地方ならでは

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12月2日(金)、晴れ。
今朝はかんじた(寒かった)けれど、予想ほど厳しい寒さではなかった。


「かんじる」 は、方言です。
米沢 置賜…山形なら通じるますかねぇ…。
学生時代(埼玉と東京です)に、「昨夜から今朝までかんじたぁ…」と言って、怪訝な顔をされました。
通じないですよねぇ、方言だもの^^;

「ゆうべは、かんじだぁ…」って言うと、色っぽい噺になってしまいますねぇ^^;




^^;さてさて、裏山の木々の葉が風に吹かれて舞っています。
栗の木はすっかり裸になってしまいました。

今頃は、雪が降らなければ、いいあんばいだなぁ という気分です。


午前中は、兼務しているお寺の檀家さんの四十九日で、忌明け法要でした。
百ヶ日が一月下旬に当たるため、兼ねて行いました。

雪国のこちらの方では、積雪で集まるのも大変だったりお墓参りも難しいので、このような場合は、一緒に行うことも少なくないのです。
いわば方便ですけれども、百ヶ日当日にはめいめいでご供養下さるようにということを参列された方にお話をします。

お斎をいただいて、やや早めに帰宅させていただきました。






簗沢のお寺は、新築して十数年で、立派な本堂と庫裏が建っています。
しかし、十年前から、事情があって住職が不在になり、檀家で維持管理をなさっており、同じ宗派の私どもの寺の住職が代理を務めて運営されています。

お寺の裏側の山の中腹には、保呂羽大権現のお堂が建っています。
明後日、4日(日)は年越し例祭が行われ、ご祈祷後に、参拝者の方々にはお餅のお膳が出されます。

保呂羽様というと、米沢市窪田の千眼寺の裸餅つきがとても有名です。
毎年テレビや新聞に、この季節の風物詩として取り上げらますものね。

毎年12月4日にお祭りがおこなわれています。

かたや、ここ簗沢でも、農作物の実りに感謝し家内安全を祈願するお祭りが、地域で地道に続けられています。

瑞林寺の本堂にて、午前11時と午後1時からの2回のご祈祷がありますので、興味のある方は、おいでくださいませ。
当日は私もおります。

米沢の北と西、それぞれの地域で同じようなお祭りがおこなわれているのは、興味深いこと。
地域的なこと、歴史から追っていくと案外と起源は同じだったりするのではないかなぁと想像しているのですが、どうでしょうね。



2011.12.03:dentakuji:[なあまず日記]

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