野球少年

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並べた人形の中に、一対の野球のユニホームを着た少年。
WとKのマークが帽子についているので、早慶のイメージなのだろう。
片方はバット、一方はグラブを持っているが、バットが途中で折れてしまっている。

この人形は私の父が子どもの頃、買ってもらったそうで、記憶があるとのこと。
もうすぐ80に手が届く父は、かつて野球少年だったようである。
私も子どもの頃から野球が好きで、そのまま野球青年になり、野球中年になりオヤジになった(^^;
子どもの頃、夏、父親が暇な時にバイクに乗せられて、野球場に試合を見に連れて行かれたものだ。

それは、プロ野球でも高校野球でもなく、このあたりの社会人の軟式野球大会みたいなものだったと思う。
それでも、野球場に足を運んで試合を観たという記憶と、退屈してバックネット裏のスタンドを上り下りしてあちこち眺めていたものだ。

さて、2月の末日、夜テレビでプロ野球中継をやっていた。
ここ数日、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の前哨戦(壮行試合?!)らしい。
この本戦の予選は間もなく始まる。
この大会はアメリカメジャーリーグの声掛けで、野球をもっと普及させたいと始まったらしい。
けれど、3月という、本来ならばスプリングトレーニング中の時期に開催されるため、メジャーリーグの各球団は有力選手をこの大会に出したがらない。
そのせいかどうかは解らぬが、アメリカは成績がパッとせず、過去二回の大会は日本が優勝しているのであります。

ただ…、この季節、本来ならばまだベストコンディションではないはず。
ケガや故障をしないとよいのだけれど、と余計な心配をしてしまう。
前回の大会で、松坂やイチローが故障や不振に苦しんだだけに。

この開催時期はなんとかならぬものなのだろうか。






一日中晴れ上がって、青空。
午前中は、檀家さんのお宅にうかがってご供養させていただき、午後は今日も屋根の上。

本堂裏側の廊下でつながった建物の雪下ろし。
ちょうど隣の旦那さんが、裏の作業小屋の雪下ろしをしており、合間合間に井戸端会議風の話しをして一服つける。

一番雪が積もって、建物に取って危ないところを終える。
境内と駐車場の圧雪部分がざけてお客様が苦労しているので、スコップで削り方をし、終えてみるときれいな星空になっていた。

2013.03.01:dentakuji:[なあまず日記]

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