(121)『「自分」から自由になる沈黙入門』

  • (121)『「自分」から自由になる沈黙入門』
小池龍之介:著 (幻冬舎  2008年3月)

さて、どういったものだろうか。

思い当たる節はある。
たとえば、ついつい語ってしまっていること。
たとえば、身内の人にひどく腹が立つこと。
たとえば、人の話を聴いているうちから興味が失せていること。
たとえば、どっちでもいいようなことに煩わされていること。
たとえば・・・。

きりがないほど、自分に幻滅したり、他人に腹を立てたりしているのだ。

こう書いているうちに、もう自分を語ろうとしているではありませんか、ねぇ。

「ドウデモイイ」
「ドッチデモイイ」

そう念じてみるのもいいのかもしれぬ。

母親と相方に「ご飯とうどんでどっちがいい?」と尋ねられて、うっかり「どっちでもいい」と答えてしまったら「どっちでもいいじゃあっか」と怒られた。

人前で声に出して言ってはいけない。
心で念じるだけにしよう(^^;
2011.12.26:dentakuji:[お寺の本棚]

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