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歴史を示すもの

  • 歴史を示すもの
5月12日(土) 小雨から曇り、のち晴れ  相変わらず風が寒い!

寒いせいか、赤ちゃんが鼻を詰まらせてブカブカならして早く起きてしまった。
また外の散歩はできないぞ。


昨夜、入田沢の集落代表のHさんから「熊野堂のお堂を解体するのだが、大事なものが出てきてぜひ見せたいから来てみろ」という電話をもらって、それで朝、6kmほど喜多方方面へ向かった集落に出かけた。


早朝から、神主さんにご祈祷をしていただき、解体の準備ができたとのこと。


今年の大雪で、拝殿の後ろにある本殿の屋根が大きく壊れてしまった。
しかも、過疎化が止まらず、雪下ろしをはじめとした維持管理が難しくなったとの判断のようだ。


それで、何を見せたいか。



享和年間に書かれたと思われる、本殿の内部に貼ってあるお札であった。
そこに、金剛院 法印 信峯とある。
金剛院とは、当「田澤寺」の前身の寺と言われており、この集落の中の米沢よりにあったと伝えられている。
それと、この熊野堂は熊野大権現として祀られたお堂で、明治の廃仏毀釈で神社となって以来、神主さまによって拝もされてきたということを示しているのだろう。

このお熊んさまは、この集落の始まりの物語があるお堂だけに、失くしてしまうのは忍びないのだが、維持管理に困難し無沙汰にしても気もちよくないし、集落の方々が話しあっての結論だろうから、やむなしか(-_-;




その後は午前中檀家さんでの法要、お斎は小野川温泉で、ということでお勤めを終え、午後に帰宅。

大峠を朝のうち越えてきたお客様は、気温がたった4℃と表示されていた由。
それでも、お昼の小野川温泉は賑わって理うように見えた。


小野川の商店のガラス窓にほたる祭りのポスターが。
そうか、もう数カ月でほたる祭りかぁ。
なんだか実感が薄い。


さて、結局一日、子どもは家にいて過ごす。
寒い風が吹いているので外に遊びに行けないものなぁ。
まず、風邪をひかせないようにしなくちゃね。


2012.05.13:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

やっちまったなぁ

  • やっちまったなぁ
5月11日(金) 曇り 時々晴れ

それにしても、相変わらず風が寒い。
先日は、Тシャツを着て外で作業していたのに、今日はフリースを引っぱり出して着こんで出かけないといられない。

最高気温は14℃とか。
翌日はもっと気温が下がると聞いて、いやはや、風邪をひかないようにしなくっちゃ。

裏の池端にある2種類の椿のうち、ピンク色の八重咲きの花が満開。

満開と言っても、椿の花はじつに儚くて、たちまち錆色に滲んできてしまう。
ほんの短い期間楽しめる。
雪囲いをしていないところだから、大雪の下にびだっとなっていたのに、ちゃんと枝が持ち上がって花を咲かす。
ほんとに生物はすごいものだ。



お昼前、駐車場の雪もあと残りほんのわずかになった。
今日中に無くなるか?!とうところ。

健康診断があるために、お昼抜きで午後からの会議に出席。
ペットボトルの水を持参して、うっかり他のものを飲まないようにした。
およそ2時間の会議を終了。

そのあと、同じ施設の事務所によって打ち合わせ。
話の内容が不本意でもあったりして、いろいろとしゃべって一息ついたら、出していただいたせんべい二枚とチョコレート一個とお茶を飲んでしまった(--;
やっちまった。

冷静に話していたつもりでも、そうでなかったのだなぁ。
手は正直なんですねぇ。

というわけで、検診を受けるクリニックに、できるだけギリギリの時間に行って、その内容を伝え、なんとか受診できた(^^;



夕刻、6時過ぎに帰宅すると、駐車場の雪はまだ残っていた。
さすがにこの低温で、融ける速度が落ちたようだ。
2012.05.12:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

風寒し

  • 風寒し
5月10日(木) 曇り  風がとても寒い

寒暖の差が激しくて、身体によくないなぁ。
たいした強い風でもないけど、とても冷たいので、子どもを連れて散歩もできないし、さてさて、などという日なのだ。


小学校の田んぼがある国道沿いのところに、「草木塔の里」という看板が立っていた。
ふむ、ここは山間の田沢にあっては珍しく、数kmにわたって田んぼがずうっ見とおせる場所で、背後には大荒山の山並みが見渡せるポイント。
なるほど、いい場所だなぁ。
肝心の看板、もうちょっと(^^; かな?!

んでも、田沢地区がこういうカタチでアピールするのはわるくない。


さて、午前中はお寺で法事のご供養。
寒いのでストーブをつけて、ちょうどよかった。
この寒さの割合に、山を見てみると山菜も樹の芽ぶきも順調というか早いような気がするのだけれど…どうなんだろう。

毎年同じ日に同じ時間に登る山を見てると、麓に雪があって大雪の名残だなと思うのだけれど、中腹ではいつもよりも早いぐらいちゃんと、木々や草花が進んでいるようだ。
なんだか妙な感じがするのだ。




今日は外に出かけられないので、赤ちゃんも家の中でゴロゴロ。
人も天気が下り坂だと調子に影響が出るのかも。
相方が胃腸の不調でゴロゴロ。
子はそんな様子を感じるのかどうか、同じようなペースで寝ている。

家の中でできることをする、ということで諦めて、過ごす一日になってしまったのだ。
2012.05.11:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

人と人との間

  • 人と人との間
5月9日(水) 晴れ  やや風寒し

昨日もらったコシアブラを天ぷらに。
ちょっと食卓に着くのが遅れ、残りはすでに三つなり(^^;
んでも、んまいんまい。



コゴミのおひたしもうんまいうんまい^^

町のお祭りの酒の肴も、こっちの方が断然いいと思うんだげんどもねぇ…と、まだ昨夜のことを言っている、ししょもねぇ人です。






さて、お寺のお勤めを離れて、「おしょうしな市民カレッジ『初心者のための野菜園芸』」の第2回目。

講師の藤倉氏との息もあってきたかなぁ。
本日も12人全員出席(素晴らしい!)

愛宕コミセンで座学を行ってから、旧愛宕小学校付近の市民農園に出向いた。
大雪の影響と最近の不安定な天候のため、畑づくりの作業が遅れており、ちょうどまさに耕運作業の最中だった。

お天気相手の作業だからしかたがない。
今回は見学まで。
次回は実際に里芋などの植え付け作業になる。

それにしても、こういうい事業をやる時、行政(市)と関わる部分があるとなんで面倒なことが多々起きる。
任意で民間のものを活用できた方が楽なんだよなぁ(溜息)。






午後は相方が出かけたため、娘の子守り(^^;
ベビーカーにのせて町内を往復しているうちに寝てしまった。

お寺の駐車場の雪も残りわずかになった。
町並みの庭先にはいろんな花が咲き乱れている。
ゆっくり歩いて眺めないと気がつかないままだ。
子どものおかげで、こんな時間が持てるではないか。

家に戻って寝て起きると、上機嫌。
初めて声をあげて笑った^0^
でも、お腹がすいたらしく、今度は泣きだした(・・;
いやはや、この変化の速さはすごいなぁ



こんな格好で寝れるってすごいよね。




2012.05.10:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

町内の春祭り

  • 町内の春祭り
8日の春祭りのお勤め、金毘羅大権現が祀られているのは、お寺の裏山の中腹。
真っすぐ杉の木立の中の参道を登ってゆきます。

中腹に平になっているところがあり、そこには石宮が並んで建てられています。
ご神木と思われる大きな杉の木と、太いブナの木が待っています。



金毘羅様の石宮の隣には大宮さんの石宮。
ここには、地域のお母さんたちが大宮講という昔から続いている集まりがあり、秋口にお参りをします。
私たちが子どもの頃には、町内の家周りの宿で一日休んで飲んだり食べたりできる日でした。

さてさて、ご祈祷を終えてまた下山。
途中の湿地にはミズバショウ。





数年間、森林整備ボランティア活動の場として、多くの方に入っていただき、山の手入れをして、だいぶいい雰囲気になった。
お寺の周囲の環境もよくなると、遊んだりのんびりできる場になるのではいかと思って、少しづつやっているのだ。






続いて車で移動して、道端から階段を上ったところにある山の神さまへ。
ここはまだ雪が消えたばかりで、お堂の横にはショウジョウバカマが咲いていた。
祠の前に建てられている石のお地蔵さんが雪で足元から折れてしまっていた。
掃除の方が立ててちゃんとしておいてくださっていた。
これも補修してあげなければならないなぁ。



雪折れした梨の花を花瓶に投げ入れておいたら、ちゃんと花が開いた。
花瓶の下をちゃんと片づけとかないと格好わるかったなぁ^^;


さらに、市内のお宅でご祈祷のお勤めを終えて、午後からは、お寺の前のお稲荷様のお堂ともう一か所西宮神社をお勤めさせていただいて、ようやく夕暮れ。





町内の集会所にて皆が集まって直会。
それぞれのお社と祠でご祈祷されたお神酒をいただいて懇親の宴。
五種混合のお神酒^^

昔は一重持参で行っていた。
わかりますか?
各戸で重箱にお酒の肴になるよなものを詰めて持参して、お酒を飲んでた。
私はそれが好きでした。
かれこれ、十五~六年前まで行われていました。
けれど、これがけっこう負担になっていることも感じてました。
それで、500円集めて仕出しのオードブル的なものを頼むようになりました。



こんなかんじ^^
でもいいんです。
みんなが集まれることが大事ですから。



頂き物の「どぶろく」を、家で味見をしてから持って行きました。
ちょっとだけ酸味が出てしまってましたが、美味かった。
これを持参して好きな人にちょっとずつ飲んでもらった。

お祭りだから、こんなことして楽しむことにしている。
2012.05.09:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]