法事

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もう冬の山は峠を越えた、そんな感じでいましたが、そうなかなか簡単には終わらないようですね。

16日(土)、朝方は10㎝ほどの積雪で、除雪をするかしないか微妙な雪で、天気が悪くなりそうなので除雪をすることにしました。

午前中は、法事のお勤めを2件させていただきました。

2月~4月が命日になっている場合、米沢のような雪国ではいつ頃ご法事を行うかというのが、ちょっと悩ましいところで、よく相談をいただき、その家のご主人などとご意向をお聞きしながら決めることが多くなっています。
1月・2月の命日の方は、前年の雪が降る前に執り行うこともあります。
そういう例は昨年もけっこうありました。

お墓参りもできないし、親族に集まってもらうのもこの雪ではたいへんだから、と同じ理由なのですが、「遅そくして5月あたりでわりぃがい?!」と言われることもあります。
こういう場合も、できればお墓参りができた方がよいと思いますので、それでよいと思いますと応じています。
ただし、祥月命日には、忘れずにお参りくださいということでお願いしています。また、この日にお経だけでもあげてくださいと頼まれることもあります。

そして、この日のように、お墓参りは後日雪消えてからするから、命日近くに、ということもあるのです。
以前は、無理してお墓の雪を掘ってまでお参りをされているお宅が多かったのですが、そこまですることもないと私は思います。
何しろ150cm以上も雪が積もっている墓地がほとんどですから、たいへんな作業です。

以前、「4月初めなら大丈夫だべぇ」と法事を行ったら、なかなか雪が消えない年で、ご主人が頑張って雪掘りをして、当日ダウンしてしまった、などということもありました。

このせいで身体を壊してしまってはたいへんです。
あまり無理なく、おいでになるご親族のことも考えながら、日程を決めて、ゆっくりと法要と会食をなさって故人を偲ぶように考えられたらよいと思っています。


2013.02.20:dentakuji:[なあまず日記]

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