1月29日(日) 吹雪
積雪は15~20㎝ほどなのだが、吹雪いて、向い側が霞んで見えるほどなのだ。
除雪機で雪を飛ばしてみると、風向きで自分が雪まみれになったり、「もう、いやっ!」っていう感じで仕事がはかどらぬ。
朝食をとる間もなく、米沢市街地の檀家さん宅へご供養のお勤めに出かける。
米沢市内に向かう途中は、田沢よりも吹雪いており、途中で一度ホワイトアウトして、怖い箇所があった。
ようやく到着すると、どこも道幅が狭くなっており、駐車場所を探すのがたいへんである。
この度の寒波は、なかなかのものだ。
お昼前に帰宅し、田沢地内のFさん宅にお邪魔して、事業の相談と打ち合わせ。
お茶菓子をいただいて、なんだか身体がほっこりした。
新年度に、市民向けの野菜園芸の講座ができないかという相談で、ちょっとした楽しみなのである。
実現できたら嬉しいのだ。
市内のガソリンスタンドで除雪機用の軽油を購入。
今季、ついに100ℓなのだ(--;
もう、昨シーズンの倍である。
笑茶屋さんに顔を出してから、また家の除雪を暗くなるまで行い、玄関先で暖をとる。
石油ストーブの暖かさが身体にしみる。
雪の勢いはさらに増し、明日の朝が思いやられる。
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掘って飛ばす
1月28日(土) 雪 時々晴れ間
朝の積雪は30㎝超 というとこでしょうか。
昨夜の雪の勢いからすると、その後は思ったほど降らなかったようだ。
今回の寒波による降雪が、こちらにも届いたようだ。
さ~て、本堂の前の軒先が、埋まってしまった。
今日は、除雪スケジュールを立てて、一日がかりでやらねばならぬ。
まず、朝食前に境内と家の玄関前を終わらせ → 朝食後に駐車場をきれいにして → 一服して 本堂の軒先を人力で掘って軒を切る → 昼食後 本堂の本玄関左の軒下の雪を除雪機で境内に飛ばし → 一服後、境内の雪を除雪機で駐車場側の向こうの方へ除雪機で飛ばす
という予定なのである。
ショベルとタイヤローダーがあったら楽だろうなぁ(・‗・; と思うのだが、ししょね。
それでも、みかねて檀家の方が時々知らぬ間にローダーで運んでくれたり。
ありがたいありがたい。
というわけで、お昼に用事があって出かけたので時間を食ってしまったものの、予定した行程を、18時に終了。
これで、今回の降雪でも大丈夫だろう。
ここから飛ばした雪を、除雪機で2度送るように飛ばすのが大変。
飛ばした雪は、だんだんと密度が濃くなって重くなっていくのです。
お客様の車に(わが家の車にも)支障なく終て、よかった。
ふむ、いがった。
けどつかっちゃので、8時に炬燵で寝てしまった。
また、田沢の水の話し。
昭和63年まではどうしていたかというと、水に困っている地域とそうでないところがだいぶ極端になっていました。
わが家は、井戸水でまにあっており、私が小学生の頃までは、裏の山から清水を挽いていて、隣と2軒で利用していました。
この町内は、比較的、水に恵まれているほうです。
田沢全域を見ると、井戸水・清水・沢水を利用した集落の簡易水道・山水、こういったもので間に合わせてきていたのです。
およそ、25年前までそういう状況でした。
山の深い集落ほど、きれいな沢水が利用しやすく、地域で共同で簡易水道のようなカタチにしていたようです。
だんだん里の方になると、水に恵まれない地域が多くなり、河岸段丘の地形ですから、川から離れていて高いところにあり、背後の山が低いところは水に困っていたのです。
延々と川の上流から引っ張ってきたり、深井戸をほらないとなかなか水が出ないというように。
そんなわけで、地域全体の取り組みで、市に働きかけて国の農林関係の補助金を使ってできたのが田沢簡易水道だったのです。
朝の積雪は30㎝超 というとこでしょうか。
昨夜の雪の勢いからすると、その後は思ったほど降らなかったようだ。
今回の寒波による降雪が、こちらにも届いたようだ。
さ~て、本堂の前の軒先が、埋まってしまった。
今日は、除雪スケジュールを立てて、一日がかりでやらねばならぬ。
まず、朝食前に境内と家の玄関前を終わらせ → 朝食後に駐車場をきれいにして → 一服して 本堂の軒先を人力で掘って軒を切る → 昼食後 本堂の本玄関左の軒下の雪を除雪機で境内に飛ばし → 一服後、境内の雪を除雪機で駐車場側の向こうの方へ除雪機で飛ばす
という予定なのである。
ショベルとタイヤローダーがあったら楽だろうなぁ(・‗・; と思うのだが、ししょね。
それでも、みかねて檀家の方が時々知らぬ間にローダーで運んでくれたり。
ありがたいありがたい。
というわけで、お昼に用事があって出かけたので時間を食ってしまったものの、予定した行程を、18時に終了。
これで、今回の降雪でも大丈夫だろう。
ここから飛ばした雪を、除雪機で2度送るように飛ばすのが大変。
飛ばした雪は、だんだんと密度が濃くなって重くなっていくのです。
お客様の車に(わが家の車にも)支障なく終て、よかった。
ふむ、いがった。
けどつかっちゃので、8時に炬燵で寝てしまった。
また、田沢の水の話し。
昭和63年まではどうしていたかというと、水に困っている地域とそうでないところがだいぶ極端になっていました。
わが家は、井戸水でまにあっており、私が小学生の頃までは、裏の山から清水を挽いていて、隣と2軒で利用していました。
この町内は、比較的、水に恵まれているほうです。
田沢全域を見ると、井戸水・清水・沢水を利用した集落の簡易水道・山水、こういったもので間に合わせてきていたのです。
およそ、25年前までそういう状況でした。
山の深い集落ほど、きれいな沢水が利用しやすく、地域で共同で簡易水道のようなカタチにしていたようです。
だんだん里の方になると、水に恵まれない地域が多くなり、河岸段丘の地形ですから、川から離れていて高いところにあり、背後の山が低いところは水に困っていたのです。
延々と川の上流から引っ張ってきたり、深井戸をほらないとなかなか水が出ないというように。
そんなわけで、地域全体の取り組みで、市に働きかけて国の農林関係の補助金を使ってできたのが田沢簡易水道だったのです。
あと一週間になり…
1月27日(金) 雪 時々曇り 遅くなって強い雪
寒波による影響が、日本海側を中心に大雪で、雪に関わる被害が起きている。
こちらは、今朝の積雪15セント程度で、まぁ除雪はしなけりゃならなかったのだけれど、恐れていたほどではなかった。
お腹の調子がよくないので、昨夜の夕食を抜いて朝。
悪くはないが、スキッとしない感じではあった。
昨日、kinari-blotさんから買ってきたクロワッサンを、店主さんに言われたとおりに、オーブントースターをあらかじめ4分ほど温めて、それから様子を見ながら約2分ほど焼いて食べてみた。
「サクッ」として、美味いじゃないですか。
もともと、買ってすぐ食べると、とても歯ごたえと自然の素材の味が立っており美味いのですからね^^
時間ギリギリまで除雪をし、午前中は田沢の洞松院さまの檀家さんのご葬儀の伴僧でお勤めをさせていただいた。
わが家から、昭和以前の昔にお嫁に行った人がいるという、少々、ご縁続きのお家なので、以前からお付き合いのある方がお亡くなりになった。
享年89歳であった(合掌)
一休みしてから、午後に長井の相方の実家へ。
出かける頃には、もう雪が降り出していた。
予定日の一週間前になった。
けど、まだ生まれそうにないそうである^^;
「予定日よりも遅れそう」という本人の弁である
なんとなく、こちらがやきもきしてきてしまった(*_*;
夕食をご馳走になって帰ってみると
田沢の雪はものすごい。
長井では想像もできないほど。
除雪隊員一人のわが家、私不在の場合は玄関前の除雪も、除雪車が置いて行った雪がドサッとあるのでした。
さて、また田沢の水について、隣の旦那さんとも外で立ち話した。
○田沢の大荒沢から採水する水がとても美味しいという自負が地元民にあること
○災害等で水源の水が元の方で送ることができなくなった場合、これは補修に時間がかかることは、おおかた想像できる
○万一の場合の、バックアップする水の調査を、地元民に知らせることなくボーリング調査をしていたことも(しかも数千万円を投じて)地域住民の反感を買っている。
○館山浄水所からの水をポンプで圧送して水源とするのは、バックアップとしてはいいのではないか
○簡易水道ゆえ、一部塩ビ管が用いられている個所を鋳鉄管に替えなければ弱い、というのもわかる。
○大荒沢(或いはもっと近い採水地)からの水はそのまま生かして、館山からの水をバックアップとすることはできないものか
○上のような場合は、送水しながら配水というのが無理になる
さて、判断材料としては、補助金がどのように使えるのか、あと後のランニングコストと、現在の採水地変更によるコストがどのようになるのか、そのあたりも必要かもしれぬ。
まだまだ、わからぬなぁ。
寒波による影響が、日本海側を中心に大雪で、雪に関わる被害が起きている。
こちらは、今朝の積雪15セント程度で、まぁ除雪はしなけりゃならなかったのだけれど、恐れていたほどではなかった。
お腹の調子がよくないので、昨夜の夕食を抜いて朝。
悪くはないが、スキッとしない感じではあった。
昨日、kinari-blotさんから買ってきたクロワッサンを、店主さんに言われたとおりに、オーブントースターをあらかじめ4分ほど温めて、それから様子を見ながら約2分ほど焼いて食べてみた。
「サクッ」として、美味いじゃないですか。
もともと、買ってすぐ食べると、とても歯ごたえと自然の素材の味が立っており美味いのですからね^^
時間ギリギリまで除雪をし、午前中は田沢の洞松院さまの檀家さんのご葬儀の伴僧でお勤めをさせていただいた。
わが家から、昭和以前の昔にお嫁に行った人がいるという、少々、ご縁続きのお家なので、以前からお付き合いのある方がお亡くなりになった。
享年89歳であった(合掌)
一休みしてから、午後に長井の相方の実家へ。
出かける頃には、もう雪が降り出していた。
予定日の一週間前になった。
けど、まだ生まれそうにないそうである^^;
「予定日よりも遅れそう」という本人の弁である
なんとなく、こちらがやきもきしてきてしまった(*_*;
夕食をご馳走になって帰ってみると
田沢の雪はものすごい。
長井では想像もできないほど。
除雪隊員一人のわが家、私不在の場合は玄関前の除雪も、除雪車が置いて行った雪がドサッとあるのでした。
さて、また田沢の水について、隣の旦那さんとも外で立ち話した。
○田沢の大荒沢から採水する水がとても美味しいという自負が地元民にあること
○災害等で水源の水が元の方で送ることができなくなった場合、これは補修に時間がかかることは、おおかた想像できる
○万一の場合の、バックアップする水の調査を、地元民に知らせることなくボーリング調査をしていたことも(しかも数千万円を投じて)地域住民の反感を買っている。
○館山浄水所からの水をポンプで圧送して水源とするのは、バックアップとしてはいいのではないか
○簡易水道ゆえ、一部塩ビ管が用いられている個所を鋳鉄管に替えなければ弱い、というのもわかる。
○大荒沢(或いはもっと近い採水地)からの水はそのまま生かして、館山からの水をバックアップとすることはできないものか
○上のような場合は、送水しながら配水というのが無理になる
さて、判断材料としては、補助金がどのように使えるのか、あと後のランニングコストと、現在の採水地変更によるコストがどのようになるのか、そのあたりも必要かもしれぬ。
まだまだ、わからぬなぁ。
もうすこし
1月26日(木) 雪のち晴れ また雪
ひじょうに強い寒波が来ているという予報で、朝は恐る恐る起きたのだけれど、意外にもたいした雪は積もっていなかった。
日本海側の新潟や北陸、秋田や庄内などではそうとう積もっているようなのだが、こちらはどうなのだろう。
先日Y先生のお宅から帰る時、お土産をいただいてきたのでした。
可愛いパッケージを見ると、ヤガイのサラミだったのですね^^
なんだか嬉しくなってしまった。
ふたを開けるとこんな感じ^^
で、中を見ると、こんなんでましたぁ。
5色ですね(^^v
もうちょっとお腹の調子がよくなってから食べよう。
本堂前の屋根から落ちた雪の山が、もう限界に近くなってきたので、除雪機と人力で掘ることにした。
こんなとき、ショベルが使えたら楽なんだけどなぁ。
そんなことを思いながら、黙々と崩しては、除雪機で飛ばすという作業を繰り返した。
機械は持っていなくても、動かす資格を持っていればいいのだが…。
雪が消えてしまうとわすれでしまう^^;
それでも、やがて軒下に雪がたまるスペースができた。
やれやれ、この場所は今度の寒波で降る雪は何とかしのげるであろう。
間もなく2月、冬の最も厳しい時期を過ぎるのももう少しなのだ。
ひじょうに強い寒波が来ているという予報で、朝は恐る恐る起きたのだけれど、意外にもたいした雪は積もっていなかった。
日本海側の新潟や北陸、秋田や庄内などではそうとう積もっているようなのだが、こちらはどうなのだろう。
先日Y先生のお宅から帰る時、お土産をいただいてきたのでした。
可愛いパッケージを見ると、ヤガイのサラミだったのですね^^
なんだか嬉しくなってしまった。
ふたを開けるとこんな感じ^^
で、中を見ると、こんなんでましたぁ。
5色ですね(^^v
もうちょっとお腹の調子がよくなってから食べよう。
本堂前の屋根から落ちた雪の山が、もう限界に近くなってきたので、除雪機と人力で掘ることにした。
こんなとき、ショベルが使えたら楽なんだけどなぁ。
そんなことを思いながら、黙々と崩しては、除雪機で飛ばすという作業を繰り返した。
機械は持っていなくても、動かす資格を持っていればいいのだが…。
雪が消えてしまうとわすれでしまう^^;
それでも、やがて軒下に雪がたまるスペースができた。
やれやれ、この場所は今度の寒波で降る雪は何とかしのげるであろう。
間もなく2月、冬の最も厳しい時期を過ぎるのももう少しなのだ。
地域の水のこと
1月25日(水) 雪のち晴れ時々曇り
10㎝弱の積雪だけれど、サラサラする雪で除雪はしなくても大丈夫。
スキーはいいかもなぁ、今日は。
午前中から昼過ぎまで、市民憲章の団体が主催する書き初め展の審査会のお手伝いだった。
朝、いろいろあって1時間余り遅刻しての参加で会ったが、ちゃっかりお弁当をいただいて帰ってきた。
じつは、昨夜遅くまで飲んで、特に消化のよくないものを食べ過ぎたようで、お腹の調子がよくない。
胃に歯が付いていると言われている強靭な胃腸なのだが、このところの体調のよくなさと重なったのかもしれぬ。
いいかげん、歳なんだから気をつければいいのに、自分でも思うのだが、食えると思うとその時はがっつり食べてしまう。
貧乏性ですかね(--;
夕刻前に軒先の雪を除雪機で飛ばす。
夜は、町内の公民館に集まって、田沢の水道について市からの説明会があるというので出席。
まず、米沢市の水道部からの説明。
大まかには、「現在の田沢簡易水道施設を利用しつつ、国の補助金によって、大樽川を水源としている館山浄水場からポンプで圧送して、田沢地区に水道水を共有したい」、というものであった。
現在、田沢地区では田沢簡易水道を大荒沢の山林から湧出する水を採水し そこから導水・配水して使用している。
これは、三沢地区の簗沢地区の一部と大字館山あたりまで供給している。
農村整備事業という農林関係の補助金を受けて作って、昭和63年から供用開始し、現在は管理が水道部に移管されて管理に当たっている。
この事業を行う理由としてはだいたい次の通り。
●採水地から第一配水施設までの間 約2kmのところの林道に敷設している導水管ががけ崩れなどで壊れてしまう恐れがある。
●しかも冬季間は積雪のため、現地に行くこともかなり困難で、林道にも危険個所が多いので復旧に時間と手間がかかりすぎる
●災害などが起きた場合、現在の水源地ではリスクが大きく、館山からの方が安定的で安全な水を供給できる
●万一のための水源として、平成18年頃から数か所 地下水をボーリングを行い、水源の確保ができるよう試みたがおもわしくない結果だったため、この方法を考えた
●平成20年から、国の補助金が水道事業の効率化を目的としたメニューが出てきたため、これを受けて利用する方法が好いと考えた
というのが、市の水道部側の説明の要約である。
これに対して、地域の方々の意見を述べる方々は、否定的な意見が多かった。
声を上げない人は、しょうがないのではないのかなぁという雰囲気であったが、積極的に賛成の声は出なかった。
これは、田沢地区では、田沢の簡易水道事業実施に関しては、まとめあげるまでの苦労をした経緯もあり、簡単に考えてもらいたくないという部分があるだろう。
また、奥山から採水しているということで、美味しい水を飲んでいるということも大きい。
自分なりに問題を考えてみる。
○採水地とそこからの導水管の維持管理についてはたしかにたいへんであろうと思われる。しかし、どの程度の危険さとか調査項目などを明らかにすべきである。そこを強化するという方法や、今の施設を利用しつつ、採水地をもっと管理しやすい場所に移すということも可能なのではないだろうか。
○災害時のリスクということで、昨年の震災時の例を引いていたのだが、むしろ水源を2系統にするなど、多様性を持たせる方がリスク回避になるのではないだろうか。
しかも、ポンプを使う場合、停電になった場合の補助電源等についての具体的なプランを持っていないのでは、災害時のリスク回避という理由に説得力がない。
○現在の田沢簡易水道は、奥山から傾斜を利用した地区全域をカバーできる理想的な水道の形ではないのだろうか。 問題点である採水地からの約2キロ区間を克服する方法を模索する方が、後々のランニングコストを考えると得ではないだろうか(館山からの水を圧送する方がランニングコストがかかるであろうことは、担当者が認めている)。
などなど考える余地はいっぱいある。
まだ結論は出ていない。
補助金を活用した改修計画ならば、田沢の水源をより広く活用するという方法も、視野に入れてもいいのではないかと考えられるのだが、どうなのだろうか。
10㎝弱の積雪だけれど、サラサラする雪で除雪はしなくても大丈夫。
スキーはいいかもなぁ、今日は。
午前中から昼過ぎまで、市民憲章の団体が主催する書き初め展の審査会のお手伝いだった。
朝、いろいろあって1時間余り遅刻しての参加で会ったが、ちゃっかりお弁当をいただいて帰ってきた。
じつは、昨夜遅くまで飲んで、特に消化のよくないものを食べ過ぎたようで、お腹の調子がよくない。
胃に歯が付いていると言われている強靭な胃腸なのだが、このところの体調のよくなさと重なったのかもしれぬ。
いいかげん、歳なんだから気をつければいいのに、自分でも思うのだが、食えると思うとその時はがっつり食べてしまう。
貧乏性ですかね(--;
夕刻前に軒先の雪を除雪機で飛ばす。
夜は、町内の公民館に集まって、田沢の水道について市からの説明会があるというので出席。
まず、米沢市の水道部からの説明。
大まかには、「現在の田沢簡易水道施設を利用しつつ、国の補助金によって、大樽川を水源としている館山浄水場からポンプで圧送して、田沢地区に水道水を共有したい」、というものであった。
現在、田沢地区では田沢簡易水道を大荒沢の山林から湧出する水を採水し そこから導水・配水して使用している。
これは、三沢地区の簗沢地区の一部と大字館山あたりまで供給している。
農村整備事業という農林関係の補助金を受けて作って、昭和63年から供用開始し、現在は管理が水道部に移管されて管理に当たっている。
この事業を行う理由としてはだいたい次の通り。
●採水地から第一配水施設までの間 約2kmのところの林道に敷設している導水管ががけ崩れなどで壊れてしまう恐れがある。
●しかも冬季間は積雪のため、現地に行くこともかなり困難で、林道にも危険個所が多いので復旧に時間と手間がかかりすぎる
●災害などが起きた場合、現在の水源地ではリスクが大きく、館山からの方が安定的で安全な水を供給できる
●万一のための水源として、平成18年頃から数か所 地下水をボーリングを行い、水源の確保ができるよう試みたがおもわしくない結果だったため、この方法を考えた
●平成20年から、国の補助金が水道事業の効率化を目的としたメニューが出てきたため、これを受けて利用する方法が好いと考えた
というのが、市の水道部側の説明の要約である。
これに対して、地域の方々の意見を述べる方々は、否定的な意見が多かった。
声を上げない人は、しょうがないのではないのかなぁという雰囲気であったが、積極的に賛成の声は出なかった。
これは、田沢地区では、田沢の簡易水道事業実施に関しては、まとめあげるまでの苦労をした経緯もあり、簡単に考えてもらいたくないという部分があるだろう。
また、奥山から採水しているということで、美味しい水を飲んでいるということも大きい。
自分なりに問題を考えてみる。
○採水地とそこからの導水管の維持管理についてはたしかにたいへんであろうと思われる。しかし、どの程度の危険さとか調査項目などを明らかにすべきである。そこを強化するという方法や、今の施設を利用しつつ、採水地をもっと管理しやすい場所に移すということも可能なのではないだろうか。
○災害時のリスクということで、昨年の震災時の例を引いていたのだが、むしろ水源を2系統にするなど、多様性を持たせる方がリスク回避になるのではないだろうか。
しかも、ポンプを使う場合、停電になった場合の補助電源等についての具体的なプランを持っていないのでは、災害時のリスク回避という理由に説得力がない。
○現在の田沢簡易水道は、奥山から傾斜を利用した地区全域をカバーできる理想的な水道の形ではないのだろうか。 問題点である採水地からの約2キロ区間を克服する方法を模索する方が、後々のランニングコストを考えると得ではないだろうか(館山からの水を圧送する方がランニングコストがかかるであろうことは、担当者が認めている)。
などなど考える余地はいっぱいある。
まだ結論は出ていない。
補助金を活用した改修計画ならば、田沢の水源をより広く活用するという方法も、視野に入れてもいいのではないかと考えられるのだが、どうなのだろうか。