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臨月

  • 臨月
1月3日(火) 雪のち晴れ

朝の積雪が約20㎝で、三日ぶりに除雪。
寒いせいで、サラサラとした雪である。

正月は、お日待ちという、家の神様や仏様に一年の家内安全などの祈願をさせていただいて、ご年始とあわせてお宅をまわらせていただいている。

この日はこの地域、翌日は…というようにおおよそ伺う日が、何十年と同じ日になっているようで、自分も自坊(お寺)に戻ってから二十数年続けさせてもらっているところなのだ。



さてさて、自室に活けてある、ボケの蕾が大きくなり、紅く色づいてきた。
相方の㋗のお腹の子もだいぶ成長し、大きくなってきた。

臨月である。
おかげさまで、ここまで大きく体調を崩すことなくくることができた。
あと約一ヶ月足らず。
いよいよもう少しのところまできた。
どうか無事にこの期間を過ごさせてくださいと願うより何もできないのだけれども、楽しみというか不思議な気持ちでこの時間を過ごしているところである。
2012.01.04:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

願い

  • 願い
1月2日(月)振替休日  朝は晴れ のちに雪

早朝またまたかんじて、頭がキンキンとなります。
相方に、「なんだか寒そうだから帽子をかぶった方が…」と言われるので被ります。


自分としては、顔と同じ皮膚感覚なので、それほど感じないのだけれど、「周囲の人に寒そうに感じさせるから」というので被ることにしています(・_・;


早朝6時半に、毎年2日の朝にお勤めさせていただくお宅に伺いました。
現住職(私の父親)は、いつも6時にうかがっているそうなのですが、私は6時30分にさせていただきました。
生活形態としては、農業から勤め人に代替わりしておりますし、やはりせっかくの休日でもありますしね。
まだこれでも早いのではないかと思うのですが、先方も私の父親と同年代の父上がいらっしゃるということで、今年はこの時間に参上いたしました。


私の祖父が住職の時代には、5時頃うかがってお勤めさせていただいていたそうです(^^;
そんなエピソードを聴いたりして、これからどんなふうに神様や仏様にお参りしていこうか、というようなことを語り合ってみたところです。




午後には、ここ数年恒例の書き初め。
今年は私たちを含め10人。
時間差で入れ替わりになりましたけれど、賑やかに、また心鎮めて毛筆を手にとってみました。

上手い下手ではなく、自らの思いや願いを心をこめて書いてみるのです。

日常ではなかなか筆で書く機会はありませんので、新鮮な気分になるものです。

今年、それぞれの願いが成就するよう祈念いたしますよ^。^


2012.01.03:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

新たな一日

  • 新たな一日
平成24年(2012年)1月1日(日) 晴れ  
かな~りかんじます(訳:とても寒い^^;)

午前一時から元日のご祈祷を終え、仮眠し、6時に毎年いちばん早くご祈祷をさせていただくお宅に向かいます。

頭がキーンとするほどの寒気です。

しかし、青っぽく明るくなっており、なんとも爽やかな年明けとなりました。
少しづつ、すこしづつ陽が伸びてきているようにも感じられますね。

2軒のお宅でお勤めをさせていただき、帰宅し、午前10時から町内の顔合わせ会に出席です。
地域の公民館で、お神酒をいただいたら、気分が落ち着いてようやく新年をゆっくりと迎えたような気分になりました。

まったく、酒飲みの性とでもいいましょうか^^;
一時間半ほど、50軒余りの町内でも久々に顔を合わせる人もいて、ほろ酔い気分になって帰宅です。



手帖 兼 日記の中身を、ようやく新しいものに入れ替えて、なんだか新年の気分になりました。

これに、今年叶えたい事柄や夢などを書き込んでいきます。

全てかなうわけではなくても、思うチカラは大事だと思っています。


お寺の日常をだらだらと流すブログを見ていただいている皆様、コメントやご意見をいただいている方々、今年もこんな調子で続けて行けそうな感じでありますので、よろしくお願いいたします。

皆さまの新たな年が、素敵な一日一日でありますよう祈念いたします。
2012.01.02:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

年を越す

  • 年を越す
12月31日(土) 晴れ

カレンダーもとうとう最後。
大晦日になり、やにわにせわしげにお掃除したり準備したり、毎年繰り返している、まったく学習能力がさっぱりな私です。




駐車場で1mを超す積雪になっています。
12月中としては久しぶりの大雪になり、お寺の周囲の雪は、なんとか建物に被害が出ない程度まで片づけが済み、とりあえず安心して年を越すことができる。



米沢市街地へ買い物へ行き、粡町(あらまち)大清さんの前を通ったら、龍の雪像をつくってました。
お店の人のようで、ちょうど出来上がったとこでした。

こんなふうに雪を楽しむことができるって素晴らしいな。
思わず車を止めて、写真を撮ってきました。


夕方から、お寺の様々な仏様や神様にお供え物をして、今年一年、いろいろありながらもこうして無事に過ごせたことを感謝しながらお参りをし、歳とりの夕餉を家族でいただきました。

0時近く、地域の方々がお参りにいらっしゃるので、玄関を開けてお迎えし、やがて新年を迎えました。
2012.01.02:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

正月準備は続く

  • 正月準備は続く
準備はさらに続く。
といっても、もう大晦日の夜になって、一日前のことをぼちらぼちらとアップするのは、間が抜けてますねぇ(--;



お昼にうどんを食べてから、本堂西側といちばん奥の「蔵」と呼んでいる建物部分の雪がたまって心配なので、雪を下ろして下を掘り方する。
途中吹雪で、アラレが降りトタン屋根や自分を叩く。

これを暗くなる前におわして、今度は餅つき。


もう長いこと使ってる餅つき機。
臼みたいな恰好でちょっとめんごいです。
よく壊れないで使えます。



洗ってから5時間ほど吸水させて、20分ぐらい水を切り、機械に入れて、蒸れ上がるまで25分ぐらい、



をふかしたら、つくほうにダイヤルを回して、7~8分間つきます。



やがて、いかにも餅らしい姿になります。


御鏡をとります。
う~む、形がイマイチかもしれぬなぁ。


小さなお重ね餅を25個とり、あとのこりわずか。
やはり、去年並みに4升すればよかったのだけれど、一升分は大きいなぁ。



納豆餅と雑煮を食べて、とりあえず、この日に準備は終了なのだ。
2011.12.31:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]