人里に近づくけものたち

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10月2日(木) 晴れ

 

娘を園に送ってから、大急ぎで田沢コミセンへ。

今日は「山形のたから」に関わる草木塔の視察ということでご案内をするのだ。

わざわざ山形市からおいでになったお二人を、いちばん遠い塩地平から元に戻る道順でご案内をさせていただいた。

大荒沢から白夫平、戸長里から神原と大明神を見たところで、1時間半のタイムアップ。

 

車の中で、草木塔を含めた地域の文化という捉え方で、文化の伝承や地域づくりにつなげるのがよいのではないか、というお話があった。

わたしもその考え方に賛成。

一個の石の遺跡ということではないとらえ方で良いと思う。

 

 

今年はクマが人里近く、というより人里に下りて来ている。

田沢コミセンや小学校近辺でも目撃され、通学路でもあるため看板がたてられたり、見守り隊の方々や保護者の人も注意深く見守っている。

今年は山になる実が全般的に不作のようである。

気候のせいだろうと思われるが、屋敷内の畑や栗の木などにも荒らしにくるので、朝夕などの時間帯は特に注意した方がよいだろう。

 

ご案内を終えてから、フレンドリープラザに行き資料探し。

残念ながら資料はなかったのだが、珈琲を一服いただいてなんだかいい気分。

 

 

 

10月3日(金) 晴れ、曇り   時々ところにより小雨

 

午前中、管理している墓地に行くと、お猿さん達の群れがいた。

墓石に乗ったり大きいのから小さい子ザルまでいっぱい。

車で墓地内に乗り入れると、群れのサルのほとんどはさ~っと林の中に去って行く。

ここまでは今までどおりなのだが・・・。

 

とりわけ大柄な猿が一匹、立ち去らず、帰ってこちらの方向に何歩か向かって来て、歯を剥き出して威嚇するような声を出したのだ。

今までにはなかった行動!

構わず前に進んで、石を拾って投げる格好をすると、ようやく林の中へはいって行った。

けっこう緊張した。

彼らは男か女か、大人か子供か老人か、見分けると言われているだけに、子どもやお年寄りだったら(もちろん女性も…)もっと攻撃的な行動をとるかもしれない。

そう思うと、用心しないといけない。

 

お彼岸を過ぎてから時間が経っているし、法事の多い土・日曜日からも間があるだけに、お墓はお供え物を荒らすだけではなく、花や香炉などもひっくり返しており、どうもいたずらっぽいkらんじがする。

クマもそうだけど、こちらも厄介なこと。

 

午後から従兄弟が住んでいたアパート片付け開始。

けっこうな量があり数日かかる感じである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014.10.29:dentakuji:[なあまず日記]

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