ご縁

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2月20日(月) 雪のち 曇ったり晴れたり
朝は5㎝ほどのうっすらとした雪。
天気予報ではもう寒気の峠を越したはず。
そろそろ春らしい天気になるのではないかな。

午前中、2回洗濯をして、ベランダに干していると、太陽が出て汗ばむような感じである。
お陽様が出ると、窓越しの日光はポカポカする。


お昼から、遠縁にあたる親戚に不幸が出て、葬儀に参列するため、万世堂森の善光寺さまに出かけた。
私の曾祖母の実家、だからだいぶ縁も遠くなっている。
しかし、曾祖父は二男で婿入りして行ったのだが、肝心のわが家の跡継ぎが早く亡くなってしまい後継ぎがいなくなり、こちらで懇願して妻と既に生まれていた長男共々当家に入ったのだそうだ。
そんなわけで、今でも細々ながらお付き合いいただいている、というわけだ。




善光寺さまは真言宗豊山派の古刹。
見返り阿弥陀如来様で知られており、また、前田慶次郎 縁のお寺としても有名である。
庫裡、本堂、葬祭場、阿弥陀堂と広い伽藍を、雪から守って管理なさっている。

正式な職衆(しきしゅう)ではなく、諷経(ふぎん)という、葬儀を出す家と親族であったり何かしら縁のある僧侶として葬式に参加させて頂くのだ。
ご住職に同等の席に着かせていただき、お経を上げさせていただいた。


5年以上も前に法事でお会いして以来ご縁がなく、見送ることになってしまった。

娘さんや孫さんに、わが家との関わりを伝える役が、私になったのだなぁと、しみじみと感じた。

それなりに離れていくご縁ではあるけれど、それなりにお話ししていくことも必要なのだなぁ。
世代はしだいに変わって行くのだ。
2012.02.20:dentakuji:[なあまず日記]

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