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(137)『美味しんぼ』

  • (137)『美味しんぼ』
108巻「被災地編・めげない人々」

雁屋 哲:作   花咲アキラ:画 (小学館 2012年3月)
2012.04.23:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

(136)『楼蘭探検』

  • (136)『楼蘭探検』
朝日新聞楼蘭探検隊 (朝日新聞社 1988年12月)
2012.04.19:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

(135)『地球派読本』

  • (135)『地球派読本』
日本ペンクラブ:編 

立松和平:選 (福武文庫 1990年10月)

地球の環境(破壊)に関する21人の論客によるアンソロジー。

原発・核に関する文章もいくつかあり。



手塚治虫 「科学の進歩は何のためか」

司馬遼太郎 「樹木と人」

井伏鱒二 「原発事故のこと」

杉浦孝昭 「おすぎの原発映画案内」

野間宏 「何ゆえに作家が(公害)問題にかかわるか」

2012.04.15:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

(134)『呪いの時代』

  • (134)『呪いの時代』
内田 樹:著(新潮社 2011年11月発行)
2012.04.11:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

(133)『おやじがき』 

  • (133)『おやじがき』 
絶滅危惧種 中年男性図鑑

内澤旬子:著(講談社文庫 2012年 2月)

2月中旬以降、読書量が落ちてしまった。
なぜか解らぬが、一冊を読みとおせないでいた。

ならばイラストルポならどうだろうというわけで、この一冊。

じつは、この著者の新刊書ともう一冊、という感じで購入していた。
そのため、よく見もしないで誤解をしていた。
「おやじガキ」だと思っていたのだ。

「ギャルおやじ」とかというような意味で、ガキのような行動とか格好をしたオヤジのルポだと思っていたのだった。

著者が興味を持ったのは、サブタイトルについているように、絶滅危惧種?!ともいえる、ちっともお洒落でも若ぶってるとかいうオヤジのことではない、いわゆるオヤジらしいオヤジのこと。


まさに、そのオヤジの年代に突入してしまっているワタクシとしては、なかなか痛い内容なのである。

「すだれ、耳毛、大あくび、ハゲ、加齢臭、…」
どれもこれも思い当たり、気になることではないか。
若い頃は、耳毛が出ているオヤジを見つけると、信じられなかったものだが、今はカッターで定期的にカットしなければならなくなった。


しかししかし、著者はじつにこの純粋オヤジに好奇心とともに、なんとも暖かい眼差しを向けているではないか。

「おやじがき」とは、絶滅危惧種と化したオヤジをこっそりと観察して描く(書く)ということだったのだ。

「オヤジ狩り」ならぬ「おやじがき」であった。

それがじつに、相手にわからないように、観察し描くかという、考えてみればどうでもよいばかばかしさがあって可笑しいのである。
2012.03.16:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]