青空

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3月4日(日) 晴れ
スカッと青空になり、気分よし。

季節は確実に進んでいる。

午前中、2件の檀家さんのお宅にまわり、ご供養のお勤めをさせていただいた。
ご両家とも、ご家族が亡くなられてから約一ヶ月。
この間いろんなことがあるものだ。

お勤めを終えてから、お茶をいただきながら、お話をする。
奥さんが手術をされてたいへんだったこと、転んで手首を骨折されたこと、子どもが生まれて実家から戻ったこと、雪片づけで心身ともに疲れ果てたこと、などなど、わずか30日の間にお葬式を含めて様々なことが起きる。

もちろん普通の日常だっていろいろあるのだけれど、重なって次々起きると「なにかあるんじゃないべが…」という気持ちになるようだ。

この「何か」とは、いわゆる祟りとか因縁とかというような意味である。

気持ちはわからないでもない。
でも、普段だっていろいろ起きているのだけれど、心身の疲れとかあると、気持ちが弱くなってしまうようだ。

気から病にならないよう、努めて適度に身体を動かしたり休んだり、思い悩むことを一度忘れるようなことが必要なのだろうと思う。
七日ごとのご供養というのは、そういう意味で生きている人のためにあると言ってもよい。
人に話をしたり聞いたりして気持ちを軽くなることがある。
できるだけ、そうなるように心がけているつもりなのだ。

晴れた日に、できれば朝に、お陽様を浴びて、外の空気を吸っただけでも心もちが違うと感じる。




2012.03.05:dentakuji:[なあまず日記]

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