大荒沢の奥の院は、お堂から沢をさらに遡ったところの滝です。
お大師さん(弘法大師)が、向かい側の山(大師山)の頂上で行を行っているとき、大荒沢方面を眺めると素晴らしい霊地があると喜び、お不動さまを勧請されたそうです。
そう伝えられています。
いまから、千二百年も昔のお話し。
そこが、大荒沢の御滝(大滝)。
滝そのものがお不動さまであると言われています。
今から40~50年ぐらい前までは、大滝参りをする人が大勢いたそうです。
私が田沢に戻ってきた24歳のとき(25年以上も前^^)、初めて御滝に一人で行きました。
そのころは、もう御滝参りをする人はおりませんでした。
それから自分はほぼ毎年のように行くようなりました。
一般の人が行けるようにしたいものと思い続けていて、公民館に務めてから事業としは行くことができました。
有志として、支えてくださっている方々も、子どもの頃に行ってから○十年も行ったことがないとか、初めてという人がほとんど。
それで、この二年間はいろんな事情があり行けなかったこともあり、希望者を募って道の確認をしながら行くことに。
声掛けして参加を希望する方の集合時間は8時。
田沢の気もめる方々^^;
8時まで待ってられません^^;
先発隊で出発。
私、後発隊で行きました。
沢に降りると、風が違います。
空気がかわります。
谷間の樹の間から見える空が…。
こちらは小滝。
ここにも、お不動さまが。
滝らしい姿です。
大滝はまったく別な姿なのです。
こんなふうに沢の中を歩いて行きます。
残念ながら、自然の力で御滝は姿を変えています。
上流の樹の伐採や、近年多い局地的な激しい雨などのせいのように感じます。
御滝は残念ながら掲載できないのです。
来年からは恒例の行事にできればいいなと思っておりますので、ご縁がありましたらおいでください。
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