一時みぞれながら

  • 一時みぞれながら
帰宅したら、自宅の玄関先に白菜とキャベツと大根がたくさん。
笠地蔵さんが運んで来てくださったのか…。

聞いてみたら、いつもお不動さまにお供えしてくださるТさんがくださったものとのこと。
有り難くお供えしてご馳走になることに。


そんな日曜日、朝から冷たい雨が降り、これじゃ雪に変わるかもしれないと、自動車のタイヤも交換していないし、びくびくしながら、一日をスタート。




朝は簗沢地区のお宅で、オタナサマのお祭りのお勤め。
オタナサマはそれぞれの家によって祀り方が異なっているので、いろいろと興味深い。
このお宅では、毎年この日と決まっており、家族全員一日ご精進で過ごされるとのこと。
これは、ご当主がきちっと家族にお話をされ、行っている家の約束事でもある。

そのご神体は当主だけが知っており、口外無用とのこと。
今の時代でも、こういうことってきっとあっていいんだろうと思う。
オタナサマを拝むことを通して、いろんなことを思索して過ごす一日、不合理を受容する体験である。



午前中は同じ簗沢地区のお宅で法事のお勤め。
法要を終えてから、ご親族の皆様と、小野川温泉のお宿で、会食の席に招いていただいた。

この日の小野川は、街中の婚活イベントがあるらしく、大勢の若い人が出歩いていた。
なんと男女合わせて200人ぐらいの人が集まったらしい。
すごいなぁ。

街中を食事やお茶を飲んだりしながら、最後は大黒天で良縁成就のご祈願があったとのこと。
さて、果たしてどれだけの縁が結ばれるのやら。

お昼には時々みぞれが混じる天気になったものの、夕刻近くになってお天気は晴れに向かい、キンキンと冷え込んでいった。


町内のお宅で、屋敷の神様のお祭りのお勤めをさせていただいた。

そして…。
敬愛するご当主、それにその息子さんとは先輩ながら小学校時代からの旧知の間柄ということで、ご馳走になってしまった。
自分が思っていた以上に、お神酒をご馳走になってしまったようだ。
たいへんな長っ尻をして、夜中に帰宅。

明日は大丈夫なんだろうか…、などと頭の片隅で思いながら、爆睡し終了。
2012.11.20:dentakuji:[なあまず日記]

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