風渡る…

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連休最終日。

本当は、順当ならこの日が檀家さんのお葬式、というのが一般的な流れである。
23日の夕刻に亡くなられたので、日曜日の午前中に火葬を行い、午後にお葬式が営まれるという日程だと、日曜日でもあるし、とうわけなのだが。

土曜日が友引きで斎場が休みであるため、その分が日曜日の午前中に集中してしまっていた。
しかも、午前中にこちらも法事が予定されていたので、順番を逆にすることもできなかったのである。

ご遺族や隣組の皆様にご了解をいただき、月曜日に営むことになったのだ。




そして、日曜日の早朝は、町内の早朝作業で、川掃除があり6時。
6時である(@_@;
今、米沢あたりの日の出は6時半頃なので、真っ暗…。
これ、まだ夜だよねぇ。
田舎だからクマと会っちゃうかもしれないし、なんてぶつくさと言いながら、約1時間半の作業。



1時間経つと、もうこんなに明るくなりますね(^^


午前中、法事のお勤め。
ごく身内でなされたのだけれど、中学生から保育園の年中さんまで5人の子供さんがいた。
少し、法事について長めに話しをさせていただいた。
十三佛の図を掛けていたので、それぞれの仏さまについてなど、できるだけわかってもらえるようにお話しをしたつもりであるが、どうだったかなぁ。


午後は、プラザでシニア演劇教室を受講したメンバーによる、初公演を見に行った。
「風渡る頃」という7人の受講者が全員出演する劇である。
さすがに緊張感があったものの、脚本のテーマが、お墓やどう人生の幕引きをするかとういうような現代にあったテーマで、重い内容ながらとてもコミカルに仕立ててある素晴らしい作品でありました。

それに、演出のうまさ。
亡くなられた人を幽霊として出演させて…という、笑も涙もある素敵なものでした。

夕食で、この話をしたら母親が涙を流して笑っていた。

この作品は、回を重ねてもっと素敵に仕上がっていくのではないだろうか。


2012.11.27:dentakuji:[なあまず日記]

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