こちらお寺は、今年の法事のだいたい最終週という感じになる。
それに、様々なイベントもあり、雪囲いも…というように、気忙しい一日である。
小雨が時折降る、肌寒い休日。
本堂に大きなストーブを出さないと、だんだんと寒くなってきた。
一年間ほおっておいたストーブは埃をかぶっていて、危ない。

庭先に出して、ブロワーで思いっきり埃をふっ飛ばして、その後で細かい埃を吸塵する。
そのままテスト燃焼させて、安全を確認して終了。
今年も大丈夫。
10年過ぎた機械だが、今年も新たに購入せずとも使えて助かった。

午前中の法事は、本堂が暖かかった。
昔の建物ゆえ、保温性がよくなく、そこらへんをこれから考えなくてはならない。
それから、午後は「ほんきこ。」の読書会。
少ない人数ながら、いい場所を使わせていただいて、ゆっくりと過ごすことができた(^^
と、これで終了するはずであったのだが、夕食時に檀家さんより電話があり、97歳のお父様が亡くなられた由。
身支度を整えて、お宅にお邪魔しお経をあげさせていただいた。
ひょうひょうと、生きてこられたように見えながら、長子と奥さまに先立たれながら、力強く乗り終えられてきた方であった。
今年のお盆には入院中でお会いすることができなかった。
大往生であったとお家の方はおっしゃっていらしたその顔は、眠るがごとく安らかでありました。
合掌
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