節目節目に

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立冬の一日は比較的暖かい一日になった。
けれど、風が冷たくなっているのを肌で感じられる。
市街地より、こちら田沢の風が冷たいなぁ。

暦にはこう書いてある。

「立冬を過ぎると駆け足で冬がやってくる。健康上や家事の上で冬を迎える準備に怠りのないように準備しよう」

まったくその通りであります。
でもなかなかはかどりませんね。


山からやって来るお客さんのために、白菜にネットを掛けた。
わずか二十数株だけだからこんなふうにできるわけで、ほんとに大きな畑をしている人や生業にしている人にはたいへんなことだ。
ほんとに有効な手立てを考えないといけないのだけれど…。




用あって置賜総合病院へ行く。
午後のやや遅い時間であるのに、駐車場がいっぱいになっている。
患者さんだけではなく、私のように見舞いの人の車もあるのだろうけれど、なんだかすごいものだ。

「駐車場がいっぱいになってるのは、パチンコ屋と病院だよ」と言っている人がいたっけ。
パチンコはやらないから判らないけど、確かにそうかもしれぬ。
お世話にならないで済めばそれに越したことはないのだけれど、生きていれば大小にかかわらず病はあるものだと心がけていた方が安泰かもしれぬ。




新築中のお向かいさんから、上棟祝いのお酒とお赤飯をいただいた。

夕飯にその赤飯をいただきつつ、「最近は上棟式に餅まきとかはしなくなったなぁ」などと両親と話して、最後に餅まきをしたのはいつ・どこだっけ?などと思い出してみるが誰も思い出せない。

これは、歳のせいで思い出せない?のか、本当に最近ないのか?よく判らなくなった(^^;
困ったものである。

子どもの頃、屋根の上に旗が立って、屋根の上で謡などの神事を行って、やがて餅まき。
そこに至るまでが、もう待ちどうしくて待ちどうしくて。
今思い出しても楽しかったなぁ。

神事や儀式はいろいろあるけれど、日常生活を彩るものだと思う。
昔のことも、よく味わってみると、とても豊かだなぁと感じることが多い。

お赤飯をいただいて、なんだか温かい気持ちになった。


2012.11.08:dentakuji:[なあまず日記]

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