プチ精進

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9月4日(木)  晴れ時々曇り

お不動さまのお祭りを前にして、前日からプチご精進に入っています。

食事を肉・魚・卵を食べないで一週間過ごすのです。

これ、なかなかなにを食べるか、たいへんなんですね。

加工品などの細かい表示まで見たら、ほとんど食べるものがないです。

 

昔から、大荒沢にお参りする時は、一般の方もご精進で!というのが不文律であり、地域の方々は、その日は朝から気をつけて「生臭(なまぐさ)を食べないで」お参りをするという習慣になっていました。

山仕事(樹を伐ったり炭を焼いたり)で自然のなかで危険な目に遭わないよう、山に棲む神さまの怒りをかわないよう、小便するにしてもやたらにしない、というようなことをしていたようです。

現代人にとっては不合理と思われることかもしれませんが、それだけ自然に対する畏敬の念があり、山(自然)の恵みを享受することに感謝の念を持って仕事に臨んでいたのかもしれません。

 

さてプチ精進は、お米と豆の加工品(醤油・味噌・納豆など)と海藻(海苔・わかめ・とろろ昆布など)と野菜があればなんとかなります。

醤油など、出汁入りは鰹節などを用いていることがありますけども、そこまで行くと、加工品で食べられるものはほとんどなくなってしまいますね。

 

午前中、芸文団体の記念誌編集委員会に出席。

外食は、ほとんど難しいですね。

ざるそばで、出汁の中身には目をつぶるよなさそうです。

お祭りまで、中三日になりました。

 

 

 

 

9月5日(金) 晴れ

朝一番、6時半から米沢市内で建物解体のため、ご祈祷。

これから秋から冬に向かって、雪のことを考えて、必要でないと判断した建物を解体することにした、ということで、雪国米沢では、こういうことも少なくありません。

今回は小屋でした。

中を見ると、小屋自体は三十年ぐらい前に建てたものとのことですが、その材料は昔の家を解体しその中から使えるものを用いて建てたようでした。

百年以上前の材料かもしれません。

その資材にも感謝をこめてのお勤めです。

 

お祭りに向けての準備。

お堂内のお掃除、必要なものの買い出し、ご案内が抜けていたところへ出向いたり・・・、あっという間に終了。

 

夕食後、娘がお気に入りの大きなウサギのぬいぐるみを「おんぶする!」とのことで、自分がおんぶしてもらうおんぶひもでおぶらせてもらい、満足してました。

ただいま急成長中です(^^;

 

 

2014.10.05:dentakuji:[なあまず日記]

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