忙しいと、写真を撮る余裕がない。
この日は夕方に一枚だけ、お堂の写真を撮った。
葬儀の引摂文をようよう書き上げて、ひと眠りしたら、朝! という感じ。
早朝から、車両のお祓いと交通安全祈願である。
世の中は月曜日、出勤前にということで、6時20分。
11時から火葬が執り行われ、13時30分からの葬儀である。
兄妹とごく身近な親族だけの、家族葬というような規模の式であり、導師である私一人で法要を行う。
それゆえ、いろいろと段取りが忙しくなる。
近年は、こういうカタチの葬儀も珍しくない。
家族が少なくなり、親族の輪も小さくなってきている。
亡くなられた方が、現職にあったりすれば別だが、退職してからだとそういった付き合いも少なくなるようである。
これも時代の流れ。
喪主を務められる方と、それぞれよく話し合って、納得のいく形で進める。
昔からこうしていることだから、という部分も大事なこともあるけれど、それも意味合いなどを確認し合うようにしているつもりである。
さて、無事に檀払いまで終えて帰宅。
18時からは、地元の神原集落の地蔵さまのお祭りのご祈祷である。
中1時間ほどあるので、できるだけ、心を切り替えるように務める。
とはいっても、そんなに簡単には行かないものだ。

車で迎えに来ていただいて、お堂で地区役員と当番の隣組衆と共にご祈祷お参り。
終了後に、集会所で直会。
ここで、冷たいビールをいただき、甚だ不調法ではあるが、その美味さで身体のチカラが甦った。
地域の方々と歓談し、20時半に送っていただいて帰宅。
待っていてくれた赤ちゃんと風呂に入り、本日終了なのだった。
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