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ウソみたい

  • ウソみたい
11月12日(土)、曇りのち晴れ。

前日の雨が嘘みたいに晴れ上がった。
天元台の方を眺めてみると、まっ白になっているのかと思ったら、はっきりとはわからないのだが、それほどでもないようである。

今年は気温が高いのだろうかと思う。



午前中は、米沢市内のお宅の屋敷神さまのお祭りのお勤め。
庭の雪囲いが終え、寒いからという気遣いで、家の廊下でご祈祷をさせていただいた。

幟旗も中に下げておられました^^
この幟旗をみると、昭和11年に方法したもので、なんと75年も経過したもの。
反物などを商っている方とは言え、よく残しているものだと感心してしまいました。

11月は、屋敷神さまのお祭りはそろそろ雪なので、という感じですが、農作業を終えてからゆっくりというお宅もありちょっと寒くなりますね。
今年の農作業の区切りとして、また無事で収穫できたことに感謝し、というような意味合いがあるようです。





さて、前日からのニュースですが、TPPの協議の席に着くと言う意向を示したことと、プロ野球の読売のGMが会長に反旗を翻す会見を行ったこと、ネットやテレビや新聞などのメディアで騒いでいます。

プロ野球球団内部の問題の方がTPP問題より露出が多くなってしまっているってすんごいですね。
なんだかやっぱり、平和に慣れてしまっているのかもしれないなぁ。

ただ、野球ファンとしては、日本のプロ野球って、親会社あってのものという構図は発足以来変わっていないのだね。
いくら独立した球団組織になっていて、球団のオーナーがいてGM(ゼネラルマネージャー)というそれらしき名前の職があっても、カタチだけのものなんだと言うことがよくわかる。

かたや、この国の主将は^^;国内で話していないことを外国に行ってから発表すると言う面白いことをしている。
たしか、この国は民主主義の独立国であったはずなんだけどねぇ。
おかしいですね。

2011.11.13:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

おたなさま

  • おたなさま
11月11日(金)、曇りのち雨。
底冷えする寒い雨降り、高い山では雪になっているかも。

昨夜のY様のお宅で祀っている「お棚さま」は、置賜地方独特の神様だと言われている。
昔の建物の流しや膳部という、今だと台所と呼ぶ場所の高いところに祀られているもので、だいたい秋口から冬にかけて、10月10日・15日、11月10日、12月10日などにお祭りがおこなわれることが多い。

語源が「おとうか様」とか、神棚から「お棚様」と言われるけれどもさだけではない。
特にご神体というようなものもなく、〆縄に奉書紙や半紙で、その家独特の切り紙や折り紙を下げるもので、じつに様々。
それから、ご飯を盛る木の碗があったりすることもある。

昔からの農家で現在も続いているY家の「お棚さま」も、独特の切り紙を修め、黄のお椀にもち米の蒸かしたてを盛りつけてお供えする。
その役目が、法印である私が行うのだ。
久しぶりにうかがったのですっかり忘れていて(^^; ご主人に「あどっつぁまにしてもらわなんねんあよぉ」と言われ、「あぁ、そうだそうだ…」と、台所に行って三つのお椀に順番に盛り付ける。

ご祈祷を終えて、お神酒を戴いてから、その家の男衆だけがいただく。
きれいに食べ切って、そのお椀をそのまま重ねて神棚に仕舞う(洗わない)^^;
あんまりいっぱい盛りつけられないのだ。

万一、その家に泥棒が入った時は、そのお椀を伏せて拝もす。
そうするとm泥棒をした者は怪我をしたり祟りがあると言う、おっかない神様でもあるのだそうだ。

というわけで、お神酒をいただき、勧められるままにお酒をご馳走になって送ってもらって帰宅したのでした。

蒸したもち米でついた餅を帰りに頂いてきた。
おっきくて美味そうだ。



置賜で、昔から受け継がれてきた家の神様、こうして代々受け継がれてきている。





ニンジンのポタージュ^^;
一本10円で買った土人参、茹で過ぎたカリフラワー、玉ねぎを使って相方の㋗が作った。
身体が暖まる優しい味である。
今日は、提出期限に遅れて、一昨日から催促の電話をもらっている原稿書きで、家にこもったきりで一日を終えた。
ししょね、ししょね(--;




さて、2011年11月11日。
東日本大震災発生から8ヶ月になった。
合掌である。

晴れていれば、満月の夜。

季節は秋から冬へ。
寒さはこれから本格化し、雪も降り出す。
主な被災地が東北だけに、これからの寒さ対策が問題になる。
取りあえずできることはなんだろう。




2011.11.11:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

深まる伸びる

  • 深まる伸びる
11月10日(木)、晴れ。
朝の冷え込みが厳しい。
けれど、日中は秋晴れ、しかし風が冷たくなっている。
もう、例年なら一度は雪が降っているのだから、それも仕方がない。


午前中は、近所の檀家さんの一周忌の供養のお勤めをお寺で。
一年は早いものですねと、おいでになった親族の方が言われる通り。
当事者の方にとっても、いろんなことがあった一年に違いないのだけれど、「ほんとうにそうですね」と感慨深げにおっしゃる。



今日のお勤めは、夕方6時から、隣の集落のお宅に「お棚様」のお祭りで出かける。

それまで、午後は夕方まで、家の内外をウロウロとしながら、あまりはかどらない仕事ぶり。
ホームセンターに玉縄を買いに行ったら、ずいぶんと品薄になっていた。
たしかに、みんな雪囲いの時期だからそうなのかもしれないけど、去年まではここまでの品薄の状態には当たったことがない。

Jには1分5厘縄が少しあるだけ。
Mには2部縄がこれも残りわずか。
なので、とりあえず二部縄を二玉購入。
縄を作ってるとこが、震災の影響を受けているのだろうかね。



昨日採ったナメコのみそ汁。
うんまいなぁ。
ナメコは遅く出る物の方が味があるような気がする。

でも、わが家のナメコはもう終了かなぁ。

明日は満月。
今夜は、星空のキーンとした空気の中に、ほぼ満月の月が浮かぶ。

明朝も、冷え込みそうである。




2011.11.10:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

通院

  • 通院
福島県立医大の付属病院へ、定期的な通院をしなければいけない母のお供。

眼科は毎回とても混んでいるのだけれど、今月はとりわけものすごい混みようなのだ。通い始めて5年になるのだけれど、今回はびっくり。

来月、23日が祝日で休みになるため、前倒しでしわ寄せになっていると、母が患者さん同士の会話でいうことを聞いたらしい。

時間の過ごし方は、車でちょっと休み、あとは読書の時間と割りきっていられるようになった。



それと、病院の付近の散歩。
ここは、大学の建物や関連する施設があり、ものすごい広さの敷地を要している。
もともと、丘陵の山林地帯を切り開いたところなのだろう。
医大病院前を、現在また造成工事をしていた。
新しい施設ができるようだ。
それにしても、以前の通りと違うのは、道路の草がぼうぼうの状態になっていること。
手が回らない、除染の問題などがあるのだろう。


医大を出たのは18時半過ぎで、もちろん真っ暗である。

行きも帰りも、1時間20分ほどですいすいと車は流れた。
町並みは、落ち着いているように見えるのだけれど、福島市内でも震災に関連した影響はあるのだと、これも母が聞いてきた話を聞きながら帰宅。


19時からの中国武術講座に大幅に遅刻して参加。
韓氏意拳。
小関さんに指導いただいているのだ。

教えていただいているときは、なんとなく解ったような気がするのだが、すぐにまたするりと感覚が逃げていく。
なかなか奥深いものであるようだ。
2011.11.10:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

残り柿

  • 残り柿
11月9日(水)、曇りのち晴れ。
風が冷たくなった。

ちょっと寝坊したものの、やっぱり5時半はまだ暗い。
お勤めをし朝食を食べ、資源ごみを出してきて、あっというまに朝が終わります。

ネゴ達、トッコとタマが締め出しにあってます。
下にいるタマがネズミかモグラを獲って来たらしく、それを咥えて中に入ろうとしたので、私の母に戸を閉められてのだ。
ここのところ毎日のようにネズミやカナキチョやモグラ等を獲ってきては大騒ぎをしていたからだ。


その周りの物を片づけ方をしていて、ちょっと裏のキノコを見に行ったら、ナメコがちょうどいいあんばいに出ていた。
美味そう。
ナメコは、奥手の方が美味いように思う。

明日は、豆腐のみそ汁にして食べよう。


隣の柿の木を見ると、葉っぱが落ちて、残り柿が露わになっている。
そのうち猿が来るだろうなぁ、どうするんだろう。


お昼はお弁当。
「ひじき入り炒飯、鮭とば焼、春雨の中華サラダ、ポテトサラダ」
今日も食べ応え十分で、美味しい。

昼食後、母の通院で福島市へ行くことになっているのだ。

2011.11.09:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]