彼岸入り

  • 彼岸入り
朝陽が昇るのは、5時15分過ぎぐらいになったようだ。

特別に疲れていない時は、もう5時前に目覚めてしまという、ちょっと切ない感じの近年なのではあるが、もともとそんなに長い時間寝られないというか、寝なくても大丈夫なのである(言い訳^^;)

ほの暗いうちから、そこはかとなく雨の気配?!  いや気のせい?!と思って明るくなってから窓を開けると、いくらか周囲の地面が湿っているではないか。




東の空はお天気雨のようだが、西の方に眼をやると、山に低い雲がかかっているところがある。
畑には大変ありがたい雨。
しかし、田んぼはボチボチと稲刈りに入っているだけに、有り難くない雨になるんだろうなぁ。

お天気相手の仕事は、なかなか大変。


そんな中、早朝に稲刈り間近の田んぼの先の小高い場所に建っている石の祠に祀っている「稲荷大明神」のお祭り。
お祭りと言っても、祭主の二軒のお宅でお供え物をあげてご祈祷とお参りをするだけのこと。
素朴なお祭りである。

微妙な天気の中、代替わりした(しつつある)両家のご夫妻二組が初めて揃われたので、「途中雨が降っても傘を差せばいいや」と現場の石の祠の前でご祈祷を勤めさせていただいた。

雨の時や、降りそうなときは、家の座敷に場所を変えて拝もさせてもらうことがある。
この日は、あえて私のわがままを通して強行させていただいた。
結果、最後までお天気がもってよかった(^^;

午前中は、米沢市内のお宅にうかがって、弁天様の屋敷祭りを修める。
こちらは、雨がポツリポツリと落ちていたため、家の中でお勤めさせていただいた。




午後は、軒先に植えた木の剪定と、裏の草刈りを行い草を集めて山に運ぶ作業。
夕刻前、とうとう雨脚が強くなって、汗と雨でずぶぬれになって終了。

彼岸入りのこの日、この雨を境に気温が下がり雨が続くのであろうか。

木瓜の樹が伸びてごちゃごちゃしてきたので剪定していたら、実を発見。
園芸に詳しい伯父曰く「熟すといい色になって、水に浸けて食べ物の色出しに使える。または、中に身が入っているから秋に採って来年蒔いてやっと芽が出る。これは強いから、3年ぐらいで花が咲くようになる」とのこと。

さてどうなるかな。
2012.09.20:dentakuji:[なあまず日記]

この記事へのコメントはこちら

以下のフォームよりコメントを投稿下さい。
※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。