土・日曜と華展に出していた花を、我が家に活け直してある。
月曜日の朝、ふつうの勤め人家族には慌ただしい曜日になるのだろうが、我が家はほぼ休日と言ってよい月曜日、なのである。
これで、学校に通う子供がいたらまた別なのかもしれないが、ホッとする朝だ。
築山と駐車場の雪は、さらに痩せてゆき、もう消えてなくなる日までカウントダウンだ。
ほんとに、毎年連休中にはほぼ完全に消えてしまう。今までどんな大雪の年でも一週間と違わないものだ。
お天気が良くなれば、裏のフクジュソウが太陽を浴びて黄色に輝く。
今は、ちょうど隣の家の敷地の群生が一気に花開いており、晴れの日は見事である。
ちょうど朝から午前中いっぱい日が当たる傾斜地なので、とても良い眺めになる。
目をこらしてみると、林の縁のところまで層になってずうっと続いているのがわかる。
我が家の裏手にあるエドヒガンザクラは、色づきがまだそれほどではない。
昨年は、フクジュソウと咲く時期が重なって、いい風景になったっけ。
あの眺めは良かったなぁ。
今年は微妙にずれる感じかな。
さて、そうこうしているうちに、お昼に娘を迎えに行かなければならなくなった。
以前からアトピーで身体に発疹ができており、どうもなかなか治らなくて気にかけていたのだった。
園へ迎えに行きそのまま皮膚科に連れて行き、診察を受けた。
どうも・・・、意志がうまく伝わっていないような感がある。
こちらが聞きたいことと、相手から発せられる言葉が微妙に行き違っており、なんだかちょっと困ってしまった。
原因はいくつかあるのだろう。
私の思い込み、聞き方の拙さ、相手の説明の仕方、感情の行き違い・・・。
ちょっと困ってしまったのだが、とりあえず、次の段階に進めるようなかたちになったので、釈然としないながらも子供を連れて帰宅し、寝かしつけて遅い昼食(弁当)を食う。
こうした感所の行き違いは、人に伝わってしまうのかもしれぬ。
それぞれなんだか、微妙に意志が伝わらずずれてしまい、なんだかおかしなことになってしまいがちである。
この日は、まさにそんな日だったのかもしれぬ。
夕刻、毎年恒例、神原地区のお地蔵さまのお祭りに出かけ、ご祈祷をさせていただく。
お堂の中で、当番の隣組の方々が集まって来て、ご祈祷に参加し、終了後は地域の集会所で直会である。
毎年曜日に関わらず、前夜祭としてこの日に行われるので、桜の様子や周囲の雪、風の冷たさなどを「あぁ今年はちょっこら寒いなぁ…」とか、農作業の進み具合とかそんなことから話は始まる。
定点観測をしている、そんな感じだ。
日曜日に降った雪も、私の住む地域では15㎝ほどであったが、この集落あたりは「30㎝は降ったべな!」と言う話し。
若干誇張もあるかもしれないが、間違いなくこの地域の方がいっぱい降ったようだ。
おおよそ30戸の集落の方が、お参りをして集まってお神酒をいただき、お酒を飲んで歓談。
言ってしまえばこれだけのことなのだけれど、連綿と続けていられこと。これが大事なことなのだろうと思っている。
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2016.12.15 (あらあら)たぶんそうかもしれません
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