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太鼓は語る

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台風接近の影響なのでしょう、雲が重く垂れこめて、雨が降り出している田沢です。

皆様の地域ではいかがでしょうね。

今週末も、各地でイベントが目白押し、準備をなさっている方々は気が気でないことでしょう。

田沢地区でも、田沢コミュニティセンター・小学校を会場に「木魂祭」(こだまさい)が開催されますが、お天気がどうなのでしょうねぇ。

外でのイベントが多い文化祭ですので、お天気にさえなってくれると、半分ぐらい成功したっていう気分になっていたものです。

コミセン在職中、一度だけ小学校体育館内で行ったことがありましたっけ。

11月3日に開催していた当時(15年ほど前)、雪が降ったこともありましたっけ。

懐かしいです。

田沢は他の地区より早く雪が降るので、その後、10月開催ということにしたんでした。

 

田沢寺の太鼓が、きれいになって帰ってきました。

じつは、9月初めに、私がご祈祷中に叩いていた時に、なんと、破れてしまったのです。
米沢の、中島屋太鼓店さんに修理に出して、直していただきました。

そうしたら、今まで解らないでいたことがいろいろ解りました。

祖父の時代から古い布を幾重にも巻いて使用していたので、その布を取ってみたら、縄で絞められた締め太鼓だった。

縁の方だけ、素人の修理で、太鼓の縁に釘で打ち付けてあったこと。

締め太鼓は、持ちながら叩くように、胴を薄くして軽量に作られているもので、一般には小さなものなのだけれど、約一尺八寸のこの太鼓は珍しく大きいほうであること。

そして、破れた皮を切ってみたら、嘉永二年という年号と、作者の銘が書いてあったこと。

太鼓屋さんは、皮の張り替え等の修理を行った場合、必ずその年月日と職人の銘を入れるものなのだそうです。

作ってからそれ以後、加筆されていないので、およそ150年以上は修理しないまま使われていたであろうということ。

私が破ってしまった(破れたのですけどもね・・・)おかげで、いやはや、約150年の時代を超えて解ったこと、今まで知らないでいたことを知ることができたわけです。

怪我の功名・・・と言えるかどうかわかりませんけどもね(^^;)

なんだか気持ちを入れ替えてお寺のことに取り組め、ということかもしれぬと、ひとりごちているところです。

 

2013.10.25:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

いも煮と月見

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あっという間に一週間。

日中の気温がぐっと下がりましたね、

先週は、火曜日に「平日いも煮会」をし、その夕から台風の影響で、雨。

米沢近辺では、羽黒川などが増水で警戒警報が出たようですが、幸いなことに果樹などにも被害はなかったようです。

直撃した伊豆大島では、土砂崩れで多くの犠牲者が出て、いまだ行方不明になっている人がいるという災害になってしまいました。

テレビ等の報道で、なぜ島で避難等の緊急警報が出なかったのか、等の検証が行われているようです。

災害で亡くなった方々は戻ることがありませんが、この後の被害を防ぐためにも、なぜ?を解明しておかなければならないですね。

そうして考えると、東日本大震災から2年半経過したばかりで、7年後の世界中からトップアスリートが集まるスポーツの祭典が開かれることに決まりました。

それはそれで嬉しくないわけではないのですが、震災後に起こりうる地震の想定やその影響を盛んに流していた報道は、どうしちゃったんでしょうね。

たしか、起こり得る津波の高さは10mとか20mとか言っていたようなのですがね。

 

十三夜に、私の父は十三のお供えをします。

そして、月を拝みます。

その夜は冴え冴えとした満月が出ています。

子供も家族みんな月に手を合わせます。

あぁ、なんだかこの瞬間は平穏だなぁと感じます。

自然の大きさ美しさ、それと怖さや深さ不思議さも感じるようになるのですね。

祈りとともに、希望的過ぎない取り組みも必要なのでしょう。

2013.10.21:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

連休明け

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12日(土)・13日(日)・14日(月)と、世の中は3連休ということらしい。

私は、土・日は法事のお勤めをさせていただき、その間、知人の祝賀会にお呼ばれして、慌ただしく過ごした。

そして、食欲の秋(というか、私の場合は一年中 よく食べる)で美味しい食事をいただいて、明らかにウェートオーバーである。

気をつければいいのに、せっかく美味しい食べ物を出してくださったのだから、美味しくいただきたい・・・。(もうこの時点で、体重のことを忘れている)

相方は月曜日も仕事で、実家に子供の面倒を見ていただき、なんとか連休を乗り切った。

それにしても、今年は特に3連休が多いようだなぁ。

また11月上旬に振替で連休があるものね。

ハッピーマンデーとか言って、成人の日・海の日・敬老の日・体育の日・・・などの祝日を月曜日に変更したのは2000年頃だったか?

連休を増やそうというものだったと思う。

これも、たぶん景気対策だったんじゃなかったっけ。

お出かけしてもらって、お金を回そうというような、ね。

違っていたらゴメンナサイ。

連休で出かけやすくなった、というのはあって、それはそれなりの効果もあるんだろうね。

自営業とか商売の方は、かえって大変というような面もあるんじゃないかという気もする。

子供と過ごす時間がずれるしね。

祝日は祝日として、その日である意義をきちっとして、休みたいときに休みがとれるようにする、といいう方向へ進んだ方が良いんじゃないだろうかと思うんだけどなぁ。

月曜日、重くなった体のために少々歩いて家に戻って、我が家の猫に「どうかね?」と呟いてみた。

 

高い山では紅葉が始まったらしい。

私の家の周囲はまだ、これから。

暑すぎる10月はようやく、本来の秋になったようである。

半袖・短パン しばしお別れ(^^; (まだ履いていた)。。。

本堂の障子戸をはめたし、ストーブを出さなくちゃ。

2013.10.16:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

ようやく長袖

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先週まで、10月としてはずいぶん暑い日が続いていました。

ようやく昨日あたりから日中の気温が下がってきたようです。

半袖ではうすら寒い感じがして、子供に長袖を着せ、自分もいよいよ長袖になりますね。

これはこれで残念な感じではあります。

 

ヘクサムシ(カメムシ)は昨年よりはるかに多くて、ベランダはもちろん、わが家の台所と言わずトイレと言わず、所かまわず出没というか、大集合しております。

そして、あまりの高温のため、ベランダの窓を閉めた中にいるヘクサムシは参ってしまったものもたくさんあり、ひっくり返って絶命しております。

そして、大荒沢のお堂。

レベルが違いました・・・。

堂内の畳に足の踏み場もない(というのはオーバーですが)ほど、いっぱいおり、それに次から次と飛んできます。

私の身体に堂々とぶつかってきます。

やれやれ、どこに行ってもヘクサムシ!

おまけに、大荒沢のヘクサムシガ衣服や車や、かばんにまでも紛れ込んでおり、帰って来てビックリ。

お勤めにうかがった際には、のそのそと這い出して来るかもしれませんので、ご勘弁くださいませ。

臭い以外には害はない(たぶん)と思われますので、そおっとそとにだしてやってくださいね。

 

 

2013.10.14:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

いよいよやって来た

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いよいよやつらがやってくる季節になった。

と思ったら、昨日わが家のベランダだけでなく、玄関はおろか台所まで侵入し、夕刻、蛍光灯には黒いドット模様になった。

画像は、午前中 陽当たりの良い玄関のサッシや網戸にくっついているところ。

きれいに並んでるなぁ!おい!!

毎年、10月10日頃、この一週間のヘクサムシの量を見ている。

この地方では、ヘクサムシ(カメムシ)が多い年は大雪としたもので、例年話題になるのである。

ただし、これはかなり大雑把な感覚的なものであるように思うのだけれども、経験的に当たってように感ずることもある。

 

昆虫に詳しい人に尋ねてみたことがあった。

実際は、発生時期や場所を細かく調査しなければいけないのだろうけれど、概ね関係ないとのこと。

これ、毎年の気象や降雪量等のデータと突き合わせて研究する人いないかな。

 

とりあえず、カメムシ駆除作戦。

空ペットボトルに中性洗剤を溶かした水を入れ、その中に飛びこませる。

やつらは飛び出しがあまりうまくないので、蛍光灯や壁にへばりついているところにPBの口を持って行くとボチョンと落ちてしまう確率が高い。

低い所や床にいるのは、布ガムテープでペタペタ作戦。

ちょっと可哀そうだが、あの匂いや潰してしまった時の黄色い液が沁み込むことを思うと、そんなことは言ってられない!

ナムナム、ゴメンゴメンと呟きながら駆除する。

ふ~む、やつらと共存する道はないものなのだろうか・・・。

窓を閉めても、サッシのわずかな隙間から入ってくるし、しかたがないな。。。

 

2013.10.08:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]