12月11日(日)、晴れのち曇り 夕方に雨。
お隣の家のイルミネーションが少しづつ増えている。
毎年恒例で、今年はどんなふうになるのか楽しみ。
お昼から、桑山の敬愛するZ師のお寺の檀家さまの葬儀があり、伴僧のお勤め。
近親者による葬儀で、こじんまりとしたセレモニーホールでの葬儀・告別式。
九十歳を越えた方の葬儀ということもあるのだけれど、葬儀の形は少しづつ変わってきている。
セレモニーホールで、故人の生前の姿をしのぶ多様なサービスを受けることができるような葬儀がある一方で、とてもシンプルに近親者で必要以上の演出もいらないという葬儀も増えている。
両極化して、やがてこれからは…というところにあるのではないだろうか。
また、既存の仏教(宗教)の儀式を排したカタチを選択する人も増えているという。
もちろん、本来は強制的なものでは決してないはずで、選択は自由である。
死という、人が誰でもが避けて通れない、必ず来るものです(少なくても今は)。けれども、誰もそれがどういうものなのかわからないし(苦しい・恐怖・不安など)、それが普通はいつ来るかわからないものでもあります。
自分が必ず到ることだから、だからこそ、丁寧に弔うという心が自然に生まれ、生きているということをちゃんと意識する儀式が必要だったのではないだろうかと思う。
基本にあるものは変わらないと思うのだけれど、世の中の状況に合わせてその儀式のカタチは少しづつ変化していくのかもしれない。
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