おもてなしの宿で

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時雨模様の火曜日。

時折、晴れ間が出たりするのだが、長続きしなくて、外仕事もどうもはかどらない。

お寺の裏山の中腹には、石塔群が建っているちょっとした平らな場所がある。
そこには、町内の鎮守の神様や、「おおみやさま」と呼ばれている、子どもの発育やお母さんたちの健康を願ってお参りされている祠がある。

先週、登ったら、いくつかの石塔が屋根や胴体の部分などが倒れていた。
春の雪の圧力で倒れることはあるのだが、5月の春祭にも9月の秋祭りの時も何事もなかったし、風で倒れることもなさそうだ。
これは、お猿さんの仕業に違いない。
倒す気で倒したということではなく、群れでやって来ているので、屋根に登ったりして、驚いたり何かのはずみで倒してしまったのではないかと考えた。
一番思いもので、大人が二人でやっと持てる物もある。
もともとバランスが崩れていたりするので、考えられないことではなく、おそらくそうであろうと思う。

午前中は、町内会長さんと一緒に行って、取りあえず直してきて、後日補修をすることにした。

お昼は家で、なめこ・鶏・月見蕎麦を食べて暖まる。




午後は、マナビストの二期会のメンバーと福島県の土湯温泉へ。
マナビストとは、米沢市が生涯学習に関わる一定の講習を受けたものに、認定をする制度があって、10年前同じ年度に認定された者が任意で会を作っている。

米沢市や関連する生涯学習に関する事業や催しなどの支援を継続している、30代~80代までと幅広い年代で、男女もほぼ同数ぐらい。
ただし、会が始まったときから、みんな10歳歳をとっている。
この日は平日ゆえ、参加者は6人。




震災の被害を受け、今も原発事故に関わる影響をうけつづけているであろう、福島県の温泉地。
私たちが予約したお宿は、看板猫の「KABU(かぶ)」が出迎えしてくれる、暖かいおもてなしの宿だった。

直江兼続と縁のある興徳寺というお寺もある土湯温泉。

年代を超えたオモシロ話、真剣話。
ほっこり暖かい夜でした。

2012.11.22:dentakuji:[なあまず日記]

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