登拝日

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8月8日(水) 晴れ時々曇り

涼しい風が吹く。
明け方は、寒く感じるほど。

毎月八日は、大荒沢のお不動さまの登拝日。
朝食と午前中は、肉と魚と卵を食べないでお参りをする。

大荒沢はやはり涼しい。
途中、国道に設置してある気温表示では23℃。
お堂のあたりはもっと涼しい感じである。

この時期に山に入ると、たちまち車に群がってくるアブやメジロの数もとても少ない。
毎年この日は、車に虫たちがパチパチと当たる音がするほどで、窓やドアのわずかな間からでも中に入ってくるのだ。

今年は、雨が少なかったことと、この日の気温が低いせいではないかと思う。




そのおかげで、お堂の周囲の草刈りがとても楽。
いつもは、車や草刈り機等の排気ガスに群がった来てたいへんなのだけれど、涼しいし、予定以上に順調に草刈り終了。

来月は、9月7日・8日は、もう秋祭りである。




午後は来客の合間を見て、伝国の杜へ。

『昭和の家族 きずな』  という、安部朱美創作人形展を見てきた。

粘土を使った人形はその表情の細やかさと、昭和の家庭や風景を表現した優しい人形たちでした。

私の世代よりも、少し上の年代の昭和、でしょうかね。

谷川俊太郎の詩、米沢の昭和30年代の写真も展示してあり、それも懐かしく面白く感じた。

「昔はよかった」と一言ではいえない。
なにしろ、わが家のその時代を思うと、経済的にもとてもたいへんだったろうなぁという思いがある。
そのまま戻りたいとは思えない。
けれど、どこかその時代にあった人のぬくもりみたいなものが、懐かしく感じる。


2012.08.09:dentakuji:[なあまず日記]

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