皆川睦雄投手

  • 皆川睦雄投手
土曜日の夕刻は、じつは楽しみにしていた。
故人になっている米沢市出身のプロ野球選手だった皆川睦雄投手(南海ホークス)の野球殿堂入りをお祝いする会に出席。

今年、プレーヤー部門の殿堂入りの選手として、落合博満(現中日ドラゴンズ監督)とともに選出されたことを祝い地元の会だ。

野球後進県と言われて久しい山形県の、その中でも高校野球でも甲子園出場わずか1回という置賜・米沢から、プロ野球通算勝利数221勝という成績を残した偉大な選手が出たこと自体がおどろきである。



私が子どもの頃、昭和40年代前半に活躍する皆川投手の姿をテレビで観て憧れたものだ。
昭和43年に30勝をマークした年、オールスターに選ばれていて、投げる姿をテレビで見た覚えがある。
ただ、その時ホームランを打たれてような記憶だが…。
そして、母と同年であることから、学生時代には頭一つ抜きんでて大きい人だったと聴かされていたこともあり、私の中では、あこがれの野球選手だったのだ。

後年、野球少年だった私も、同じ高校の野球部の後輩になり、皆川さんから様々な援助を受けていることも知ることになった。
もちろん、私は(もちろん)皆川さんのようにはなれなかったわけだけど…^^;、その後の学生時代も、社会人になってもどこかで野球に関わってきたのだ。



たくさんの野球関係者や、地元関根の方々、同窓の方々など、様々な縁のある人たちが221人(通算勝利数と同じ人数だとか^^)、祝賀会開催日も背番号と同じ22と、まぁ出来過ぎという感もありますが、今まで聞いたことがないお話も聞けてなかなか愉快。

当時の野球部の監督さんの話は今まで知らなかった。
それに、その当時、東大からコーチを招いて指導を受けていたこと…。
皆川の投球や、バッティングを目の当たりにして、これはケタ違いの選手であったと驚いていた人。
などなど、書ききれません。

現役引退後は、阪神・巨人・近鉄の各チームで投手コーチを務められている。

奥さまとご子息が出席され、いいお話をしてくださった。

いやぁ、皆川投手ファンの私には、とても幸せな時間であった。

2011.10.23:dentakuji:[なあまず日記]

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