彼岸明け

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3月23日(金) 晴れから曇り やがて雨

いよいよお彼岸も最終日。
わが家では、この日に「ぼた餅」をつくってお供えして食す。
中日にするところが多いようなのだが、せわしないせいか、昔から御帰りのぼた餅と言っている。


あたり鉢に豆を入れてすりこぎ棒でじっくり潰してすって「じんだん」をつくる。
わが家ではこのぐらいの量で充分だ。



いつもは「じんだん」をうっすらと塗るのだけど、ちょっと厚くした^^
昔、京都の本山でぼた餅をいただいた時、その大きさと厚く塗ったあんこにビックリしたものだ。
まぁ、わが家では材料もそんなに潤沢になかったから、控えめなぼた餅になったのかもしれぬが。

お不動さまには白いぼた餅、ご先祖さまには白とじんだんの両方、お地蔵さまにはじんだんとゴマをお供えした。
今年は、あんこをお休みで、ゴメンナサイなのだ。

夕刻電話をいただいた、大先輩で敬愛するUさんとの電話で、「おら家(わが家)でもお帰りぼた餅で、白いぼた餅なんだ。早く帰えんなんねから、何もつけねでいいなだど(笑)」とおっしゃっていた。

その家その家で、いろいろあって調べてみたら面白いもんだろうと思う。




家の掃除で終った一日。
途中、甘納豆の美味しい店に立ち寄りお土産にする物を買ったらお店の方に「車の中で食べておごやい(ください)」と味噌パンをいただいた。
それが、見事なハート形で、ななんだか嬉しい。


いよいよ彼岸明け。

早い年なら福寿草が顔を出す頃でもあるのだが、今年はまだまだ、半月先であろうか。
お陽様の光を反射するようなあの黄色い花が咲きだすのが待ちどおしい。
2012.03.24:dentakuji:[なあまず日記]

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