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子易地蔵尊 例祭

  • 子易地蔵尊 例祭
7月24日(日)は、田沢寺のお地蔵さまの例祭です。

午前10時と午後1時30分にご祈願が行われます。

午前のご祈願の後、渡辺裕子さんの楽しいお話し会を行います(午前10時半頃からの予定)。
小さいお子さんも楽しめるお話をしてくださいますので、お子様連れでおいで下さい。

お地蔵さまにお参りをしていただいたあと、お昼は、ささやかな昼食を用意しております
2011.07.21:dentakuji:コメント(2):[なあまず日記]

月日

  • 月日
連休明けの昨日も、引き続きお勤めが続きます。
午前中は二七日のご供養で、檀家さんのお宅に。

私は昭和59年にお寺に帰ってきたのですが(ずいぶん昔だね^^;)、この度亡くなられたお婆ちゃんはその年、脳内出血で倒れてしまったのです。考えてみると当時60歳ぐらい。
手術をして、家に帰ってこられて、言葉などに多少不自由がありながら、いつも元気に、居間の定位置に座って迎えてくださっていました。
昨日は、同居している孫娘さんがその場所で迎えてくれました。
「なんだか、そこに婆ちゃんがいないと、さみしいようなきがするなぁ」
孫さんは気にかけないで「んだな、まぁだ慣れねなよ」と屈託なく話してくれました。
なんだか、ばあちゃんとよく似た前向きな性格なんだなぁと、ちょっと嬉しくなりました。

ばあちゃんが倒れた当時4歳。
救急車で運ばれ、一緒について行った母親に置いて行かれた、という記憶しかないとのこと。
その孫は3児の母になり、隔世遺伝というんでしょうか、いい気質を受け継がれたようです。


画像は小イモの煮っ転がし。
これ、うまいんですよね。
砂糖としょうゆで甘じょっぱく、です。
わが家のジャガイモはまだまだ。
農協の愛菜館から買ったそうです。


ジャガイモといえば、これ。
塩クジラ汁。
今ごろだと、塩クジラ・ミズナ・玉ねぎ・ジャガイモを入れて味噌味にします。
このあたりの夏の定番なのですけど、なにしろ塩クジラはかなり高いので、そうそうできなくなっちゃいました。


昨日の午後は、私のスキー仲間(けっこう先輩ですけども)の母上がなくなられてご葬儀。
当寺の檀家さんでもあります。
何度もお宅にお邪魔しておあり、まだまだ元気でいらっしゃると思っていたのですが…。
90歳になってらしたということで、驚き、

自分の歳をわすれてしまってるからなんですが、忘れてしまっているうちに、月日は経っているのですね


さて、スピードの遅い大型台風が太平洋側にものすごい雨を降らせていて、被害が出ているようです。
くれぐれも、無理な外出などは控たいですね。
被害があまり出ないように願っています。

田沢も少し風が強くなってきたようです。
用心しなければね。
2011.07.20:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

価値観

  • 価値観
18日(月)海の日、やはり朝から暑い。
未明から起きて、女子サッカーワールドカップ決勝をテレビで観る。

なでしこジャパン、劇的な優勝!!!
これで、もう一日がハッピーに終えたい感じになってしまった。


けれども、「草木塔との語らい 2011」なのだ。
炎天下、50人以上の方々が各地から参加してくださった。
平均年齢がいささか高めなので、ちょっと心配だったのだけれど、見学地が山の方なので比較的涼しいということもあり無事に終えることができて良かった。


午前中は私が3ケ所を説明しながらご案内。
塩地平の最も古い草木供養塔 ~ それがもともと建っていたという場所 ~ 大荒沢のお不動さまの順に回った。
大荒沢のお不動さまには、この山の中でこんな立派なお堂があるということに驚かれたようだった。



午後は、山辺町作谷沢から来ていただいた吉田朝夫さんの講演。
地元作谷沢に居を構え、多様な活動をされている。
草木塔に関心を寄せ、町内の小中学校を始め各地に寄贈されている。

「山村も、都会の価値観という大波にさらされ、その引き波に根こそぎ田舎の価値観が持って行かれそうになるのを、草木塔という塔がまるでそれを止める杭であるように感じる」という言葉が興味深かった。

終了後、参加者とスタッフで交流会を行い、来年引き続き開催することを約束したのでした。



2011.07.19:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

ヂガヂガと暑い

  • ヂガヂガと暑い
台風が日本に近づいているというのだが、こちらはあい変らず暑い。
というより、昨日は陽射しの強さでは一番だったかなぁ。

昨日の朝は綱木集落へ。
古い家屋を解体するということになり、お祓いに出かけたのだ。

久しぶりの綱木だ。
以前と比べて、住んでいる人が少なくなったからなのだろうけど、旧街道の家並みが荒れてしまった感がある。
その代わり、新しい建物も建っていたりするのだけれどもね。
お寺も維持できないということで、解体されて、だいぶなるのだそうだ。

平成6年に引っ越してから放置していた家屋が、今年の雪で大きく壊れたので、いよいよ解体を決意された。お母さんと、私ぐらいの息子さんと娘さんが家の中に入りお祓いを行った。

帰り道、綱木川ダムから、戸倉山とその手前の糸畔集落を見る。
もう陽射しが強く、いかにも夏の風景になっている。

その足で、米沢市街地へ向かい、屋敷神さまのお祭りのご祈祷にうかがう。

もう太陽が、グワングワンという感じである。
祭主の方が、遮光率70%のネットを日除けに張ってくださったので、おかげさまで殺人的太陽光から守られた。
それでもかなりあっつい。

遠くの野球場か応援の声が聞こえる。
高校野球の予選が始まってたんですね。
およそ二十数年前の高校球児だった私なのですが…。
よくこの炎天下で野球をやっていたものだと感心し、感慨にふけってしまった^^;



午後からは田沢コミセンで、海の日に開催する「草木塔の語らい 2011」の準備。
今年も50人以上の方が参加してくださることになり、スタッフもチカラが入る。

お昼にたべてもらう「ばんだい餅」を試食。
画像のは特別^^
岩魚味噌なんだそうです。
いただいて、美味しいんだけど、岩魚が入っているという感じがあまりないかなぁ…。

ということで、今日はいよいよ本番。
暑さには充分に注意してもらおう。
さてがんばろう。
2011.07.18:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

ふう~

  • ふう~
15日の夜の満月は、東南の方の空から、オレンジ色をしてでっかく出てきたのですが、写真は完全なピンボケでありましたなぁ^^;
梅雨明けして、蝉が鳴きカラッとした夏の雰囲気が漂っております。
しかし、暑いなぁ。

さて、昨日午前中はグループホームの運営推進員会があって出席。
ここでは、認知症の方々が普通の民家を改装した施設に、施設職員の支援を受けながら共同生活をされている。
入所者は全員女性で、症状の程度は差があってお互いが協力できることを補いながら暮らしていらっしゃる。
このような方法だと、認知症が進まないと言われている。
今一番心配なのは、暑さによる熱中症対策のようだ。
幸い、木造二階建ての建物の一階に生活スペースがあるので、一部エアコンを使用しながら風を入れて扇風機を回して対応なさっている。
10時~約一時間の会議中も暑さを感じなかった。
利用者のご家族の皆さんも職員の方々も、その点を心配されていたが、施設内で会議をしたことで、だいぶ安心できたのではないかと感じた。


その足で、伝国の杜に向かい、企画展「サントリー美術館コレクション名品展」を見てきた。
明日までなんですね。
使われるものにいろんな技法で美が表現されている。
より身近に感じることができます。
薩摩切子とまた同時代のガラスの美術品に目を奪われてしまった。


午後は家に戻り、にわか大工作業。
暑さと埃でなかなか進まず、天井の板を止める縁をつけて、翌日に持ち越し。
連休から以降ちょっと忙しくなるので、合い間を見てやるしかないなぁ。


夜は、米沢出身のシナリオライター高橋正圀氏の脚本による芝居「結の風ラプソディ」を鑑賞。
市民文化会館の7~8割も埋まっていたようで、この時期にしてはよく入ったものだと思う。
農業や農村問題を扱う、とても真面目な演劇だと感じた。
最後に、主催者の方が出て来て、劇団に地元のおコメなどをいっぱい差し上げていた。
まぁ、いいんですけど、もうちょっと流れを読んでいただければよかったなぁ。
気持ちはわかるんだけどねぇ^^;
カーテンコールに応えて役者が並び、脚本家と演出者と地元の実行委員長が舞台に上がって、「さて・・・」というタイミングであったのだから(--;

芝居の余韻を味わうというのがあると思うんだけど、やっぱり米沢なんだなぁ。
2011.07.17:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]