近くに身内がいない伯父は、義理の弟である私の父を信頼していた。
その父親も間もなく80歳になろうとしているので、私が代わりにできることはできるだけお手伝いをしていた。
私の叔母である妻は数年前に先立ち、娘も病気で亡くしていることもあり、都会に暮らしている孫がこちらに着くまで側にいる。
本人は早くから、自分が死んだ後のことをきっちりと決めて、孫や私の父、病院や介護施設の人にしっかり伝えていた。
その遺志どおり、おおげさな葬儀は行わず、近親者のみで見送り、大学の医学部に献体となる。
12日の夜、伯父の実家の人と二人で、通夜をした。
翌日13日(土)、いちばん早い新幹線で到着した孫夫妻と身内で供養を行った。
早朝は冷え込んだが、よい天気になった。
献体は死後36時間内に受け入れ側に運ばれなければならない。
淡々と儀式は行われ、静かに見送られて行った。
伯父らしい生き方であり、往き方だったと、私は思っている。
合掌
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