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衣更え

  • 衣更え
6月1日(金) 晴れ 朝は寒く感じるものの、お昼は気温上昇。
朝晩ともに陽が延びて、いやぁ好きな季節だなぁ。

昨日のわが家の大(?)イベントが終わったせいか、今朝は全員起きるのもなんとなくゆっくり。

相方は、「えっ、もう6月!もう半分終わった?!」
って、おいおい、何を寝ぼけているのだ、と言いたいとこだけど、勤めがない毎日というのは意外とそんなもので、自分も勤め人をやめたあとは、なん曜日なのかをススッと出てこなかったりしていたものなぁ。


というわけで?お昼から玉庭の人里離れた(失礼^^;)山に住んでらっしゃるHさんのお宅に、家族3人でお邪魔した。
町道から未舗装の道路に入ると道端の木立に藤の花が咲き揃って見事である。
しかもその花の色が濃くて、なかなか品の良いものなの。

特にトップの画像の木には、根元から藤の蔓がきれいな螺旋状に巻いて登っているため、いい塩梅な具合に咲いている。
巻かれている樹木には気の毒なのだが、しばらく頑張ってもらおうかなぁ。




Hさんの家の前からは、遥かかなたに連なる山々が見え、周囲はさほど大きくない雑木林が眺められる。
天空の城に居るような気分になる。
いろいろと、話しをお聞きして、いろんな創造力(妄想力)が刺激されて帰宅。
楽しかった。
Hさんまたお邪魔をさせてくださいませ^^



今日から衣替えなのだけれど、「あれ、6月だっけ?!」って言っているくらいだから、もちろんまだで、ボチボチとすることになりそう。
私は、文字通り衣更えで、法衣や外出用の改良衣などは絽や紗(風のもの)に変わる。

まだ、寒かったり暑かったたりするから、普段は半袖でも、脱いだり着たりまめにしないとね。


娘のチビ姫は、お尻のところにプリントのある服に^^
これは、抱っこしたときや這い這いをした時に可愛いところが見えるようにという、成長過程を意識した装飾なのだろうね。
これもまた。一種の衣替えかもしれんね。
2012.06.01:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

お食い初め

  • お食い初め
5月31日(木) 晴れ

娘が生まれてほぼ120日。
好い日を選んで「お食い初め」を行った。

私はその記憶はもちろんなく、経験もないので、どんなことなんだろう?ぐらいな気持ちでいた。
けれど、私の父親の思い入れが強く、お仲人さんと相方の両親を招いての儀式となった。

まだ、食べられるわけではないので、お膳のお料理は食べる真似だけで、相方が作った10倍粥を口に含ませた。
その役割は、当家のいちばんの年長者ということで、父親が行った。





不思議で、なんとも面白い行事なのだ。
けれど、子どもの成長を喜び、これからちゃんと生きて行けるようにという願いが込められてきた、人生の儀式なのだろうと思う。

様々な人に支えられながら人は育って生きて行く、そういうことも、改めて認識する場でもあるのだろう。




お祝い事が始まる30分前に、檀家さまからご家族がお亡くなりになったという連絡があった。
じつは、朝からそのようなことがありそうな気がしていた。
私の母も、かつて近所に住んでおられたその方の夢を見たと言っていて、私も同じようなことを朝方感じていたからだ。

そんなことはあるまい・・・と思われるかもしれないけど、これは不思議なことで、電話があったと聞いた時、「やっぱりそうか」という思いがしてならなかった。

生まれ育つ命があれば、この世の生を終える人もある。
これはしかたのないことなのだ。

お昼過ぎにご供養にうかがって、檀家さまとそんなお話をした。

子どもが、おかげさまですくすくと育っていること、じつにありがたいことなのだなぁ。

2012.06.01:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

陽が延びて

  • 陽が延びて
5月30日(水) 晴れ
風はやや冷たいものの、陽の光が強くなり、ますます陽が長くなった。

上中原の草木塔が建っている周辺の草むしり作業を行った。
おいたま草木塔の会の役員たちが、朝5時半から約1時間ほど。

メンバーの方々は、あいかわらず集合時間より早く集まって作業開始している^^;



ほどほどにきれいになったところで終了(^^;
草木塔を見学に訪れる方が多くなっており、各所の草木塔の場所を順番に手入れを行うことにする。



帰宅後、朝食をとってから、地区内のお宅にうかがって屋敷神さまのお祭りのお勤め。
例年4月中に行っていたのだが、先月はまだ雪が残っていたため、一ヶ月延期して執り行った。
今年はこういう例が多い。
また、雪で御宮が壊れたり倒れたりというようなこともあり、修復のため遅らせたということもあった。



やや遅めの昼食を外で摂ってみた。
いくぶん風が強いのだけれど、その分虫もいなさそうだったので、気分転換。
裏の草むらに行くと、このへんで「ぬっか」という小さな虫がわんさか出てきて、これがいつのまにかくっ付いて血を吸うのだろう、ものすごく痒い。

これが子どもについたら、もごさいなぁと思ったのだけれど、大丈夫だった由。

私は子供の頃から虫が寄りやすいようで、蚊やぶど(ブヨ)などにしこたまくっつかれている。
もう、畑で腕などをやられて、ボコボコになっている。
なんでかなぁ?!汗臭いからだべがね(^^;



それでも、ムヒ軟膏を塗ったぐらいで、山に行ってまたかれるというくり返しで懲りないのだ。



夕刻、暖まったアスファルトの上が気持ちいのか、猫が寝そべっている。
ますます陽が延びて、19時でも薄明るいぐらい。
ほんとにいい季節だ。

明日は娘の「喰い初め」をする。
早いものである。
2012.05.31:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

  • 峠
5月29日(火) 晴れのち曇り、一時小雨

今日も大気が不安定ということで、昨日のような雷雨を心配したが、小雨がぽつっと当たる程度で終ったようだ。

大雪のため一ヶ月延期して、6月8日(金)に「大荒沢不動尊」の春祭りを行う。
春は、午後一時半から「大般若転読会」。
その準備と掃除を2日(土)、早朝作業で行うため、その協力お願いの依頼を、あちらこちらを回ってお願いしてきた。

入田沢から口田沢、米沢市内も含め、約三十軒ほど。
幸い雨に当たらずに終了。




画像は、米沢市入田沢と川西町玉庭の境にある、かつてサンマリーナ玉庭。
スキー場とゴルフ場を兼ねた、レジャー施設としてバブル時代の終盤に十数年稼働していたところだ。

今は…遠目で観ても、建物が壊れたり老朽化しているのが解るようになった。
今冬はとりわけ雪が多く、損壊してしまった周辺の建築物が目につく。

峠道が好きだ。
米沢盆地のその山間地に生まれ育ったのだから、否が応でも峠は越える必要がある道路としてある。
それにしても、子どもの頃から、この山を越えたらどこに行くのだろう、そう思うと自転車で峠越えを試みたものだった。
親に言うと止められるに決まっているので、黙って行って、たいへんな目にあっても素知らぬふりをして帰って来る。

そういう指向は大人になって、いいオヤジになっても基本は変わらない(--;

というわけでもないのだが、入田沢から玉庭に抜ける峠を車で登って眺めてみた。
そこには、冒頭の画像にある道標が建っている。

向かって右に行くと高明ヶ沢、左へ行くと田沢の戸長里へ行くと記されている。

そこから、またバブル時代の遺物となった山の方に視線を移すと、なんと物悲しい気分になるものだ。



夕刻、わが家に近い田んぼでは、あちらこちらで田植え機で田植えをしている。
その近くの林は、藤の花が咲いて、緑の木に薄紫が映えている。
これもじつは、林を手入れしなくなったせいで、近年そうとう広範囲に観られる風景だ。

山里に暮していても、あれこれ、風景は変わってきているものなのだ。



2012.05.30:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

緑あふれて

  • 緑あふれて
5月28日(月) 晴れ のち雨
大気が不安定で、昼頃から急に天気が変わり雨になった。

このあたりではそれほどでもなかったが、雹が降ったり、雷雨で人が亡くなるという事故も。
今年は先日の竜巻発生に見られるように、急激な変化が多い。
明日も引き続き気をつけた方が好さそうだ。



朝はこんな快晴のお天気だった。
田沢でも田植え日和かと思われたのだけれど、田んぼで雷は怖いよね。

わが家の畑にはちょうど良い雨で、畑の土起こしにはいいあんばいになった。



日が長い一日、夕暮れ近くの裏山は、雨のお陰で緑がうっそうとしてきた。
雑草も繁茂して、むしらなければならない草、刈らなければならない草むらが、待ったなしに、いつの間にかなってきた。

近所から草刈機の音が響くようになってきたしね。



ほんとによく寝る娘。
お風呂に入れて、お乳を飲むとスヤスヤと朝までグッスリと眠る。
なんと親孝行なことか。

今夜もよく眠ってる^^
2012.05.28:dentakuji:コメント(2):[なあまず日記]