福島市へ通院

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水曜日に福島市の県立医大病院へ母のお供をして行ってきた。
震災以降3回目になる。

ほぼ一カ月に一回の通院。
この病院の眼科に通うようになって4年。
福島県内はもちろん、隣県や北関東などからも患者さんか来ていて、外来はたいへんな混みようになっている。

しかし、さすがに震災以降は、その数が減ってきているように感じられる。
被災された人が多いことや原発に関する不安が原因ではなかろうかと想像している。
福島市の南側に位置するので、おそらく原発からの距離は60km足らず。しかし、この病院はドクターヘリが在駐している高度救急救命を担っている大事な施設でもある。

目に見えない、放射性物質の不安を感じながらも、たいへんな役割を担っている病院なのだ。

福島市内は、内陸部なので全国的なニュースでは出ていないが、大きな揺れを観測して、家屋や道路など大きな被害が出たいたのだ。
今は、一見何事もなかったように見えるが、よく見ると壊れている家屋で、補修されていないところや、道路の段差を補修しているところがいたるところにある。

医大病院近くの比較的新しい住宅地では、傾いたままの家屋がまだ放置されている。

見えない怖さにおびえながら、県庁所在地としての機能を維持しつつ、また子どもたちの将来を憂いながら、福島市は、市民は日々を過ごされているんだろうなぁ。
2011.06.25:dentakuji:[なあまず日記]

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