おいたま草木塔の会が主催する草木塔巡り、今年度は~米沢南部編~ということで、米沢市の簗沢と綱木を巡ってきました。
11月5日(土)、三沢コミュニティセンターに集合した26人の参加者の皆さん、天気も恵まれ元気に出発。
案内役の講師を予定していた、梅津幸保氏が都合が付かなくなったため、急きょ、私がご案内することになってしまいました。
参加者の皆様に謝りつつ、参加者の皆さんにご理解とご協力を戴いて、無事に回ることができました
最初は三沢東部小学校グランド脇にある、大台原の草木供養塔。
この塔は、江戸期に建立された塔としては、唯一、碑面に建立の趣旨が刻んである、たいへん重要なものです。
そして、今回の参加者の方から、昔は別なところに建っていて移動したものだということを教えていただき、ありがたいことでした。
次は綱木地区にある草木供養塔。
集落の真ん中付近から石段を登ると、立派な山の神様のお堂が建っている。
その参道の途中にある。
なぜか、草木塔の目の前に巳待塔が重なるような格好で建っていて、不思議。
ここでは、綱木の獅子踊りについて、参加者の雨田さんからいいお話をお聞きでkしました。
そして、簗沢方面に戻り、糸畔集落へ。
道端のとてもわかりやすいところに建っている、草木供養塔です。
土地所有者の方が、とてもきれいに管理なさっています。
その次は、初神(はじかみ)集落の渡部さんの屋敷内に建っている草木塔。
草の字体がちょっと変わっています。
明治39年に建立されたもので、この頃になると、個人で建てるようになってきているようで、建立者の名前が刻まれている。
そして、その主旨のようなものが書いてあるのだが、残念ながら明瞭でなく、追って調査をしなければならない。
それから、小野川の小町山にある草木供養塔。
昨年の会の研修でも訪れました。
置賜三十三観音の二十一番札所があります。
さらに、赤芝の龍性院さまへ。
ここには、平成5年に川から見つけられ、このお寺の境内にお寺さんや町内の有志の方々によって遷座された草木供養塔です。
最後は、三沢コミセンの駐車場脇の広場に建つ草木塔。
簗沢には、もう一基、屋敷集落と西ノ在家集落の背景にある山の中腹に建っているのですが、確認できなかったため、今回は案内することができませんでした。
次回へ持ち越しです。
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