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栗とばが

  • 栗とばが
10月13日(木)晴れ。

裏の栗の木が笑んで来た。
木の上で栗のイガが割れてくることを笑んでくるっていうのはおもしろいなぁ。

さっそく、拾いに出る。



木を見上げてみると、上の方にイガが見えるが、今年はどうも実の数が少ないように感じる。
帽子をかぶり(イガが落ちてくるといけないから^^;)、ゴム手をかけて(刺さると痛いから^^;)。


で、20分ほどでこのぐらい。
下草を刈っていないので、ちょっこら拾いにくい。
午後からは草を刈って、あと一週間ぐらい、5本の栗の木を拾える。



ふと足許を見ると…「ばが」がいっぱい付いった^^;
ヌスビトハギ。
こうやってくっついてくる植物の種子を、こごらへんでは総称で「ばが」って言う。
化繊の作務衣なので、このぐらいですむんだけれど、服によってはものすごいことになる。



さで、栗ご飯にして食べるかなぁ。
2011.10.14:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

満月

  • 満月
10月12日(水)、秋晴れなれど風冷たし。

今日はオフ。
のんびりと午前中を過ごす。
オフと言っても、お寺は休業しているわけではなく、いつものように扉を開けてお客さまがおいでになればお相手をするのだ。
これは、定休日と違って、オフと言っても出かけるお勤めがないと言うだけのはなし^^



昼前に小学校とコミセンと地元の財団に顔を出してくる。
学校は、耐震補強工事が始まっていた。
別棟の特別教室から始まり、このあと本校舎・体育館と続き、来年の年内いっぱいまでかかる予定らしい。
体育館は、まだ手付かずなのに、使用できなくなっていて、隣の小学校へ行っているようだ。
校舎も本当は危ないとしたら、ここでは授業できないのではないかと思うのだが、どうなんだろう。
なんだか不思議なことだ。



お昼は家でお弁当。
「赤飯、味噌漬け、肉じゃが、ホウレン草と菊のおひたし、サツマイモとりんご煮、ペンネとりんごとレーズンのマヨネーズ和えサラダ、ぶどう、玉子スープ」

ここ数日では、今日が一番食欲がある。
食べ過ぎはよくないのだが、この頃食べたくないという、感覚はなんなんだろう。
食べれば食べられるのであるのだが…。



東の空に、ぽっかりとほぼ満月のお月さまが浮かんでいる。
今夜は、中国拳法の入門編を受講しに等部コミセンへ。

米沢鷹山大学の講座である。
受講者は私を含めて4人。
なんだかよくわからないものなのに、好奇心の強い4人と言うべきか。
ほかはみんな女性^^

武術と言うと、気合を入れて、棒とかでエーイ!とか気合を入れて立ち回るようなものでは?とも思ったのだがさにあらず。

韓氏意拳というもので、自然体で身体に余計な力を入れず、けれど脱力でもなく…というような。
じぶんにとって自然体とはどうなんだろうと探りながら教えられた動きをやってみた。
約2時間、自分のからだに聴きながら動いた感じで、けっこう面白いものだと感じた。

全部で5回の講座なのだ。



帰宅して麦酒。
美味がった^^
これを買いにコンビニに回ったら、コミセン時代に他のコミセンの職員をやっていた人と出会い、とても懐かしく挨拶した。
そして、もう一人、相方㋗の友人Jさんが私を見つけたらしく、車の中から踊るように出てきてご挨拶。

うむうむ、面白い一日であった。
2011.10.13:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

大安

  • 大安
10月11日(火)、晴れ、大安。

たまたま日を選ぶとき、暦を見て大安にすることはよくあること。
仏教のお寺では、それほどそういうことにこだわりはないはずなのだけれど、習慣として吉事は大安や友引きになる^^

というわけで、朝から走り回ってた。

まず、米沢市内の住宅地に、壊れた家屋の片付けと再利用をするためご祈祷のお勤め。
長らく空き家になっていた家が雪のため潰れてしまっていた。
近所の方々も快く思っていなかったのだろう、早朝にもかかわらず、通りがかった人たちが立ち止まり、ご祈祷を終えると「ご祈祷してもらって良かったよかった」というようなことを話して行かれる。
廃屋はマイナスの空気を発する。
きれいに片づいて、その場所の雰囲気がよくなるよう願いたい。


そして、市街地の住宅と店舗が混在している街中のお宅にお邪魔した。
こちらは、引っ越して行かれるため、お宅のお祓いのお勤め。
残念ながら県外へ引っ越して行かれることになったのだ。
「街中の賑わいを取り戻してほしいなぁ」と話していらした。


それから、田沢地区へ戻り屋敷神さまのお祭りのご祈祷に。
ご家族の親族にご不幸があったため延期していたのだ。
「雪が降る前にできて、一安心した」と安堵されていた。

そのお宅は、萱ぶきの屋根を維持しておられる。
家の方が、家の外で左手に缶を持ち、右手の箸で何か一生懸命つまんでいる。
何かと思ったら、ヘクサ虫(カメムシ)をつまんで缶の中に入れた石油に放り込んでした。
いやぁ、すごい数だ^^
「萱屋根だから集まってくんなだがい?!」
「そんなごどねぇべげんども、今日は多いなぁ」

石宮の前でご祈祷している私にも時々飛んできてくっ付く。
そおっと払ってやる。
ぎっと押したりするとものすごい臭いを発するので、たいへんなのだ。

ご祈祷を終えてから、法衣をよ~くはたいて帰ってきたのだった。

大安のお勤めはこれに終了。

2011.10.12:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

体育

  • 体育
10月10日(月)、体育の日、晴れ。
昔の「体育の日」と同じ日である。
3連休をつくるために、ハッピーマンデー(古い?!^^;)という祝日になったと記憶している。
これ、日にちで固定するように、元に戻らないかなぁ。


さて、昨夜のお酒の量が多かったのか、どうかはわからぬが、朝から気持ちが悪くて不調。それでも朝飯はなんとか食べた。
ネゴみたいに、今日は寝ていたいなぁ。

でも、法事があり檀家さんのお宅へ出向く。
なんとなく体調もそれなりに回復するのだが、でもやっぱり本当ではないようだ。

ごく身内だけで集まられて、法要を終え、お墓参りをしてからいも煮を食べるのだそうだ。
私も、昨夜に続きいも煮をご馳走になった。
法事も、こういうのもありかもしれないなぁ。



さて、午後からはオフ。



こまつ座公演「キネマの天地」を観に行った。
けっこういっぱいのお客さん。
開演前のロビーのざわめきはなかなかいいもの。
なんだか晴れやかな気分で満ちている。



いい俳優さんたちが、いい芝居を見せてくれる。
出演している7人が、2時間半(15分の休憩をはさんで)ほぼ出ずっぱりで演じている。
なかなかにハードだと思う。
けれど、この作品は、井上作品の中でも素直に楽しむことができるわかりやすい作品のように思えて、楽しかった。
最後は、どこでおちるんだろうと想ったけれども、最後まで笑えた。


体育の日。
この頃、体育(或いはスポーツ・運動)というものをしていないことに気がついた。
これではいけない。
ますます腹が出てしまう。
運動をしよう。


2011.10.11:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

いのち

  • いのち
10月9日(日)秋晴れ。

裏のエドヒガンザクラが色づき始め、栗が実をつけている。
朝、薄明るくなってから、近所の下手と上手から、続けてサルをぼう、連発式の花火の音が轟いていた。

畑の作物やクリなどを見つけて来ているんだろうなぁ。



玄関先に置いた植物は、先日のいも煮会の時、Hさんにいただいたもの。
ストレプト・カーパスというのだそうだ。
書いておかないと忘れてしまいそう^^;

葉っぱをさして育てて、ここまでなったとのこと。
紫色の花が咲くとのことなので楽しみ。
ウサギの耳みたいな葉っぱが面白い。
植物は、想像できないような花の咲き方とかカタチになるから不思議なのだ。


午前中は檀家さまのお宅で法事。
お二人の方の法事を一緒になされた。
本来は春に予定していたのだが、震災の影響で秋になった。
今年はこういう例が多く、9月以降の土・日曜日は毎週のように法事のお勤めが続いている。
ともに、8人兄妹ということで、元気な方も多く、最近珍しいほどの大人数の法要になった。
震災があり、しかしこうして皆が元気で顔を合わせて、話し笑いあっていられことこそ、いちばんの供養になると私はおもっいる。
子や孫さんたちもきっとこういう姿を見て元気で生きて行けるのではないかと思うのだ。



夜は、わが家でちょっとしたお祝い事。
先月、5ヶ月になりその時にお祝いをしたいと言う両親の希望があったのだが、土・日に法事が続き、延び延びになっていたのだ。
相方のご両親をお招きし、新しい命が順調に育っていることを祝い、これから元気に生まれてくることを願い、お参りをして会食をした。

オールドルーキーとはいえ、いろいろと初めて。
両親をはじめ、いろんな人の力をいただいて私たちは生きている。
改めてその思いを抱く。



ネゴたちは、ストーブをつけてもらい、そのまえで伸び~てゆっくり寝てる。
いやぁ、お前たちも元気でいでけろ。
2011.10.10:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]