6月7日(土) 朝方晴れから小雨
本日も早起き。
大荒沢不動尊のお祭り準備のために、有志の方が集まってくださり、舞台かけと旗立て。
これが5時から。
5時からという連絡をすると、早い人で20分前ぐらいに来る人もいるので・・・。
4時前に目が覚めて、準備をして、4時半に出発。
陽が昇り始めて、周囲はかなり明るい。
国道からの登り口の、旗竿のところに張ってある、立ち入り禁止のテープを外しているうちに、車が何台か到着。
時間は4時45分。
そして、中に入ると、案の定車が一台、既に来て待っていた・・・。
恐るべし、田沢のベテランズ!
5時前には14人が集合し作業開始。
7時前には、旗立てまで終えて解散。
それからは、一度家に戻り、娘を園に送り、あとは何度か大荒沢とお寺を往復しながら、翌日の準備をする。
前日からお祭りまでの3日間は家族でプチご精進。
お祭りまで肉や魚 卵を食べないで過ごす。
大荒沢のお不動様には、お参りに行くときに、昔から地元の人たちはご精進してゆくという不文律の約束事があった(あり)、守っていらっしゃる。もちろん私どもも。
山仕事で暮らしを立てていた田沢の人達にとって、山の中で危険なことがたくさんあって、事故を起こさぬよう遭わないようにと一心に願っていたと思われる。
そうした中の約束事の一つとして、ご精進参りがあったようです。
一日雨が降ったりやんだりしながら、一日終了。
連日4時ごろ起きているせいか、眠い。娘よ早く寝てくれ~と思いながら絵本を読んでいるうちに眠りに落ちた。
6月8日(日) 晴れたり曇ったり 時々小雨 夕刻から雨
いよいよお祭り当日。
5時半過ぎに大荒沢へ行き、お堂境内の掃除などをおこなう。
毎日早起きしているとしだいに体が慣れて来る。
地区グラウンドで消防演習が行われるらしく、地元の団員の方々がテントを張るなどの準備を開始していた。
退団してからもう10年ぐらいになる?
なんだか懐かしい感覚。
住職である父親が、高齢であることと、体調を崩しやすくなったため、大荒沢のお祭に行かなくなってから2年になる。
春と秋のお祭り前は、いつもバタバタとしている。
やるべきことがまだ、全体像が見えていないところと、今までと変わって来ていること、変化に対応しなければならないこと、自分として改めたり新たにしたいことなどがあり、そこらへんが整理できないといけないのだろうと思う。
そこらへんのところがまだまだで、相変わらずバタバタしながら当日本番を迎えている、というのが実際のところ。
手伝ってもらう人に助けてもらいながら、あっという間にお昼になり、参拝の方々がおいでになり、助法いただくお寺さま方が到着し、あれよあれよという間に「始める時間だな」ということで法要開始。
そして何とか終了し、お寺さま方と参拝者の方々が大笑いしながら御茶を飲んでいる毎年の光景。
お天気は本当によくもってくれた。
テントにポツリポツリと雨が落ちる音がしてきたのを潮にお開き。
一度お寺に荷物を運んでから、今日お手伝いいただいた方の一人を、希少植物の自生地に案内した。
自然科学に興味と造詣があり、きっと将来この植物の保護に力を貸してもらえる、そういう人なので、花が咲いているうちに一度一緒に行きたかったのだ。
林の中を歩き、雨でだらくされになってしまったのだけれど、行ってきてよかった。
18時過ぎに帰宅し、相方と娘を連れて小野川の温泉に行き汗を流す。
自宅に戻り両親と家族そろって「ご苦労さまでした」。
この春も、大荒沢不動尊のお祭りを無事に修めることができ、感謝。
実家のばあちゃんに御堂へ連れて行ってもらい、あちこち見て遊び、ちょうど法要から修了後のお茶の時間に昼寝をしていた娘。
法螺貝の音が響き、皆が大笑いている中でもしっかり寝ておりましたなぁ(^^;
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