そろそろ休息が必要

  • そろそろ休息が必要
明けて9日(日)、これも毎年恒例、お寺の町内の秋祭り。

早朝5時過ぎ、ようやく夜明けを迎えた時間に、やっと起き出して朝掃除とご祈祷である。

全部で5ヶ所ある鎮守さんのお掃除を隣組ごとに行い、山の天辺に鎮座する虚空蔵様には隣組長さんたちと私が登り、お掃除とご祈祷を執り行う。
これは、かなりきつい山登りである。
時間にすれば15分~20分にすぎないのだが、麓から峯までほぼ直登するので、堪えるのだ。

毎年 春と秋、必ず2回登る私。
昭和59年にお寺に入って以来、その秋祭りから28年、欠かさず登っていることになる。
雷雨などで朝登れない時には、一人で午後に登山したことも幾度かあった。

いやはや、毎年、きつさが増してくるようである。

現住職が50歳の時に登山を交代した。
その数年後に、住職は心臓を患ったので、二度と交代はきかぬ。

冷静になって考えたら、その時の住職の年齢を超えてしまっているんだなぁ(^^;
さぁ、何時まで登ることができるだろうか?!
一緒に登った若い人が「あどっつぁま(私のこと)、みんな元気なうちに、虚空蔵様を下に来てもらうべ!」という、半分冗談半分本気の輕口が、現実味を帯びて聴こえてくる。和尚である、私に口火を切らせたいらしい(^^;


疲れのピークである。
日中から夕方にかけて、残りの4ヶ所のご祈祷を修し、帰宅。
家に来ていたお客さまに「なんだぁ、疲れた顔しったごどぉ」と言われた。
こりゃいかん。




あっという間に夕刻。
町内の公民館にて、直会。

2ヶ所の神様のお神酒と、大荒沢不動尊で祈願したお酒の3種混合酒で乾杯。
疲れたと言いながら、最後までくっついていて美味しいお酒をごっつぉになった。
お酒の力で回復した気分になった^^




翌朝、早朝に古い小屋解体の出張祈願を終えて、借用品などを返却し、物品の片付けや掃除で、あとは子どもと一緒にゴロゴロして10日は一日終了。

目下のところ、時間を気にしないで過ごせるとで、心身ともに休まるのである。
2012.09.13:dentakuji:[なあまず日記]

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