高畠町にもじつは(古い)草木塔があります。
上和田の太田釣堀というところがあり、向かい側のブドウ園側の道の向こう側でした。
紅葉した木の脇に、ちゃんと建っていました。
ただ、資料にある写真と比較したら、位置が変わっているようなしまwした。
凝灰岩で、やや加工された感のある石です。
表面にははっきりした字体で「草木塔」と刻まれています。
段差がついていますけど、字がしっかり残っているので、割れたりしたものではないのでしょう。
建立年月日ははっきり読みとれませんでしたが、資料によると、明治9年(1876年) 8月8日。
同じく資料によると、建立者は佐藤八三郎。
さらに左側に世話人 二宮佐エ門 我妻冶三郎 二宮惣兵エ とあるそうです。
高さは1mほどで、よく目立つ所にあり、よいですね。
建立の趣旨はよく判らないのですが、高畠町の歴史に詳しい方によると、米沢の窪田町の入会山に関する文書があり、その中に和田地区の入会山に4基建てたという記述があるそうです。
そうであれば、4基の草木塔が建っている可能性があるのですが、見つかっていません。
この草木塔は移動している可能性もあるそうです。
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