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生きているもの

  • 生きているもの
3月9日(金) 晴れのち曇り 遅くなって雨

暖気が続いて、雪がどんどんと消えてゆくようだ。
朝がのんびりできる気楽さ。
それでも、陽が伸びて夜明けが早くなると、寝ていたいような、こしちゃいられないというような(何ができるわけだはないのだが)気分になる。



老猫のトッコは、少し元気を取り戻したようで、雪の上もかまわず、外に遊びに出ていくようになった。
春はいい。




昨日訪れたお宅の犬(ポチまたはシロ)が玄関で寝そべっていた。
いつも、すぐに寄ってくる人懐こい犬なのだけれど、グッするねいったまま^^。
老犬になって、耳や嗅覚も少しづつ衰えてきているんだろうなぁ。
そのままそおっとしておいた。


午前中、ちょっとした打ち合わせで飯豊町へ出かけた。
そのあたりも地吹雪が起きそうな場所なんだけど、日当たりがよく、雪も半分ぐらいになったとのこと。
店主の方にいろいろと教えていただいて、よい話し合いができた。
やはり、ネットだけではなく、実際に話すことでわかることがあるものだ。

そこから、妻の実家へ。
子どもは、お姉ちゃんたちから鼻風邪がうつったらしく、花をツコツコと言わせていた。
朝方、ばあちゃんに鼻を吸ってもらったとのこと。
いやぁ(^^;赤ちゃんが息苦しそうに音を立てているのを見ると、そうせざるを得ないだろう。
自分で鼻水を吸ったりかんだりできないのだからね。


だっこして、おむつ交換をして(うんち^^;)、沐浴させて、ミルクを飲ませて、寝かせて…と、一通りの「体験」をして帰ってきた。

どんどんと育っているなぁ。




2012.03.10:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

大荒沢行

  • 大荒沢行
3月8日(木) 晴れ

暖気が続いて、境内の大きな雪山の中からお寺の門標が顔を出した。

今年の大雪と言って間違いないようだ。
比較されるのは、平成17~18年シーズンの大雪。
降雪量を足していった数値では、その年より1m以上今年の方が少ないようなのだけれど、現時点の積雪量はおおよそ30㎝ぐらい今年の方が多いらしい。

感覚として、今年はかんじるからなぁ(寒いから)というのが当たっている。
雪の消えが遅い。


さて、毎月8日は大荒沢不動尊の登拝日。

屋根の雪はどうだろう、雪崩は…と案じながらも、天気が良いので気分好し。




本当に春の日差しで、コートもいらない。
堅雪からざけ雪に変わっているので、スノーシューを掃いて行って正解だった。

天気が良いゆえに、樹が伐られたこの季節の山は雪崩が怖い。
この場所は、それほど上部まで伐っていないので、大きな雪崩は来ないだろうとは思う。
しかし、数10mの間、左側が崖になってるので逃げ場がないので、急いで歩いて行った。

今日あたりは、山を遠目で観ると、標高の高い陽当たりの良い伐採した地点は、雪面にひび割れが出ている。
雪崩が来ないという保証はない。



しばらく歩いてお堂に到着。
「おおっ!! むむっ!!! 雪が落ち切っていない…」
予想以上に屋根の雪が残っていた。

雨が降ったし、暖気も続いていたので、もっと落ちていると思ったのだが。
これは、けっこう怖い。
それにしても、150年経過しているこの建物の丈夫さに感心する。



ちなみにこれが1月8日。



そして、これが1月21日、雪下ろしをした日。
看板を見ると、その後どれだけ積もったかがわかる。


2月8日は、檀家さんのお葬式がありこれなかったのだ。
おそらく、その日前後が最もすごい雪の量であったろう。


ご祈祷の行を終えて、仁王門の雪をつついてから自坊に帰宅。




玄関で老猫のトッコの出迎えを受ける。
こいつは、このところめっきり元気がないのだが、穏やかな天気に誘われて、ひなたぼっこをしているようだった。

声をかけたら、鳴きかえしてきた。

猫たちにも待ち遠しい春なのだ。






2012.03.09:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

ほぼ満月の日に

  • ほぼ満月の日に
3月7日(水) 晴れ

だいぶ暖気である。
そして、夜はほぼ満月が東南の空に登った。
暦を見ると8日が満月になってる。


朝、資源ごみを出し、昼近くに出産のお祝いに来てくれた友人と話し、午後は玄関前にぶ厚く残っている氷を割って、それで一日終わった。
これだけ暖気になっても、20㎝ほどある層の下はやはり氷なんだな。
つるはしを振るってパカパカと氷の目に沿って割れるんだけれど、これも一時間もやっていると、なかなかたいへんなのだ^^;




これは、葉子さん作の蔵書票。
なかなか素敵なので、額に入れて掛けている。

1月後半から、とんと本が読めなくなった、というか読むペースががたっと落ちた。
雪いじりして疲れてしまうっていうのが原因なのかはわからぬが、炬燵に入ってないか読もうとしたかどうかのうちに眠ってしまっている(--;

本の世界に入って行く前の問題。
面白本はたまってきて、積んどく状態になっている。

それに、政治がらみのニュースがまったく頭に入ってこない。
大事なことあるんだろうけど、ま、テレビもあんまり見ないんだけどね。
それより、たまたまニュースを見ていて政治家が出てくるともう見る気が失せてしまう。
これはなんなんだろう。
無関心というより、むしろ忌避している感じだ。

わが家に赤ちゃんを迎える、劇的ビフォーアフターの方が大事だしね。
限られた予算で、Do it your self どれだけできるかな。
2012.03.08:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

命日に

  • 命日に
3月6日(火) 雨のち曇り時々晴れ

朝から雨が降り、雪がどんどん融けていくのが判る。

さて、6日は私の祖父であり前住職(34世)の命日。
私が小学6年生になる年の春だから、かれこれ40年も前のこと(^^;になった。

記憶はかなり鮮明です。

その年は本当に雪の少ない冬で、お葬式時の写真を見ても庭にほんの少し雪があるだけ。

八十一歳で亡くなったのだが、現住職の父親がその歳まで、あと二~三年になった。
比べてみると、父親の方がずっと若いような感じがするけど、まぁ自分も歳をとっているなので、比べるのは難しいよね。

穏やかでおおらかで、いいじいちゃんだったな。



お昼過ぎに、父親の眼科への通院で送り迎えをした。
片方の白内障の症状が進んでおり、手術をすることになったようだ。
3年前に片眼を手術しており、そちらはとてもよく見えるようなので、手術をすることには心配はしていない。
後は日程を決めるだけ。

両親ともに、いろんな病院通いをしているのだけれど、おかげで無事に自分のことをできる状態でいてもらえるのだから、良しとしなければならない。
考えてみれば、祖母は七十歳で亡くなり、祖父も3~4年も病床にあったのだから。


さて、陶子はますますよくミルクを飲みよく寝る。
足首や手首、太ももや腹回りもとても太くなってきた。
残念ながら写真ではとてもお見せできない。

腹の出方がお父ちゃんと似てるって、言われたくないだろうなぁ(^^;
2012.03.07:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

一歩前進

  • 一歩前進
3月5日(月) 雪のちみぞれ やがて雨

びじゃ雪になって、うだで天気になってしまった月曜日。
「こういう雪はとも消えするもんだ」とお年寄りが言います。

降った雪が降り積もるのではなくて、降った雪のお陰で積った雪も消えてしまうという、そういう今の季節ならではの雪のことのようです。


さて、画像は先日、お祝いの席でごちそうになった鯛の姿盛のお刺身。
いやぁ、すごいですねぇ。
初めて観ました。
鯛が、なぜかレモンを口にくわえていますね(^^;
あはははは^^

ありがたく、食べさせて頂いた。
美味しかった。





びじゃ雪、10㎝以上積りました。
車の運転は、ハンドルを取られやすいので注意です。
それに、歩いている人に、びじゃが思いっきりかかってしまうことがあるので、きをつけなきゃいけない。
ガソリンも155円ぐらいまで上がってるし、できるだけ出かけないようにしたいとこなのだけれども…。

この日は会議が3件。
このところ、月曜の会議って多いような気がするなぁ。




さて、嬉しいニュース。
米沢新聞の記事で、「草木塔」の文化財指定へ一歩進んだという記事が掲載された。
審議会で文化財として妥当であるという答申が出たことにより、教育委員会で決定されるとのこと。

これで、現在、米沢市に建っている17基の江戸時代に建立された草木塔(すでに5基は指定されている)は全て文化財に指定されることになる。

草木塔を知ろう、知ってもらおうと言う活動を続けてきた立場として、とても嬉しいこと。

チカラが入るというものだ^^
2012.03.06:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]