日本大震災からまる4年経過した。
あの日、14時46分頃は晴れたり曇ったりの天気で、夜に雪が降る寒い日だった。
今日は15時から、やまがた草木塔ネットワークの理事会があるので上山の山形大学の出先の研究施設へ。
ラジオを聞きながら車で向かい、14時46分をすぐ近くのコンビニ駐車場で迎え、車を停めて黙とう(合掌)。
続いて追悼式典があり、総理のあいさつが始まったのだが・・・。
すぐにスイッチを切った。
会議に出なければならないから、でもあるが・・・、聴くに堪えなかった。。。
約1時間半で会議終了。
26年度はたいへん厳しい予算でもあったため、思うような事業を実施することができなかった。
新たに助成金が決定し、新年度は事業も充実することができるだろう。
ただ、中身については、引き続き検討を要するようである。
それから山形市へ向かう。
いくつかの用事と、文翔館で催される慰霊の灯火を見たかったからだ。
小雪が舞う寒いお天気。
今年、自分が山形市に来る時はいつも雪が降るときばかり・・・。
文翔館前では、けっこうな人が集まっているが、粛々と灯火が灯されていた。
蜜蝋の灯火はやわらかな灯りだ。
灯火に背を向けて、七日町方面を眺める。
4年前の3月11日、今頃の時間は、街中の明かりもなくて、不安で頼りない思いでいっぱいの夜だった。
山形市や米沢市は大きな被害が無かったのに、それでも怖かった。
被災した地域の人々の不安は計り知れない。
今、街中は以前と同じように賑やかで、灯りに満ちている。
でもまだまだ問題はいっぱいあり、大変な思いをしている人もたくさんいる現実がある。
しかも、原発の収束や、帰れない多くの人達の帰還の目途が立たないのに、一方で、5年後には東京でオリンピックを開催するという。
この国は、忘れてはいけないことから目をそらし、どこか優先順位を間違えてはいないのだろうか。
そんな思いがこみ上げて来て、虚しさも感じる。
19時、帰途につき、従兄弟が入所している老人ホームに立ち寄り、30分ほど面会し、夕食を摂って米沢へ。
あいかわらず雪は降る。
しかし、舘山から田沢に向かったとたんに雪の量が、まったく違うので驚いた。
国道121号は、10㎝近い積雪で轍ができていた。
これほどちがうのか・・・。
明日の朝は、除雪をしなけりゃいけないのかな。
21時30分、帰宅。
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