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話題二つ

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12月5日(木) 晴れ時々曇り。

朝はぐっと冷え込んで、車のフロントがラズが凍っていた。

いよいよ、氷点下まで下がる季節である。

 

さて、この日も雑事に追われる日、とでも言ったらよいのだろうか。

その中から話題を二つ。

 

一つは、生前葬について。

お盆に、檀家の方から生前葬を行って、お世話になった方にきちんと礼を述べて、無くなったら簡素な葬儀を行いたいという相談があった。

その件で、先日、葬祭に関わる人に「何か例がないか?」と訪ねていたら、この日に資料を持ってきてくれた。

ただし、実際に行った例は今までたった1件のみとのこと。その説明をお聞きして、その方の生きてきた環境や置かれている立場などから、なるほど納得のいく形だなぁと感じた。

やはり、家族や身近な人との、置かれている立場などを考慮しながら納得できるように話し合って行うものであろうと思う。

伝統的に行われてきた葬儀の形が、必ずしも絶対的なものとは言えないかもしれない。

その反面、長く続けられてきたことには、それによって安心できたりするという側面があることも確かだ。

生前葬を希望している方は、それほど高齢でもなく、健康面で不安があるということでもないので、少々時間をかけてもよく考えて、私も調べて話しあってゆきたいと思う。

 

 

そして二つ目。

身近にちょっとした事件があり、考えさせられた(られる)こと。

居場所、ということ。

これは、ちゃんとした大人がとりあえず自分一人だけなら、住む場所もありなんとか生活できるほどの状況にありながら、生活が破たん状態になるって、なんなんだろう。

毎日、おとなしく一人でひっそりと暮らすことって、堪えがたいこともあるだろう。

そんなとき、とりあえずあんまりよろしくない場所であっても、自分が受け入れらている(そう思い込んでいる)所へ行く、というかたむろす。

結果的に、非常に良くない結果を招いたとしても。

これは、なかなか辛い。

福祉の問題というよりも、人の生き方に関わるから。

周囲の声など、耳に入らなくなってしまってるに違いない。

私は、死んでしまうよりまだいいかなぁ、なんて、思いもよぎり・・・。

でもやはり、良くはなく、解決の糸口、或いは出口が見えないのである。

 

 

 

 

 

2013.12.13:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

晴れ続きながら・・・

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12月2日(月) 晴れ。

前日、保呂羽さまのお祭りから戻ると、毎年一日の夜に、古月祓いのご祈祷をさせていただいているお宅にうかがった。

この一年の収穫に感謝し、餅をついて食し、新しい年へ思いを新たにする、という、言ってみれば「お年越し行事」と趣旨は同じなのです。

お祭りが当たったため、例年より遅い時間にお勤めとなった。

 

明けて二日の朝は、さすがにちょっと寝坊をしてしまった。

 

この日のニュースは、秘密保護法案に関わる、与党幹事長の不適切なブログ発言に関することだった。

大音声のデモ行為が、その根がテロ行為と同じ、そう言うなら全てのそのようなデモに対して言うべきでありましょう。

矛先が自分に向かった時に、そのような発言をするというのは、気にかかることがあるという証拠なのではないのかな。

それにしても、この法案成立は急ぎ過ぎるように感じる。理由があるんだろうな。

 

12月3日(火) 晴れ。

歯医者さんに通い始めて、7ヶ月半になった。

なにしろ、あちこち虫歯と歯周病もあるから仕方がないのだけれど、一ヶ月に二回のペースなので時間がかかる。

それに、できるだけ自分の歯を活かすという方針の歯医者さんで、それがよいと感じて掛かり始めたわけなので、やむをえない。

この日は、虫歯だった一本の歯に冠するのが終わった。

次は、今月下旬、まだまだ通院は続くようである。

 

治療を終えてから、林泉寺さまへ行き、遙拝した。

相変わらず境内がきれいに手入れている。

こうあらねばならないのですが・・・、がんばりましょう。

 

12月4日(水) 晴れ。

晴れが続き、しなければいけない外仕事がたくさんあるのだが、それ以上に急がなければならない事務処理があるため、終日 内仕事になってしまった。

なんともったいないことよ。

あまりに天気がよいと、まだまだ大丈夫、などと根拠のない楽観的な見方になって、あとで泣きを見ることになる(やっぱりそうなった)。

この季節は、一日一日の大切さを特に感じてしまう。

 

ちなみに、画像のロールケーキは、寒河江製菓さん。

冬季間のみロールケーキを製造販売されている。

とても懐かしく感じられお味ですね。

 

 

 

2013.12.13:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

保呂羽大権現 年越し例大祭

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 12月1日(日) 曇りから晴れ

いよいよ師走、カレンダーは今年最後の一枚になりました。

 

簗沢の屋敷集落の山に建つ、保呂羽大権現の年越し例大祭。

米沢で保呂羽さま、といえば窪田の家中にある千眼寺境内に建つ神社があり、12月4日の年越し行事「裸餅つき」がよく知られています。

毎年、この時期に風物詩としてニュースになりますよね。

 

一方、こちらは地域の方々中心に地味ではありますが、長く続いている年越し例大祭です。

10年ぐらい前までは12月4日に催していましたが、数年前から12月の第一日曜日に行われるようになりました。

 

窪田は上杉家の家臣 色部氏が越後から一緒に保呂羽神社を移してきたもののようです。地域的にこちらもそことの関連はあるのかもしれませんが、資料や記録、或いは口伝などでも伝わっているものが見つかっていないので、はっきり判らないようです。

 

さて、墓地の裏山に真っすぐ造られた石段を上った先に、お堂があります。

昔はここでご祈祷が行われたり、夏祭りに相撲大会があったものだと聞いていますが、もうそうとう前のことのようです。

 

現在は、瑞林寺の本堂でご祈祷と餅ぶるまいが行われます。

朝から3回のご祈祷を行い、参拝者は餅をご馳走になります。

 

この一年の、田畑や野から得られる収穫に感謝し、また新たな年も健康で自然の恵みを得られるようにというお願をします。

 

私は3回のご祈祷を終えてから、山のお堂に登ってお参りをしてきました。

この堂の建立年代も不祥です。

けれども、お堂内の奉納絵馬に安政年間のものがあるので、少なくとも、開創年代はそれより古いと考えてよいでしょう。

 

今年も無事にお勤めを終えさせていただきました。

このお祭りは、檀家さんだけでなく地域の方々が協力して催されている、たいへんよいお祭りです。

新たな年も、素敵な一年になることを祈り、私もお餅をいっぱいいただきました。

 

 

 

 

 

 

2013.12.08:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

子守り

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11月30日(土) 

朝方、昨夜のみぞれが雪になり、うっすらとクルマフロントガラスや、お寺の屋根にあった。

思ったほどの量でなく、ホッと一安心。

お天気は相変わらず変わりやすく、晴れから曇り、また小雨になった。

 

相方は仕事の関係で夜遅くなり、私も夜、所属している団体の会議と慰労会があり、さて・・・子守りは、ということになる。

 

じつは、相方からだいぶ前に、「この日の夜はは空けといてくださいね!」と言われていたのだが・・・、忘れて日程を入れてしまったのだ。

それも、私がいなければ成立しない、というほどではないけれど、常日頃お世話になってお礼を申し上げなければならない、という趣旨の会合だから、困った。

子ども連れで行くかなぁと思ったのだけれども、結局、高齢の(私の)両親ではあるけれど、短い時間ならなんとか見てもらえる、ということで、「なんとか1時間ちょっとお願いしますm(_ _)m」ということで出かける。

結局1時間余りなってしまったのだけれども、見ていてもらえた。

なんとありがたいこと、感謝である。

 

こんな時は、夫婦と子供だけの家庭の場合はたいへんなことだろう。

今は、夫婦がそれぞれの仕事を持ち、様々なコミュニティで役割を担っていれば、どうしても都合がつかなくなってしまうことってあるに違いないと思う。

短い時間でもお願いできることって、とてもありがたいものだ。

 

子どもが病気になった場合の対応、冬季間の奥内での遊び場など、子どもに関する環境整えることっていっぱいありそうだね。

 

 

 

 

 

2013.12.07:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

屋敷の神さま

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11月28日(木) 雨が降ったりやんだり、たまに陽が射したり 時雨模様?

昨日の晴れっぷりから、ころっとお天気が変わりました。

天気予報どおりでしたね。

さて、この日は米沢市内の屋敷神さまのお祭りが2件あって、ご祈祷をさせていただきました。

 

屋敷の神様って何? と、よく尋ねられます。

米沢近辺では、家の屋敷内の一角に稲荷大明神や弁財天などの神様が、石宮や小さな木のお堂などに祀られ、縁日を定めて、おうちの方がお参りをされ、(多くは)一年に一度、法印や神主さんを招いてお祭りのご祈祷を行います。

時代によって、流行というとおかしいかもしれませんが、神様をこぞっておまつりするということもあったかもしれません。

米沢の場合、昔からある屋敷内には必ずと言っていいほど、神様のお社が見受けられます。

今でも、新しい家になって移動したりしながらも、赤い布を掛けてお供え物をあげたりされて、この辺で言うところの「無沙汰にしない」というようになっています。

屋敷の土地は、武家屋敷であれば与えられたり、或いは求めて土地はその人の所有になるわけです。けれども、その人の(或いはその家)のものと言っても、これはあくまでも人間が決めているだけのこと。

 

もともとは誰のものでもなく、自然や神様からお借りしているものだ、そんな意識をもって大事にするという意味であろうと思います。

そう思っていれば、健康で安泰に暮らすことができていることに感謝する気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。

もう少し俗っい考え方としては、所有地の角や境界に神様を祀ることで、所有権を主張している、そんなふうにもみえますね。そういう側面もあったかもしれません。

というわけで、それほど荒れたお天気にならず、お勤めをさせていただきました。

 

お昼過ぎ、帰りの途中に館山公園の展望台に登ってみました。

画像は下の展望台。

一番上の展望台からは、米沢の市街地はもちろん、南部から東部一帯、高畠町から南陽市まで望めます。

ここから眺めると、陽が射しているところ、曇ってるところ、雨が降っていそうなとこ、一目瞭然です。

 

午後からはみぞれ。

田沢のわが家でははっきりわかりました(画像ではよくわからないですね)。

夜は、少し雪になりました。

 

 

29日(金) 晴れ。

雪が積もっていないかと恐る恐るのぞいたら、車の屋根が少しだけ白くなっているだけで、ホッと一安心。

娘を車に乗せて小松へ。

小松駅の東口に、イルミネーションが点いて、「ぴかぴか ぴかぴーか」と言って喜んでいました。

 

この日、わがブログ開設以来、初めてっていうぐらいの訪問者あり。

といっても、2000ぐらいなんですが(^^;

今売れている本の話題のせいだったのでしょう。

いつも100台ですからね~、ビックリしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

2013.12.05:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]