お彼岸中日

  • お彼岸中日
22日、お彼岸の中日であります。

暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものですね。
すっかり涼しくなったお彼岸、中日は天気が回復していい天気。
最高気温は27℃まで上がったらしい。


中日も早朝からアウトドアでのご祈祷お勤めです。
いや、半分アウトドアというところでしょうかね(^^;

矢子町の集落の皆様が氏子になっている「稲荷大明神」様のお祭りです。
おそらく一般の人には全く知られることなく存在する神様、そしてその祠。

今は住職がいなくなった法印が、以前はお勤めされていたようで、その後を継いで十年ほど前からご祈祷をさせていただいている。



リンゴ農家さんが多いこのあたり、お宅の屋敷を通り、リンゴ畑を通り、杉の木立の中の参道の向こう側に小さな木造の祠がある。

ここは昔からずうっとお参りされているお稲荷様のようだ。

りんごと米の収穫が始まるこの時期に、毎年祭りである。

あさ、それぞれの家の方が、お赤飯や油揚げや餅とお神酒を、お供えする。
朝のうちにお参りをして終了。
お神酒上げ(直会)は特にしていないらしい。

「今年はりんごの出来はどうです?!」
「わりなぁ(悪い)、雨降らねで暑すぎて」
「よくないですか…」
「いや、悪いっし」
(^^;・・・自然相手の仕事はたいへんなんですなぁ。

そんな年だからこそ、事故のないように作業を終えられるよう祈ります。



午前中法事があり、供養を終えて会食の席の呼ばれ、午後に帰宅。
暖かいですなぁ。

この週末は、とにかくどこもかしこもイベントが盛りだくさんにあるらしい。
良い気候だから、企画する人たちは、この時期を選ぶんだろうなぁ。
ほんとに、いろいろあるもんだとチラシ類を眺めている。

こちらはお彼岸、ゆっくり過ごさせていただいてもよいのかもしれない。




これは先日の社会科見学の様子。
相方が、紙芝居の前に絵本を紹介して、それから読みました。
子どもたちがとても興味を持っている様子が判ります。

子どもたちに「お彼岸って言葉知っている?」と尋ねたら、ほとんど知りませんでした。ちょっと残念。

これは私たちがちゃんとお話をしていかなければならないのでしょう。
絵本や紙芝居もそうですし、家族の皆さんに話題にしてもらえるように、務めなきゃね。
2012.09.23:dentakuji:[なあまず日記]

この記事へのコメントはこちら

以下のフォームよりコメントを投稿下さい。
※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。